BizRobo!_ロボット解析のすゝめ
ロボットの中身をみたことはありますか?
Design Studioではなく、テキストファイルとして。です。
そもそもテキストファイルなの!?というところからの方も多いかもしれません。(正確にはXMLファイルです)
少しの間、ロボットを解析・活用したことがあるので、その経験を踏まえて
マニアックなロボットの見方。をお伝えしていきます。
①BizRobo!をメモ帳で開いてみよう!
普段、DSで開いているBizRobo!さんをメモ帳で開いてみます。
開き方は簡単!
ロボットファイルを右クリックして[プログラムを指定して開く]>[メモ帳]を選択するだけです。このように表示されます。
最初の方にある数字の羅列はバージョン情報ですね。
そのロボットがどのバージョンで作成されたかがわかります。
また、バージョン情報が複数書かれていた場合は、旧バージョンで作成後、
別バージョンで開いて編集したこととなります。
それ以降は呪文のような文字が続きます。
(じっくりと見ていくと何となくわかりますが……)
ただ、その呪文の中でも見た目が大きく異なる部分があります。
例で下記を挙げます。
全体が<>ではなく{}で構成されています。
この部分は"DAステップ"になっています。
※Ver.11.1.0.4からは{}の構成はDAロボット側のみになります。ね!
②別のツールでみてみよう!
先ほど「メモ帳」を使ってみていただきましたが、
ロボットをテキストベースで編集する方・ロボットを解析する方に
お勧めしたいツールがあります。
以下の2つです。
・Sakuraエディタ もしくは 秀丸エディタ
・Visual Studio Code
一つ目はロボットを編集するためのツール。
二つ目は見やすくするためのツールです。
(1)編集ツールの必要性
メモ帳で編集・登録をするとロボットファイルが破損することがあります。そのため、テキストベースで編集する方には編集ツールを入れていただくことをおすすめします。(自分はSakuraエディタを活用しています。)
(2)見やすくするツールの必要性
百聞は一見に如かず。ということで、先ほどメモ帳で開いたファイルを
Visual Studio Codeで開いてみます。
色付きでわかりやすく表示されるので、解析にぴったりです。
※なお、簡単にロボットファイルを各ツールで開くために
右クリックメニューから開くことができるようにしています。
最後に……
以上、簡単ではありましたが、個人的な「ロボット解析のすゝめ」でした!
ここらへんができて何がどうってことはないです。あくまで自分も楽しんでいるだけです(笑) でも、ここら辺を解析することで、例えば無効ステップを有効にしたり、あとはとある条件のステップの有無を確認したり……
あと、ロボットから仕様書が作れます(キチガイ)