BizRobo!でのマクロ実行

もくもく会に参加したときに話題になったので、メモ程度に……

マクロの実行方法

BizRobo!には[マクロ実行]ステップはありません!!!
……なので、別のアプローチでやる形になります。
※下記ナレッジベースを参考にしています※
https://knowledge.bizrobo.com/hc/ja/articles/360031566632

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1.VBSを用意する

まず、マクロを呼び出すVBSを用意します。
下記コードをメモ帳にコピペして、拡張子vbsで保存します。

※ナレッジベースには下記をロボットで作成する流れを作っておりますが、
個人的に下記コードが記載されているVBSファイルを作成する方法が好き。
Dim excelApp : Set excelApp = CreateObject("Excel.Application")
excelApp.Visible = False

Dim targetFile : targetFile = WScript.Arguments(0)
Dim targetMacro : targetMacro = Wscript.Arguments(1)
excelApp.Workbooks.Open targetFile
excelApp.Run targetMacro
excelApp.Quit

2.VBSを呼び出すステップを作成する

ロボット側でVBSを呼び出すステップを作成します。
[コマンドライン実行]ステップを使用します。

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コマンドライン部
(VBSファイルフルパス、マクロファイルフルパス、マクロファイル名は変数等で渡してあげてください。)

cscript //nologo "VBSファイルフルパス" "マクロファイルフルパス" "マクロファイル名"

以上で終了です!簡単です!!!よ!!!
……ただ、できることであれば[抽出]や[終了コードをここに保存]に変数を設定してあげることをお勧めします。(エラーになったかどうかの判別や、エラーメッセージ等を取得できるので……)

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私の場合、vbs実行結果というタイプファイルを作成して、各変数を作成しています。

最後に……

あくまで一例ですが、自分はこれをデフォにしています。
一点だけ。マクロ側でポップアップが出てしまうと無限待機してしまうので、ポップアップが出ないようにだけしていただきたいです!

もっと語れることがある気はしますが、とりあえずここまで!


ITスキルほぼ0でRPAエンジニアになった人。今はBizRobo!を中心に、広く浅くときどき深く勉強しています。