衛生管理を追求することのメリット・デメリットについて

今回は衛生コンサルタントとして仕事をしている筆者の経験から、衛生管理を追求すると家庭内・会社・工場にどのようなことが起きるか、以下の通りにまとめました!
 
・衛生管理を追求することのメリット
①身の回りや自分の職場がスッキリする

まず目に見えてわかる効果が身の回りが片付くことです!
基本、衛生管理というのは5S(整理・整頓・清掃・清潔・習慣づけのローマ字読みの頭文字「S」から5Sと呼ばれる)を行うことですので、目に見えてわかるのが物がなくなり、片付いていることになります。
 
②自分の仕事や業務に集中でき、業務の効率性が上がる

周りの環境が片づけられていないと片づけに時間を取られてしまい、結果自分が本来すべき業務に時間をさけることができなくなってしまいます。
しかし、元々習慣づけて衛生管理を行っていれば、すぐに自分の業務に取り掛かることができ、結果業務の効率性が上がります。
 
・衛生管理を追求することのデメリット
①衛生管理の度合いが各個人でばらつきがある
どうしても衛生管理は人により行うものであるため、人の家庭環境や過去の経験から、衛生管理の度合いにばらつきが出てしまいます。
(例:潔癖症の人とおおざっぱな人)
 
②取り掛かるのに時間と労力(お金)がかかる
古くから操業のある工場では、これまでの古い資材が残っているため、片づけるべき対象が多く、かつ本業の仕事が忙しいことから、結果なかなか手が付けられないことが多いです。また、本業の仕事に加えてそのような片づけ・整理の時間がかかるため、時間や労力(外注の場合にはお金)がかかります。
 
③なかなか衛生管理の徹底が会社の売上・自分の能力向上に直結しない
たぶんここがミソ(笑)おいしい(売れる)と安心・安全は違いますし、なにより


「整理整頓したところで、、、」とか

「別に今問題ないからいいんじゃない、、、?」とかいう声をよく聞きます。


しかし、1件の食品事故が起こってしまうと取り返しのつかない事態になりますし、何より

片づけ・整理整頓=仕事の基本

が分かっていないのが意外と多いです(もしかしたら、分かっちゃいるけどそこまで手を付けられないのが実情なのかもしれません、、、)


是非片づけや衛生管理というものを普段から意識していただいて、この記事を読んでくださった人の勉強や仕事の効率が少しでも上がることを願ってます🙇✨

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