今度こそ天空で行く!!高野山ツアー
2016年3月27日
前回の高野山ツアー『天空に乗れなかった高野山ツアー』から約一年。
昨年末にMさんから「私も高野山に行きたい!!」との一言でリベンジが決定した高野山ツアー第二弾。
その名も『今度こそ天空で行く!高野山ツアー』の始まりでございます。
何事も支度8分本番2分と申します。
二度目の失敗はあり得ないと、余裕を持ってメンバー募集。
事前に10人のメンバーを確保できれば、天空の団体予約が取れます。
そして、出発日の1ヶ月前には11人のメンバーが確保できたので、
南海国際旅行社へFAXで団体申し込み。
これで、天空の予約は終了!!
今度こそ天空で高野山に行けます。
そしてセットにしていた精進料理は前回と同じ手順。
高野山の観光協会にネットで申し込みをして、準備万端。
後は、出発日を待つばかりとなりました。
そして来る3月27日。
中百舌鳥駅で再び世界遺産切符を購入します。
高野山までの往復切符と高野山でのバス乗り放題。
更にはお土産の割引までついたお得な切符。
高野山へは是非『世界遺産切符』をご利用下さい。
(と、宣伝しておきます★)
中百舌鳥駅に集合したのは12名。
途中合流のYさんとドキリコさんを合わせると総勢14名。
これは泉北倶楽部のイベント最大人数になります。
ああ、泉北倶楽部も大きくなったなぁ。
なんて、感慨に耽っていると、ポツリポツリと雨粒が。。。
いや、天気は午前中は持つって言っていたのになぁ。
なんて言っていると「私は悪くないですよ!?」と、よこまるさん。
うん。流石は『家を出た瞬間にゲリラ豪雨に見舞われた』という都市伝説(本人談)を持つ無敗の雨男・よこまるさんだ。
まぁ、幸い、雨はすぐに止んで、電車も到着。
各停に乗って北野田で急行に乗換え。
南海本線沿線から参加して下さったYさんと電車の中で合流。
もう一人のDさんは車で高野山に行くと聞いているので、これで全員集合。いやぁ。今度からは名簿を作って行こう。。。
無事13人全員とともに橋本駅に到着すると団体予約のFAXを持って発券所へ。
「13名でご予約の泉北倶楽部様ですね。」
なんて言われると、ちょっと嬉しかったりして。
私たちが乗ってきた急行・極楽橋行きが駅から出発すると、その向こうの線路に緑の天空が留まっていました。
その天空が折り返し線へ入れ替えを開始していよいよホームに据え付けです。
その間にまとめて買った座席指定券を一人一人に配って、天空へと案内します。
うん。なんだかプロのガイドさんみたいになってきた。
乗り込んだ天空は仄かに木の香りに包まれていて、乗り込んだみんなが「わぁ~☆」と声を上げてくれました。
本当に予約できてよかったぁ~
みんな各々座席について、いよいよ電車は動き出します。
駅を出てしばらくすると眼下に碧い紀ノ川が広がります。
大河ドラマで有名になった九度山を通り、
列車はいよいよ高野下へ。
今は遊歩道になった高野森林鉄道の跡地を見下ろし、玉川の渓谷を渡り、列車は山肌に沿ってドンドンと高度を上げていきます。
傾斜50‰。1000メートル進めば50メートル高度を上げる。
そんな傾斜は、日本国内でも珍しく。
それが西の南海高野線、東の箱根鉄道。と、日本二大山岳鉄道に数えられる由縁なのです。
(前にも書いた気が。。。)
楽しい時間は瞬く間に過ぎ去って、電車は極楽橋の駅へと到着しました。せっかくなのでここで記念撮影。
本当は運転士さんや車掌さんにも入って欲しかったんだけど、恥ずかしくて言えなかった。
その代わり?にカメラを運転手さんに手渡して、写真の撮影をお願いすると快く引き受けて下さいました。
やっぱり観光客相手だと愛想も良くなるね。見習おう。
そんなこんなで『泉北倶楽部』のプレートを出して記念撮影。
すると、「あれ、泉北高速の方ですか?」と運転士さん。
うん?泉北倶楽部のプレートから連想したのかな?それとも、、、仕事で会ったことがある??
一瞬返事に躊躇しましたが、黙っていても始まりません。
正直に「はい泉北高速の車掌です」と名乗れば「え!?泉北高速の?」と驚かれてしましました。
しまった、連想しただけだったか。
まぁ、どちらでも良いのですが。
「会社とは関係なく。個人のツアーなんですよ。」と運転士さんと笑顔でお別れしました。
ここからはケーブルカーで5分。
日頃ケーブルカーに乗る機会なんて少ないから、
ドイツからの留学生フリッツも興奮気味。
ガクンと留め具が外されると、ケーブルカーはグングン高度を上げていきます。
途中、上りのケーブルカーとすれ違い。
(下っているのに上りとは、これ如何に?? 理由が分かれば鉄道通です!?)
そしていよいよ世界遺産の高野山に到着!!
中百舌鳥を9時30分に出て、高野山が12時前。
結構な長旅です。
改めて高野山駅で記念撮影。
そして、バスに乗って高野山へ移動です。
バスも天空仕様ですね。
高野山の金剛峯寺で最後のメンバーのドキリコさんと合流。
せっかくなので金剛峯寺へお参り。
実は金剛峯寺にお参りするのは初めてでした。
一通りお参りを済ますと時間はもう12時過ぎ。
ランチの時間が近づいてきました。
お昼は大明王院さんでいただく精進料理。
改めてバスに乗り込んで移動して大明王院さんへ向かいます。
「精進料理はここですよね。」と問いかけるNさんに
「そのはずですよ。」と自信なさげに答えます。
実は、精進料理の予約は観光協会を通じて行い、その際に観光協会から宿坊さんが指定されるのです。
「ああ、こっちからここで食べます。って訳じゃないんだ。」と納得いただいて、大明王院さんの山門を潜ります。
本当にこの宿坊の雰囲気は何度味わっても良いのもですね。
趣のある廊下を渡り、畳のお部屋に案内されます。
お部屋にはもうお膳が準備されていました。
お茶を汲み、ご飯をよそって支度が済むと、
「では、団長から挨拶を」とお声がかかりました。
「本日はお集まりいただきまして、ありがとうございました。メンバーも14人と過去最高の大人数となりました。今日は初顔合わせの方が多いと思いますが、泉北倶楽部は和気藹々と友達の和を広げる会なので、肩の力を抜いて楽しんで下さい。」と、緊張して上手く喋れませんでしたが、、、
とりあえず、気持ちは伝わったかな?
「では、お手を合わせて、いただきます。」
時間はお昼過ぎ。
ご飯はアッという間にお腹に納まっていきます。
おかわりをいただいて、落ち着いた頃、「自己紹介しましょうか?」と提案の声。
そうだよなぁ。
あまり堅苦しくなるのは嫌なんだけど、しないわけにもいかないよね。
『アイスブレイク』を勉強しておけば良かった。
もう何度も泉北倶楽部に参加してくれているモッチー。
日頃からお世話になっているNさん。
Nさんと一緒に参加してくれたドイツからの留学生のFさんは、アニメが好きだそうで。
しまった。もっと話しすれば良かった。
前回の高野山ツアーから泉北倶楽部のメンバーになったMさんは、今回で続けての高野山。
そのMさんと同じように、今回飛び込みで夫婦で参加いただいた冗爺さん。Nさんと同じようにいつもお世話になっているYさんNさんMさん。
「いつもはイベントのお手伝いをする事が多いんですが、泉北倶楽部ではお手伝いして貰う側なので、すごいウキウキしています。」
なんて、素敵な笑顔を見せられるともっと頑張ろうなんて思っちゃいますよ。
(14人全員は紹介できずに割愛させていただきました。
スミマセンm(_ _)m )
自己紹介を済ませて和んできたところで、「次回はどこに行きましょう?」なんて質問。
よこまるさん推奨のくろんど公園。
京都の鉄道博物館。
泉北のサバゲーフィールドなどなどアイデアがわいてきたところで、
「伊勢に行きたい!!!」と笑顔が素敵なMさん。
うん。特急しまかぜには乗ってみたい。
なにぶん、泉北倶楽部のメンバーには鉄分が多い方が多いのです。
旅行と聞くとすぐに鉄道と結びつけてしまうのは、悪い癖です。
そんなお話をしているとお食事も終了。
こっそりお見送りしてくれている、こうやくんとお別れして高野山散策に向かいます。
とはいえ、高野山自体はもう何度も訪れている方も多いので、今回は基本自由行動。
Nさんを中心とした奥の院班。
私を中心とした金堂、大門班。
そして、一人で九度山へと向かったよこまるさん。
「高野山の大門、金堂は車やバイクだと通り過ぎることが多いんですよね。」とはモッチーの言葉。
そうそう、奥の院は近くに駐車場があって、これぞ高野山って感じで見ないことはないんだけど、
大門、金堂は通り過ぎちゃうんだよね。
じつは私もここに行くのは初めてのこと。
通りから金堂へ向かう小径を通り、パンフレットで見かける塔のなかへ。
大きな仏像が何体も鎮座していて荘厳な雰囲気を醸し出していました。
それから境内を散策。東塔、西塔。それから金堂の中に神社がありました。
金堂の見学を終えて大門へ。
ここの大門は、町石道という山道を登って高野山へ来るといきなり目の前にドンと現れるようになっていて、本当にここからは別世界だと感じさせてくれるようになっているのですよ。
大門の見学をしている内に時間は集合時間に近づいてきました。
バスに乗って高野山駅へ向かうと、一足先に駅に着いていたNさん班はこんな写真を撮ったいたそうで。
格好いい!!!楽しそう!!!
私たちが到着するとタイミングよくケーブルカーの発車の時間。
締めに集合写真を撮って、上りのケーブルカーに乗り込みます。
(上の答え合わせ。
山を下っていても、難波へ向かっているので『上り』なんです。)
そういや心配していた雨もホンの2、3分パラパラと降っただけで晴れ間も覗いた良い天気でした。
途中の九度山でよこまるさんも合流して、、、
「いやぁ。途中で通り雨に遭いましたが、天気も持ってくれて良かったですね。」と一言。
アレ!?高野山はそんなに言うほど降ってなかったよ???
そして新たな都市伝説が生まれたのでした。
帰りの電車の中でもみんなでワイワイお喋りしていると、アッという間に中百舌鳥へ帰ってきました。
駅のホームで締めの挨拶をして解散。
皆さんお疲れ様でした。
そして、近くのベラシオラーメンで夕食。
ラーメン、美味しかったです。
こうして、今回の泉北倶楽部『今度こそ天空で行く!!高野山ツアー』は
みなさんのお陰様で楽しく幕を閉じました。
本当にありがとうございました。
また、次回、機会が合いましたら気軽にご参加ください。
では、次回。
『くろんど公園散策』
『京都鉄道博物館』
『特急しまかぜで行く!!伊勢志摩ツアー』
『泉北サバゲー』
『古民家で癒やされたいむ』
などなど、アイデアはあるので、色々企画していきたいです。
皆さんのご参加をお待ちしています。
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