都営新宿線沿線膝栗毛 八編:大島~西大島の巻 2023.11.11
大島駅からスタートだが、電車でウトウトしていたら、あやうく一つ手前の東大島駅で降りるところだった…東大島、大島、西大島と3駅連続大島なので紛らわしいですな。
南へ進路を取りずーっと歩く。
ここ数日で一気に気温が下がり、今日も北風が強くて寒い。秋を通り越して冬の空気感。
しかも電車内は暑くて汗かいたので余計冷える…
小名木川を超え、しばらく歩くとテレビなどでよく見る砂町銀座商店街の入り口が見えてきたが、商店街はあとで行くので今はスルー。
さらに南へ歩くと最初の目的地、仙台堀川公園に到着。
延長3.7km、面積10.4ha、都内最大の親水公園とのこと。
江戸川区の親水公園も結構大きかったけど、あそこはいくつもの公園が数珠繫ぎになっていたから最大ってわけではないのか。
入ってすぐに江東区指定有形文化財の旧大石家住宅がある。
かつてあった砂町運河は埋め立てられたが、水路を模したような川が通っていて夏は涼しげ。
「区民の森」をテーマにしているようで、花の小径、仙台堀川緑道などの名がついているが、今は時期的に地味な色味。
江戸川区の親水公園のときにも言ったが、近所にあったらいいなと憧れる公園。
公園はまだ続くが切りの良いところで北上し、砂町銀座商店街へ。初砂町銀座。
道幅が思ったよりも狭く、そのぶん人が密集している。
お惣菜が美味しそうだが、結局何も買わずに通り抜ける。
グーグルマップで下調べしていたら気になる神社があった。
その名も志演尊空(しのぶそんくう)神社。
初めて聞く名前だ。
境内の案内板によると、鷹狩りで訪れた徳川綱吉が命名したらしい。
しかしこの神社で一番驚いたのは狛犬。
両方とも口を開けていた。
寺社仏閣は300社以上訪れているけど、両方口を開けている狛犬を見るの初めてじゃないかな。他にいたっけかな?
グーグルの口コミ見たら、本殿の裏手に庚申塔があったようだ…裏へ回れたのか…
南北へ伸びる線路がある。貨物列車の越中島支線の線路だ。
電車が通ることを期待しながら線路と並行して歩いていたけど、来るはずのないショッピングモールアリオ北砂に来てしまい、道を間違えていたことに気づく。
住宅街を歩いていくと都営北砂一丁目アパート給水塔がひょっこりと現れる。
フォルムが前回行った都営大島五丁目第二アパートの給水塔と一緒だ。
ちょっとググってみると、どうやら都営の給水塔はほとんど同じデザインのようだ。
横十間川に出て、親水公園沿いを歩く。
今は川に近づかせないのが当たり前になっているのに水上アスレチックなんかがあって素敵な場所だ。
小名木川クローバー橋は十字にクロスしている橋。
どうにかクロスした橋の全景を写真に収めたかったが撮れず…
画像検索してもみんなうまく撮れていないみたい。
横十間川と交差している小名木川沿いを歩いていると、さっきの越中島支線を通す橋が見えてきたが、これまた風格あるサビ具合。
名前を調べたら小名木川橋梁。今はアリオ北砂になっているところに小名木川駅があったことも知る。2000年まではあったのか。
西大島駅でゴール。
しかし体力的にまだ余裕があったのでもう一駅歩けばよかったなぁと帰りの電車内で思ったのであった。
<本日の行程:6.5km>
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