都営新宿線沿線膝栗毛 初編：本八幡～篠崎の巻 2023.4.29
膝栗毛の第6シーズンは都営新宿線沿いを歩く。
最寄り駅が本八幡駅なんで、そこから始発で出ている都営新宿線を歩くのはもはや必然だったというか。
でも新宿線は普段ほとんど使わない路線なので結構新鮮なのです。
まずは本八幡駅の駐輪場で自転車を止めてスタート。
歩いて1分。本八幡の有名人、JAGURさんの店舗兼住居兼スタジオの洋服直しの村上が見えてきた。JAGURさんのことを知らなくても何だこれは？と思うはずな異彩を放つビルディング。
本人にまだ遭遇したことがないのでいつかバッタリ会いたい。
今日は祝日なので店舗は休みっぽかった。
本八幡の南側も普段行かないので、イオンタウンの新しいお店も出来ていたり街並みが少し綺麗になっていることに驚きながら歩く。
市川市文化会館の前を通り、そのまま歩いていると、いつの間にか旧街道っぽい道の狭さに。
その道沿いに甲大神社がある。
「かぶとだい」と読む珍しい名前の神社で、調べてみたら平将門や源義家の兜伝説があるようだ。庚申塔もあり。
横道に稲荷木緑道があったのでそっちを歩く。
これはひと目でわかる川の跡だ。
いい緑道だが、こっちへ来たがために、予定していた神社と駄菓子屋へは行けなくなる。
緑道の終点が江戸川の堤防。上がると江戸川の景色が広がる…が、風がメチャクチャ強い。
今の時期、春の強風が続いているが、川沿いは風の強さが一段と強くなる。
そして橋の上はとんでもない強さに…
行徳橋は2020年にリニューアルして歩道が広くなり歩きやすくなっていた。
前回膝栗毛で来たときも風の強い日で、今回も渡るのに一苦労するほどの強さ…
とにかく必死で強風を堪えて橋を渡りきる。
江戸川水門の近く、州の先端の部分が河原番外地で千葉県と東京都の県境があいまいな境界未定地域となっている。
江戸川の流路を変えたことによる両者の食い違いが原因らしい。
東京側へ渡り、江戸川の西側の堤防を歩く。
看板には健康の道とあり、このまま北上すれば葛飾柴又まで行けるっぽい。
でもロードサイクリングの自転車が何台も通って、周りの景色を見ながら歩いているとちょっと危ない。
河川敷には篠崎ポニーランド公園があるのでポニーを見ながら休憩しようと思ったが、ポニーがいない…
しかたがないので公園はスルーし、堤防の下の篠崎ポニーランドに厩舎があるので、そこでポニー見れるかもと行ってみる。
信号待ちをしていたら、ポニー来た。まさかのポニーとすれ違う形に。
思ったよりも大きい。そういった品種なのかな。大人でも乗馬できそう。
篠崎エリアは新宿線が通るまで陸の孤島状態で東京のドンツキ。
その雰囲気を楽しみながら歩く。
周辺は水路が多くあったようで地図を見ると水路跡の緑道がいたるところにある。
これといったスポットはないが、歩きやすい。
今日は終始風が強く、たいして歩いていないのにどっと疲れた…
＜本日の行程：5.34km＞
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