都営新宿線沿線膝栗毛 十編:浜町~神保町の巻 2024.1.14
風が冷たいが、今日も快晴散歩日和。
今回はいつも以上に寺社仏閣を巡るので、小銭の準備は万端で出発。
浜町駅から明治座の前を通り、笠間稲荷神社へ向かう。
日本橋七福神めぐりというのがあって、笠間稲荷神社もそのひとつ。
小網神社と水天宮は以前の膝栗毛で参拝済みなので、今日は残りの5社を巡ってみたい。
ちなみに笠間稲荷神社は寿老人を祭神としている。
徒歩数分で七福神めぐりの末廣神社がある。
ここは御朱印の行列ができていた。
毘沙門天を祀っているので今年のお守りを買う。
吉原遊郭はかつてこの辺りにあったようだ。
浜町緑道沿いにある勧進帳の弁慶像をチェックし、都営新宿線とは逆方向の南東方向へ歩き、濱町神社へ。
七福神とは関係ないが、地名にもなっている神社なので行ってみた。
境内はトルナーレ日本橋浜町の敷地内にあったので比較的新しい社殿が広がっていた。
中央区立蛎殻町公園にロッキンパッピーと呼ばれる遊具があるので行く。
最近この遊具をよく目にし、段々と気になりだして、ついには写真に撮り集めている。
しかしロッキンパッピーはあったものの、子供が遊んでいて写真に撮れず…
人形町界隈に戻って、大国神の松島神社へ向かう。
ここはビルの一角にあったので、気づかずに一度通り過ぎてしまった。
水天宮の前を通るが混雑してそうなので、ここはスルーして布袋尊の茶ノ木神社。
やはりここにも参拝者が。けっこう七福神めぐりをしている人がいた。
浜町周辺はオフィス街だからか、日曜日の今日は歩いている人はあまり見かけず閑散としていた。
人形町エリア。
ここまで来ると人も多くなってきた。
甘酒横丁を軽く冷やかし、末廣神社のほうまで戻ってきて日本橋堀留町にある三光稲荷神社へ。
今は小さな稲荷神社だが、三光新道といわれる参道がある。
何故に参道があるのか調べてみたら落語や歌舞伎に出てくるとしかわからず。
恵比寿神の椙森神社。ここも御朱印の行列が。
境内に富塚があった。
耐熱ガラスメーカーのハリオの本社ビルが登録有形文化財。
コーヒー好きなので豆の保存容器やドリッパーはハリオ製を使っている。
東日本橋まで歩き薬研堀不動院へ。
ウィキペディアによると目黒不動、目白不動とともに江戸三大不動として知られているようで、三大不動コンプリートできた。
本堂の中では護摩祈祷が行われていた。
馬喰横山駅をチェックし、龍閑児童公園の隣りにある竹森神社を参拝。
今気づいたが、この公園は中央区と千代田区の区境にあるらしく『千代田区立 龍閑児童公園』と『中央区立 龍閑児童遊園』に表記が分かれている。
公園内は特に区切られてはいないようだが…。
龍閑川の暗渠道を歩く。
小伝馬町にある十思公園は伝馬町牢屋敷跡で、この地で処刑された吉田松陰終焉の地の碑もある。
公園の隣に小伝馬町牢屋敷展示館があるので行ってみるも、そこは老人ホームで展示館の看板はどこにもない。
諦めて他へ行こうとしたら、初老の夫婦が声をかけてきて、どうやら彼らも展示館を探しているらしい。
なので一緒に探すことに。奥さんのほうがグイグイいくタイプで老人ホームの中へ入って行って誰かに聞いてみようとするも、受付に人がいない…と思ったら、エントランスに小伝馬町牢屋敷展示館のジオラマがあった。
展示館というから一部屋分くらいの展示スペースがあると思いきや、ジオラマひとつのようだ。
その老人ホームの入り口には展示館入り口など何も書いてないのでこれは誰もわからないのでは…
ともかくその奥さんの積極性により見つけることができた。
十思スクエア(旧中央区立十思小学校)の外観の写真を撮って、岩本町駅を経由して小川町駅をチェック。
途中にある看板建築も見逃せない。
御茶ノ水エリアの明大通りにある千代田区のカラーマンホールもチェック。
この鉄腕アトム柄のマンホールカードは江戸城外堀膝栗毛で入手済み。
夏目漱石はこの地にあった小学校を卒業したようで、ここには「吾輩は猫である」の碑が建てられている。
やっと神保町エリアまで来た。
神保町の古本屋が何軒か閉まっていたけど日曜日だからかな。
数えてみたら寺社仏閣を9社もまわったようだ。さすがに自己新記録。
都営新宿線も残すは5駅。あと2、3回でゴールな算段です。
<本日の行程:10km>
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