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都営新宿線沿線膝栗毛 九編:西大島~浜町の巻 2023.12.23

今季最強寒波が来ているけども天気はいいのでお散歩開始。

まずは大島愛宕神社
境内に小林一茶の句碑が建てられているが、そのことをスッカリ忘れていて確認していない…。

大島愛宕神社

横十間川を渡り、通りの両脇に大きな公園があってそちらも気になるが、住吉駅をチェックして摩利支天尊 日先神社へ。
名前が変わっているので訪れたが、今は住宅街の一角にお堂がポツリと鎮座しているだけ。
カゴに覆われたお稲荷様がいて稲荷神社なのかな?提灯には豊川稲荷大明神と書いてある。

お稲荷様、カゴに入りがち

日先神社からすぐの猿江神社はここの地名、猿江の地名由来にもなった神社。
先客の参拝者がかなりの時間拝んでいた。

大きい絵馬。一年中置かれているのかな?
日差しがあるが寒い

小名木川に架かる小松橋は1930年にできた鉄鋼トラス橋。
画像検索すると前は薄いグレーの色をしていて塗り替えたらしい。こっちのほうが重厚感あってかっこいいね。
目の前に扇橋閘門があるが、パイプの類が邪魔でうまく撮れず。

ちょいと前の管類が邪魔…
閘門好き
小松橋

小松橋を迂回するように歩いて西隣りの新扇橋を渡る。
こちらは1931年鋼製アーチ橋。
やはり画像検索すると小松橋同様塗り替えてある。
建て替えはせずに、なんとかこの形状を保ってほしい。

新扇橋

新扇橋の上から扇橋閘門がよく見える。ベストポジションはこっちだったか。

手前と奥、2つの門がある

大横川を渡る。

亥之堀橋から大横川

東京都現代美術館は10数年前に大竹伸朗展で訪れた以来。

MO+じゃなくてMOTなのか

隣りにある木場公園を縦断。
ベンチで休憩したいところだけど、寒いのであまりじっとしていられない…。

木場公園大橋

福富川公園の入り口は旧水門を利用していてなかなかの威圧感。
「木場の香り」をテーマに整備した公園とのこと。
木場感を演出するためか、イカダがある。

公園の門
イカダ

東東京らしい町工場などがある道を歩き、清洲橋通りに出て清洲寮の外観をパシャリ。
1933年築だが古さは感じない堅牢さ。今でも人気物件なのもうなずける。

ハレーションが…

また小名木川に戻りお次は西深川橋。1930年竣工。

西深川橋

震災復興橋梁についての説明板があった。
江東区のHPにも記載されているが、江東区内の小名木川に架かる復興橋梁は今日見た3つの橋と隅田川膝栗毛で訪れた万年橋の計4橋。たまたまだがコンプリートできた。
当時は400橋も架けられたそうだ。今はいくつ現存しているのだろう?

復興橋は無骨なデザイン

髙橋夜店通りは、高橋商店街でもあり、高橋のらくろードでもある。その通り沿いにある江東区森下文化センター内の田河水泡・のらくろ館へ。
さすがに世代ではないので、のらくろは見た目しか知らない。
事前にHPを見ていいなと思った、のらくろのポストカードを買う予定だったが、係の人がいない(のらくろ館は入場無料)ので買えなかった…

よく見たら去年のだ
のらくろロード
森下文化センター入り口に展示されていた地図

森下文化センターの館内は暖房ききまくっていて暑い。ここまで歩いて体は冷え気味。そのギャップにやられて汗だくに。
館内のベンチで休んだがどうにも汗が止まらないので仕方なくそのまま外に。

菊川駅森下駅をチェックし、隅田川を越えて中央区へイン。

新大橋
隅田川はやっぱりいい

中央区立中洲公園で一休みしたが、やはり体が冷えてしまうのですぐに歩き出す。寒さからかあまり人もいない。

気候が良ければ最高の休憩所

テレビで見た蔦が生い茂っているビルを見に行くも、冬だからか葉がなくて肩透かし。
浜町公園の敷地内にあるお寺、清正公寺へお参り。

ちょっとブレた

浜町公園内にはデイキャンプ場があり、気になって行ってみたら一角にBBQが出来るスペースがある程度だった、数組が寒空の下でBBQをしている。

上は首都高

浜町駅でゴール。
駅前の看板にナウマンゾウ云々って書いてあったんで見てみると、都営新宿線の工事中にナウマンゾウの化石が発掘されたらしい。
よく知らないけれど、ここらへんは海じゃなかったのか。

最近ショートコース多めだったので久しぶりに10キロ越え。
川が多いので、いい橋に巡り合えました。

これで21駅中12駅
距離的に見ても、すでに後半戦突入していました。

骨をあしらった凝ったフォント

<本日の行程:10.3km>

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