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児童館の中での教育

児童館でバイトしているときにずっと考えている。注意しようか、注意せずにその場を見届けるか。繰り返し何度も違うシチュエーションで選択が問われる。どうしよう。選択したらしたで、あー注意しなくって良かったなって思うときもおれば、注意しなかったら、今度は他のおばさん先生が怒鳴る。
 
もうどっちが正解なんだよっていつも思う。また私自身に自信がない。私達先生の役割は子供の見守り。怒鳴ることが、決して仕事ではないし、怒鳴るおばさん先生も怒鳴りたくて怒鳴っているわけじゃないのもわかる。おばさん先生たちはなにに対して怒鳴るのかというと、児童館のルールを破った時と、先生たちのなかで勝手に創り出されたルール(一般常識に近いが全くおなじではない)から外れた行動をとる時だ。100歩譲って児童館という組織の一員なのは事実だから、私達先生も、生徒たちもそ児童館のルールは守って、行動はしなければならない。それはまだ理解できる。
だが、先生たちのなかで、創り出されたルールは生きた年代、環境も違う。そのルールが1つに定まってなく、先生たちの性格で大きく変わる。生徒からすればもっと迷惑だ。あの先生はダメって言ったのに、その先生は良いって言った。生徒たちはたまったもんじゃない。何が正解か間違いを自分たちで見つけていいはずなのに、、縛られる。私も生徒も、だから私も子供たちもどこか自信が無いように見えるのか。
そんな児童館といういくつものルールが存在する世界のなかで、私は生徒に何が伝えられるのかな。

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