底辺の私から見た私

約ニ週間前の話。「企画は延期になりました。」聞いた後、私は私の中の大きなものが壊された気がした。そして、だんだん私の体が下の方から熱くなって、頭までその熱がきた時に目から涙がでた。久しぶりに涙を流した。今年最初の涙だ。涙がなんで出たかはわからない。それを手で拭った。そのあと、目に入った人間をみんな殺したくなった。でもみんなが悪いことをしたわけじゃない。だから殺せなかった。どうにかなりそうで、ただ気持ち悪くて、何かいいたくて、でも言葉は出なくて、誰に伝えればいいかもわからない。それでも、現実は運営ミーティングで、ポストイットに何か書かなければならない。このままだと、私は爆発してしまう。そう思ったとき、最低限周りに迷惑をかけないように、ここから離れよう。まずは敦さんにトイレに行きますと伝えて、トイレの向かった。しばらく洋式のところに腰かけて、ボーっとしていた。そしてなぜか、あーっとため息なのか心の叫びなのかよくわからない言葉を発して繰り返す。だんだん気持ち悪さが悪化してきて昼ご飯とミーティング中に食べたお菓子を吐いた。

それでも、壊された気持ちはこわれたままで、ずっと苦しかった。トイレから出たくなった。なので、最近の喫煙所にしている屋上に行った。屋上に行ってから、ため息なのか心の叫びみたいなあーっという声がトイレにいたときよりも大きくなっていたような気がする。それでも何も変わらない。どんなことしても変わらない。私には何もない。そう思った。何もない私なんて生きる意味はあるのだろうか。なんでこんなにも悲しいのに涙は出ないんだろうか。たくさんの疑問を私が私に投げつけた。答えは何もなかった思いつかない。屋上は柵がないところもあってそこから落ちようと思った。

中学校、高校の時も死にたいと思っていた。どうせ誰もわかってもらえない。だから生きたって意味ないんだ。だから一人で死ぬしかないんだ。そんな孤独な世界だ。その記憶がよみがえって屋上の飛び降りれる端まで来た。

下を見る、とっても恐い。恐いという感情がある時点で死ねないと感じた。恐い。私は飛び降りれる勇気すらなくて、この世界に立ち向かう勇気もない。もっと悲しくなった。飛び降りれる位置から離れ、円を描くように左回りで屋上を歩いた。またあーっと叫び続けながら。高校生になった時にお亡くなりになった、中学校時の野球部の顧問の先生を思い出したり、私が死んだとき誰に迷惑がかかるかを考えたりしてはみたものの、それでも私の気持ちは何も変わらない。むしろ孤独の世界に引き込まれているかのように、ずっと一人でずぶずぶと気持ちが沈んでいくのがわかる。ケータイを持ってくることすら忘れていたが、たまたまポケットに入っていたタバコを吸った。それでも変わらない。座る場所みたいなところで眼鏡をはずして寝ようと思った。寒い。寝れない。それでも目をつぶる。足音みたいな雨が降り出してきた。もっとさむくなる。もっと寝れない。このまま寒すぎて凍死しないかなとも考えたが、寒いと感じている時点で生きたいとも考えているようで、なぜか悔しかった。それでも目を閉じた。寝れない。諦めた。そこで今度は右回りで円を描いた。逆回りで変わったところで、何かをしたってなにも変わらない。ドンドン私の気持ちが沈んでいくのがわかる。それでも止めることができない。歩くことでしか私というものを表現できなかった。亡くなった先生のことや、誰かに迷惑かけることの考えることすらも諦めた。そのあとサカナクションの「さよならエモーション」「アルクアラウンド」髭男の「異端なスター」高橋優の「CANDY」、「BEAUTIFUL」を全部覚えてるわけじゃないけど、歌った。そしたらまた口から昼ご飯を出した。

そろそろ歩き疲れたなと思ったときに人が来た。眼鏡をはずしていたので、よくわからなかったが、体の細さ的に生田だった。正直何を話したかなんて覚えてない。でも、特に深い話をしたわけじゃないし、話せる状態じゃなかったのに、何気ない会話をするだけだ。私は生田がいるのにも関わらず少し吐いた。こんなところ見せるつもりではなかったけど、私の体はいうことをきかなかった。そして歩き疲れたのがピークを迎え、生田のとなりでまた寝ようとした。なんでかわからないけど、手が汚れていた。気付かなかった。そしたら、今度は渡部が来た。生田はもうちょっとでミーティングが再開するからと屋上を降りて行った。渡部はいた。いてくれたのか、それとも私のためにいたのかはわからないけど。

でも、生田、渡部の2人が来てくれたことをその時はただ人が来た。レベルでしか判断できないけれど、今は来てくれて本当に嬉しかった。来てくれることを求めていたのかも知れない。それはわからない。
でもその時も感じたことは、決して1人では生きていけないということ。どんな人でも、女性から産まれて、誰かに言葉や誰かの常識、行動を見て感じて、良くも悪くも経験する。決して1人で生きていけない。そう思った。

そこの場所に来てくれたいっくん、胡春ありがとう。関わってくれた、くれてる人ありがとう。生きるのはもちろん楽しいことはあるけど、正直苦しいと感じることの方が多くて生きづらいです。それでも、生きたいと思うのは、まだこの世界のことを好きなんでしょうね。そして関わってくれた人のことが好きなんですよ。きっと。
だからもっと私が、みんなが生きやすくするために、私のことをもっと知りたい認めたい。そしてみんなのことを頼りたいし頼ってほしい。
よろしくお願いします。

やっとかけたーまたまたサボりぐせなおんねーな笑
でもこれはすごく書くのも投稿するのも迷ったな笑笑

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