心身の波は手帳で乗りこなせ
生理って何なんだよ。
と毎月文句を言いたくなるほどには、結構ホルモンバランスの周期に心身を振り回される方の人間をやっている。本当に勘弁して欲しい。
まあそうは言ってもあと数十年は付き合っていかねばならないのだが。
20代半ばの頃は本当に周期がガッタガタで平気で3ヶ月来なかったりしたし、経血もレバーのようなドゥルッドゥルのものが出てくる状態だったので、流石にこれはちょっとと思い婦人科を受診して数年間ピルを飲んでいた。
そのおかげか、妊娠のためにピルを止めて以降の生理は、周期もまあまあ正常範囲内、経血の状態も改善されている。
ただ、生理の状態自体は良くなったとはいえ、ホルモンバランスの周期に振り回されるのは全然改善されていない。身体が重だるくメンタル不安定なのが2週間も続く。夫にも気を遣わせるし本当はもっとなんとかしたい。何とかしたいけど子育て中に定期的に婦人科に通ってピル代をせっせと払うのは結構…厳しい…!
というわけで、そういうBADな周期が来るのは仕方がないものとして、周期をきちんと把握してホルモンバランスの波を上手く乗りこなそうぜ…!という方向で頑張っている。
まずは自分の波を知ることである。
私は今、ゆるやかに産後ダイエットをしているので、だいたい毎日体重を量っているのだが、体重の変化も生理周期を把握する大事な情報だ。私の場合、排卵前後と生理開始前後で急激に体重が増える。水分を蓄えているからだろう。
あ~おりものがこういう状態だから排卵期か~ってことは体重が~…と思いながら量るとだいたい前日より1㎏近く増えていたりする。しばらく体重変化がないなと思っていると生理前で一旦ガクッと減り、もしやと思うと数日後に生理が来てまた1㎏近く増える。これはあくまで私の場合だが、記録を取ると、ぼんやりと心身の変化をやり過ごしてなんとなくで対応したりし切れなかったりしていたのが、自分の周期の変化がわかって、対策が出来るというが、BADな周期を迎え入れる受け身体勢が取れるようになってきた。
記録してデータを取っていくことってやっぱり一番大事。
かといってデータを取るのに神経質になっても良くないので、そこはまあゆるく。できる範囲で。
生理周期がある程度一定であるからこそではあるが、過去の生理周期を記録していくと、次の周期がおおよそ予測できて、例えば心身ともに調子がいい期間に予定を入れるとか、心身の調子がダメそうな時期にはあんまり予定を詰め込まないとか、そういう予定の調整もできてくる。
というわけでここからが本題なのだが、私は体調の周期の把握と管理を手帳に任せている。
そういった記録や周期予想なんかは、アプリだとルナルナが有名だ。
ルナルナにも体重を記録する機能はあるが、1カ月分しか画面に表示されず、なんとなく不便さを感じるので、私はほぼ日weeksの年間スケジュールページに体重と生理周期を記録している。年間の状態がぱっとまとめて見れるし、ちょっとした体調のメモなんかも自由に書き込めるのが便利だからだ。
また、心身のバロメーターとしても手帳は大切だ。
私は毎日、日記やタスク管理、ジャーナリングのために手帳やノートを開いているが、心身の調子がいいときはもう何でもかんでも書きたくなって全ての手帳とノートをギッチギチに書きたくなるのに、調子が悪い日はな〜んも書く気になれずそのまま寝てしまう。
調子がいいときはどんなに忙しくても何かしら書いて吐き出したいのに、調子が悪いとどんだけ時間があってもペンを握っても手が動かない。すっごくわかりやすく変化が出る。
ルナルナで記録していたこともあるが、私の場合、デジタルで記録するより手書きの方が頭が働くというか、手で書かないときちんと理解ができないというか、ただ記録するだけでフィードバックがうまくできていなかった。
手帳に心身の変化を記録するようになってから、意識が変わって、周期の変化自体を楽しむようにすらなってきている。いやまあ気分が落ちるときはめちゃくちゃ落ちるので全然楽しくはないんだけども。
まあそんな感じなので手帳にかなり助けられている。
ほぼ日weeksでどんな感じに記録しているか見せたいところだが、体調の周期をおっぴろげるわけにもいかないので割愛。
あと本当に周期がガッタガタだったり変だな?と思うところがある人は、面倒くさがらず怖がらず婦人科に行ってね…。
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