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新潟旅行(備忘録)

同じ大学だった後輩と新潟まで旅行に行った。
台風が近付いていたのもあり、一日目は生憎の雨。
長野から清津峡へ向かった。
トンネルへ向かう途中から硫黄の香りがしたのが印象的。恐らくトンネル近くの売店の二階が足湯になっていて、そこから匂いがしたのだと思う。

入口。アート作品らしくておしゃれな雰囲気
売店。ここの二階が足湯になっている。
とても質が良さそうなところだった。建物もおしゃれ

清津峡渓谷トンネルは元々は通行に使われていたけど、落石事故で死人が出たのをきっかけに使うのをやめたらしい。けれども、景観が見事なので観光資源として再活用できないか?ということで芸術家によってアート作品(観光名所)として活用されている場所らしい。サメの化石とかも出て、昔ここが海の底だったということも分かる、という展示があった。

トンネルの中の照明の色が変わるとだいぶ雰囲気が変わるなと思った。こうやって見るとなんかゲーム画面のようだ。

所々で別れ道になっていて、アート作品?として壁の一部が飾られている感じ。
雨のせいであまり水も澄んでいなかったけど、本当なら多分綺麗な色をしていたんだろうな、と思う。
途中の銀色のドーム型の建物がトイレになっていたのは面白かった。
後、道の所々に緊急用の電話が置いてあるのが落石事故を少し思い出すような妙な生々しさがあった。
一番奥にインスタで有名だろうなという場所。とても薄いスニーカーを履いていたのもあって、濡れると後が困るだろうな…と思い、遠巻きに少し眺めて気が済んだ。

まるで額縁みたい
写っていないけどここに銀色のドーム型のトイレがある
ドーム内はマジックミラーになってる、ここで用を足すのは落ち着かなさそうだ…
とても綺麗なところだった

雨の日でも楽しめるスポット!って書いてあって、本当か?と思ったけど、確かに傘はいらないし、十分楽しめた。

昼ごはんは着物が有名だった所(十日町)に行って、ご飯を食べたけど、ここの豚が美味しかった

この次は燕三条に行って金物を少し見た。
包丁を買おうかどうか迷ったけど、試し切りや試しに触れるところもなかったのとネットで見たほうが安かったので、スプーンを買った。
ツバクローだったかツバメサンロウだったかツバメの野球のマスコットキャラクターが展示されているのを見て、あれって新潟だったんだ、とぼんやりおもった。
そして、夜ご飯は佐渡の魚を使った回転寿司のお店へ。タコ帽子というメニューがあったけど、フワフワしてて美味しかった。

有名人のサインが多い中、普通のイタリア人のメッセージも飾ってあるのが面白かった(価格の改定の上に少し写ってる)
ちょっと無理矢理感

そして2日目は佐渡島観光。
まずはトキの森公園へ向かう。
トキに餌付けして、日本最後のトキを保護のために捕獲せざるを得なかった宇治さんのエピソードが興味深かった。
一時期は日本に一羽ぐらいしかいなくて絶滅直前だったトキが500羽ぐらいに増えたのもこういう人たちのお陰なんだろうね。絶滅寸前まで追い込んだのも人間だけど…。

両津港のトキぬいぐるみ、結構可愛い
実際のトキは顔がちょっと怖い
子どものトキは顔が黄色い
トキは繁殖期は自分の手で黒くなるらしい、面白い鳥だ
トキはとても臆病な鳥だから結構離れて見た
ちょっと無理矢理感あるなぁ

次は矢島へたらい舟体験へ。
20歳?20年?ぐらいたらい舟に乗っているおばあの案内を聞きながら湾内をゆっくりと一周。
ナマコやフグやムラサキウニを見ることも出来た。
途中で漕がせてもらったけど、結構難しかった。
どうしてもカヌーのような要領で漕いでしまって3回ぐらい体の力を抜いて!って言われた。体の力を抜いて一の字の要領でゆったり動かすと少しだけ進んだ。

とても画になる
橋の上から。
昔はたらい舟に乗ってアワビやサザエを船の上から
棒?を使って採っていたらしい

そして、佐渡金山へ。
いくつかコースがあったけど、受付にオススメです!と推されて、当時の金採掘の様子を見れるコースを選択した。
4時間交代で24時間フル稼働、まだ乳を飲む子どもがいる母親も働いていたという労基法も真っ青の労働環境。金を掘る大工は待遇良かったらしいけど、労働環境があまりにも悪くて短命だったとか。そりゃそうだろうな。

真ん中は地下水を汲み出すための道具
14歳以下の子どもも鉱石を運ぶなど働いていたらしい
砂煙やら地中深いやらで酸素が足りなくなるから
酸素を送り込む仕事もあったらしい
休憩所
でも休憩できるのは金堀大工のみだったらしい
これでも待遇はいい方らしい
労働環境悪すぎだろ!足を滑らせたら死ぬ
鉱脈を見つけたら、たくさん金が見つかるように儀式をしていたらしい
この金貨を作るのにどれだけの時間と
労力がかかったのだろうか…
金採掘は昭和まで続いたらしい、これはその跡地
当時の人がこれを見たら驚くだろうなと思っていたら
友達も同じことを思っていてびっくりした

人形も精巧で当時の様子が結構分かって、とてもいい展示だった。この後は跡地を見て、そのまま民宿へ。昔ながらの宿で雰囲気も良かった。

晩ごはん。量が多かった。
写っていないけどタコの刺し身が特においしかった
佐渡島の港。海が綺麗だった
新潟の方は割と水が濁ってて違いにびっくりした
ジェットフォイル?
時速70キロらしい、結構速かった
市場近くの自販機
寿司や刺し身も売ってるの珍しい
新潟最後の昼ごはん
南蛮エビがねっとり甘くて美味しかった