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僕が好きになった人はお嬢様でなぜか執事になりました。【遠藤さくら中編】

乃木坂学園にはとあるマドンナがいます。

さくら:かっきー、おはよう!

遥香:おはよう!さくちゃん。

この学校の二大マドンナである遠藤さくらと賀喜遥香
僕は遠藤さんと話したことなんてあるわけない。
でも僕は遠藤さんのことが好きだ。

それがある日突然こんな事になるなんて…

家でのんびりしていると、

〇父:ただいま。

○○:おかえり、父さん。

〇父:○○、話がある。

○○:何、改まって。

〇父:実は、うちの社長が娘さんの執事を探しているんだ。

○○:うん、それが?

〇父:実は娘さんの希望で○○が選ばれたんだ。

○○:え、それで?

〇父:明日からそこで住み込みで執事を頼みたいって。

○○:その娘さんって俺の知ってる人か?

〇父:それは行ってからのお楽しみだな。

○○:それはどうせ断れないだろ。

〇父:まあ、そうだな。

○○:分かったよ。

〇父:よろしくな。


翌日


〇父:それじゃあ、行こうか。

〇〇:そうだな。

〇父:その娘さんはお前と同じ高校らしいぞ。

○○:え、いや、まさかな。

〇父:誰か思い当たる人でも居るのか?

○○:いや、別に。


〇父:よし、着いたぞ。

○○:ありがとう。

〇父:頑張れよ。

○○:おう。


 ピンポーン。

?母:はーい、どちら様?

○○:今日からここの娘さんの執事をする●●○○です。

?母:あ、あなたが。どうぞ上がって。

○○:失礼します。

?父:お、待ってたぞ、○○君。

○○:今日からお願いします。

?父:ごめんな、急なお願いで。

?母:今、呼んで来るわね。

?父:お、頼んだ。

○○:仕事って一体何をすれば?

?父:学校の時の世話が主になるかな。

○○:要するに護衛をすればいいんですね。

?父:よろしく頼むぞ。

○○:はい。

?父:後、話し相手にもなってやってくれ。

○○:分かりました。

?母:連れてきたわよ。


 振り返るとそこには…

さくら:あ、私の執事さん!

○○:はい、って遠藤さん!?

さくら:よろしくね、○○君。

さく父:部屋はさくらの隣だからね。

さくら:案内するよ。


さくら:急なお願いだったけどありがとうね。

○○:まさか、遠藤さんだとは思わなかったけどね。

さくら:これからは「さくら」って呼んでね。

○○:分かったよ、さくら。

さくら:あと、どんな時も敬語はダメだからね。

○○:なんで?

さくら:距離感じちゃうから。

○○:でもそれじゃあ…

さくら:私が良いって言ってるからいいの!

○○:分かったよ。

さくら:ここが○○君の部屋ね。

○○:ありがとう。

さくら:何かあったら私の部屋を訪ねてね。

○○:分かった、ありがとう。


 それから○○はさくらの護衛を始めた。
 学校では誰にもバレる事無く数週間が経過した。


さくら:○○君。明日遊園地行こ!

○〇:いいけど、急にどうしたの?

さくら:たまには○○君にも休日をと思って。

○○:さくらもそういう事考えてくれるんだね。

さくら:お世話になってるからもちろん!

○○:なら、行こうか。

さくら:○○君、明日楽しんでよ。

○○:分かったよ。

さくら:じゃあ、明日9時に起こしてね。

○○:分かったよ。

 翌日
 遊園地までの移動中

さくら:今日は一日楽しもうね。

○○:もちろん。

さくら:私、あまり遊園地とか行かないから楽しみだよ。

○○:さくらが乗りたいのに乗ろうか。

さくら:やったー!

 その後二人はいろいろなアトラクションを楽しんだ。

○○:さくら、最後はどれにする?

さくら:観覧車乗ろ!

○○:いいよ。

 観覧車に乗車中…

○○:そういえば、さくら。

さくら:ん、何?

○○:どうして、僕を執事にしたの?

さくら:それ聞いちゃうの?

○○:気になるから。

さくら:実は、○○君のことが気になってたから。

○○:え、そうなの?

さくら:執事になってもらってから気づいたの。

○○:何に?

さくら:○○君のことが好きってことに。

○○:実は、僕もさくらのことが好きでした。

さくら:そうなの!?

○○:だから、さくら。

さくら:うん、何?

○○:僕と付き合ってください!

さくら:もちろん、いいよ!

○○:これからよろしくね、さくら。

さくら:よろしく、○○君。


 その後二人はさくらのお父さんに報告をして…


 数年後


○○:いよいよ結婚式か。

さくら:緊張してきた。

○○:今日のさくらも一段とかわいいよ。

さくら:そういう○○もかっこいいよ。

○○:じゃあ、行こうか。

さくら:これからも幸せにしてね!

○○:もちろん。


 その後も二人で幸せに過ごしました。


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