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ゆぎの浜ビーチクリーン

先週の日曜日のことになりますが、翔笑璃 三津の灯台珈琲×京丹後JCのビーチクリーンに家族で参加してきました!!
オーナーの澤ちゃんは、実は高校の時同じ陸上部で活動していて、私はトラック競技、彼女はフィールド競技で頑張ってました。今は大阪にいる妹と当時から仲良くしてもらっていて、ほんとありがたい限りです。

誰よりも地元 三津のことを愛し、愛されている澤ちゃん。
そんな彼女が心を痛めているのは、砂浜や海岸に打ち上げられるプラスチックごみの数々…今回訪れたプライベートビーチ「ゆぎの浜」は三津漁港から海岸沿いの遊歩道で10分程度の所にあります。
奥まっている分、波に浮かぶプラスチックゴミが流れ着きやすく、奥の方まで大きなものから小さなものまで運ばれています。
これをどう運ぶか・・
そう!シーカヤックに乗っけて運んじゃいます!!

といってもシーカヤックに乗るのは屈強な男性陣に任せ、私達家族は流れ着いているプラスチックゴミをひたすら拾って拾ってゴミ袋に詰めて詰めてーバケツリレーで沿岸まで運ぶーを繰り返してました!!愕然としたのは、発泡スチロールがめちゃくちゃ細かくなって層になっている部分があったこと…お魚とかを運んだり保冷したり、あと浮きにも使われている発泡スチロール。安価で軽くて加工しやすい三拍子、そりゃ使うよね。でもそれが今の海を汚しているってこと。それを望んで使っている人間が元凶なんだなぁと思う。

小学1年生になった息子。今学校で足し算、読み書きを勉強しています。少し距離があるところに重いランドセルを背負って登校するだけでも大変だろうに頑張って勉強しているみたいです。宿題は乗り気ではないけど答えではなく、過程に興味があるみたいで非常にお父さんとしては嬉しいです。

そんな息子や2つ下の娘、母ちゃん(どんよりこ)と一緒に地元でビーチクリーンに参加したことは非常に意義があったと思う。
2022年から探求学習が高校で必修となり、地域が抱えている課題に取り組むといった学校から飛び出して文字通り、生徒自身が探求活動の中で課題解決能力を身につけるという狙いみたいです。

地域課題解決というのは人に聞いたり、WEBで調べたりすることから始まるものではないと私は思います。
自分自身がその問題に気づき、実際に触れたりと五感を通じ原体験として捉えることで自分ごとになり、探求へと繋がる。
息子には伝わったのかどうかわからないけど、大人たちがきれいな海を守るために楽しそうに清掃に励む姿を見せれてよかったんじゃないかなと思う。

浜から運び出したプラゴミの数々は遊歩道をバケツリレーで運び(約450m!!)出しました。びっくりしたのは運び出しに要した時間、1時間程度集めたゴミを参加者70名をが一列に並んでえっさほいさパスしていくのですが、軽く2時間かかりました。
まあでも、バケツリレーが想像より楽しく、面白くて、ほんとチームビルディングのような感覚で行えたので2時間掛かったとはいえ全く苦痛ではなかったですね。

息子が最終地点から一つずつひきずって一生懸命運んでいる姿を見て父ちゃん涙が出そうになったよ。

無事運び出したゴミは軽トラックで三津漁港の集積所に運び、後日最終処分場に持っていくこととなり、その日は解散。
家族で温泉に行きました。
こんな休日の過ごし方ができる田舎は最高ですね!

2日後。
JCメンバーと澤ちゃんとともにゴミを最終処分場へ。
いつもここに来ると胸が締め付けられる思いを味わう。

海が綺麗になった。でも山は汚れた。

これでいいのだろうか。
ゴミを生み出す元凶は人。
私達ひとが望むから便利で安くて環境に配慮しないものが出回る。
一人ひとりの選択がこれからの地球の良し悪しを決める。
私達の背中を見て育つこどもたちに、間違った選択をしている大人の姿は見せたくない。












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