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「そらをおよぐ」語り尽くしてみた

noteではご無沙汰してます、nogiです。

ボカロリスナーアドベントカレンダー企画の13日目を担当してます!他の方のものを読むと、良曲ガサゴソ探せますのでおすすめです。


今回、何について書くかすごく迷いました。
その挙句に、「10選」などの多い中では異色のテーマとなりましたね……。

その理由は、本日カバーを投稿させていただいたからです!
ぜひBGMにでもしながらお読みください。

【さてらいと】そらをおよぐ【UTAUカバー】

http://www.nicovideo.jp/watch/sm36080616

ここでは調声や歌詞、メロディ、コード、楽器などの観点からこの「そらをおよぐ」の魅力の一端をご紹介しようと思います!

取り留めがない!すいません!


調声について


ではまず、調声の面で好きなポイントを。
全体的にエコーのかかった広さを感じるエフェクトが、空の広がりや遠くから聴こえるメロディを感じさせます。世界観にピッタリですね〜!

そして、強さと優しさを使い分ける細やかな表現も良い。詳しくは追って紹介します。

ということで、時系列に沿って好きポイントを上げていきます。

・「なでて」の上がり方の優しさ。特に「な」の歌い始めで下からアプローチしているのが効果的。
・「あめのよる」の「あ゛〜〜」みたいな捨てるような歌い方。盛り上がりが出る上、その後との緩急も生み出してる。
・「彼方へと」の「え↑↓と」みたいな音程。こちらもエモい

・2番Aメロの「大切なもの」の語尾ですぐ切るところ。伸ばしてもいいけど、静けさがバスドラムが目立ち静けさが出る。
・「雲裂く」の「さくっ」というリズミカルな歌い方。スウィング感が強調される
・「灯すまで」の余韻。そのまま楽器の少ないパートに入るのが良い。

・「すい↓いみん」のようなピッチの動き。非常にオシャレ
・「届くまで」のハモリの分かれた動き、そしてスキャットでの連動

他にも好きなポイントあるのですがこれくらいで。カバーの調声の時は意識したので、ぜひ注目して聴いてください……!(ダイマ)


歌詞について


解釈などは得意でなく、ストレートに入ってくる歌詞が魅力の1つなのでサラッと行きます。

全体的に以下の点が大好きです!


ひらがなと柔らかさのある言葉遣い
・色を多彩に操る情景の表現力
・メロディとマッチし、韻を踏むリズミカル

ということで、歌詞を追いながら紹介していきます

「JYOSHO」「JYOKYO」「HYOBYO(縹渺、広くはてしないさま)」「TOKYO」

早速を踏んでる。上昇と縹渺が広がる空のイメージ、上京と東京が都会のイメージで対に。

「地平線(みなも)」

西島尊大さんの持ち味の当て字!地面や街を、一見反対に見える水に例えるセンスに脱棒。かすみ揺れ動く様子をよく表現。
ちなみに、よるをおよぐに比べて本楽曲はストレートな読み方の歌詞が多いです。シリーズの次作、よるをおどるではその傾向が強く。

「Swimmin' in the Sky!」「Singin' in the Sky!」

タイトル回収かつSingin' in the Rain、雨に唄えばのパロディかなぁと。そらに唱えばと言ったところでしょうか。
!」が可愛らしさと勢いを出し、シリーズに通じるサビの初めのキラーワード。

「黒める」「青める」

意味は黒や青になること、でしょう。文語的で繊細な表現!「黒い」ではなく夜への移り変わりを感じさせ、とてもセンチメンタル。

また、黒める海、つまり先程の「みなも」と青める空が対比されてて、動画の情景ともマッチ!

「とおくかすむメロディ」「雨のリズム」

音楽やうたが街と溶け合う様子を表現。

「ほどけてく」「結ばれて」

1番と2番で対になり展開が見える歌詞。

「まちをうるおす」「こころうるおす(ふるわす)」「ほしをうるわす」

曲を通して、大きなものから小さなものへ、そしてより大きなものに戻るのが、なんとも言えなく好き

雲裂く竜の道 指差したら今すぐ

竜のように曲がりくねる雲の裂け目を連想。また「龍雲」は吉兆の象徴。「今すぐ」とここだけ漢字になっているように、幸運の前触れをへの先走る思いを感じる。


楽器について


これもとても多すぎて触れられないので、掻い摘んでいきます。

イントロ-Aメロ

・イントロ前半のリリース長めの期待値倍増のキック
・盛り上がる直前のスパーンというクラップ。
・イントロ後半の左右左とピコピコするシンセ。まるで泳ぎ回るよう。
・Aメロの右のアコースティックギター。電子音中心の曲に温かみを追加

サビ

・イントロにも鳴っていたコロコロした木琴(?)
・ヒップホップ的なリズムからドラムロールを挟み四つ打ちに変わるサビ。「いますぐ」で勢いがつくのが良い。
・サビ終わりで、みな伸ばしてからのキメ。かっこいい。

・間奏も途中から四つ打ちに切り替わる


Aメロ

・左のワウワウしたオルガン。現代感、都会感が際立つ
・ノイズ
・変則的なリズムの、半分でとるドラムからの……
・西島尊大さんないしジャズの真骨頂、ウォーキングベースのピアノ。サラッと居なくなってベースに切り替わるのも、自然すぎて気づきませんでした
・「リズム」のところで、とりわけ鉄琴(?)の音がお茶目で際立つ!(詳しくはコードで解説)

Bメロ-サビ

・右の駆け上がって盛り上げていくピアノ

・右わはねたリズムを刻むキーボード。リズムにウキウキする!

間奏

・このソロの素晴らしさを表現するには語彙力がない

落ちサビ-アウトロ

・ここの木琴のモチーフ帰ってくるのはエモいからやめて。左のキーボードも。
・メロディーと同じ四分音符のベース。前述の上がっていくベース。

ラスサビ前のドラム!!!!!!!!!!

・アウトロのベースラインがエモいがなぜかは分かりません。上がっていくところが好き
余韻が長い!浸れる


コードについて


この曲、あるいは西島尊大さんを語る上で、コードについて語ることは欠かせません!
転調、偽終止、Dominantなど、西島さんの曲のタイトルには音楽用語がよく使われてますね(好き)。
ジャンルの特徴もあり、コードがこの曲の骨格を作ってると言ってもいいと思います。

コードは確かに難しいし、私も正直わかりきってません!というか、わかりきることがないです。

でも、少しでも「だから魅力的なのね」「ここエモい」などの理由付けになるかもってことで触れます。

「難しいことしらね〜!」って人は流し見くらいでも。

イントロ前半

IV△7→IVm△7♭5→Ⅲm7→Ⅲ♭dim ① ☆

コードの書き方は厳密に行きますが、全く気にしないでいいです〜

この曲は「サブドミナント」のコードでスタート。えっ、それ何かって?

簡単に説明すると、基本的なコードは大まかに3つに分かれるんです。この「サブドミナント」は「少し不安定」担当みたいな感じ。
不安定さがあるので、浮遊感がここから既に生まれてるんですね!

その後のIVm△7♭5は、前のIVの雰囲気を持続させつつ、自然に下がる感じを出してます。(「m」や「♭5」が下がる記号なので流れができるんです)
前のコードのままでもいいんですが、ここで細かな変化を付けるのが西島尊大さん!

その後のⅢm7は、ルート(一番下の音)が前のドからシへ半音下に自然につながります。
さらにⅢ♭dimでも、シからシ♭と半音下へスムーズにつながってるのが分かるでしょうか……?場合によりけりですが、ルートが半音動くのがエモいのは鉄則です。


その後ストリングス加入して続きます

Ⅲ♭dim→Ⅲdim→Ⅲ♭dim

イントロの本格開幕に向かい不安感を煽ります。dimは不安定で少し使いにくいコード。これを半音ずらして繰り返し鳴らすことで期待感を持たせてます。
からのスパーン!気持ちいい

イントロ後

①→Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅲm7→VI7→VI♭△7→Ⅱ♭△7 ②

Ⅱm7→Ⅴ7はジャズの世界で特に「ツーファイブ(そのまま)」って呼ばれ使われまくってます。基本のコードと言っていい。

そしてⅢm7→VI7。勘のいい人はローマ数字で気づくと思うのですが、前の「Ⅱm7→Ⅴ7」を「+1」しただけなんですよね。
つまりこれもツーファイブの一種で、一音上がりながら同じジャジーなコードで進行してるってことです。
ツーファイブにとても安定感があるので、VI7という基本にないコードでも変にならずに変化を付けられる、定番パターン。

お次のVI♭も基本のコードには無く、Gmのキーから借りてきたコードになり、程よい違和感が出ますね! ☆

Aメロ

VIm9→Ⅱ7→Ⅱm7→Ⅴ7→VIm9 ③

初っ端からオシャレなm9登場。これは、ポップスではほぼ使われない「ミソシレファ」の5音で構成されてます。音が多く濁りのあるコードなので、都会やJYOKYO感が溢れてます。

からのⅡ7→Ⅱm7もエモの塊。簡単に説明すると、曲に使える音(キーの構成音)をなぞるとここは「Ⅱm7」のみを使うことになるんですよね。
しかしここで「Ⅱ7」という基本の音階に含まれない音を使うことで、オシャレ感をアップさせてます。
しかも「Ⅱ7」はメジャー、つまり明るいコード。2連続でマイナーの暗いコードが来るのを防ぎ、街の明るい印象を視聴者に抱かせる効果をあげてます!☆

Ⅱm7→Ⅴ7→VIm9は先程のツーファイブを見せてますね。この後に「Ⅰ」とか「Ⅰ△7」とかにいくと「スッキリ!(解決)」って感じになるんですが、続く感じのする方にいく、いわゆる「偽終止」です。

VIm9→Ⅱ7→Ⅱm7→Ⅴ7→VI△7→Ⅲ7

VI△7までは先程述べた通り。
その後の「Ⅲ7」は、「VIm」に行きたい!となるコード。
つまり自然に③の展開に戻っていくということですね。この○7のコードの「進みたい」感を使うのもジャズの鉄則ですね ☆

③→VIm9→Ⅱ7→Ⅱm7→Ⅴ7

前述の通りですが、ここで1小節省いてBメロに行くのが意外性あり◎です。

Bメロ

VI♭△7/Ⅶ♭→Ⅲ♭△7→Ⅱm7→Ⅴ7

VI♭のコード自体は、先程もあったように基本でないコードです。そして、その前のⅤ7と似た効果を持ってるんです。(半音上で似た音なので)
Aメロ終わりのⅤ7は「Ⅰ」つまり「ソシレ」に行きたくなるコードですが、ここでその効果をBメロの初めにも続けて、不安定感を続けてる(んだと思います)

Ⅲ♭は意外性のあるコードです。なかなか使いません。
しかし、ここでは頻出のⅡmに進んでいくパターンに沿っています。半音で下がって行く自然さが魅力です。
もちろん意外性もあるので、この部分の不安定なメロディともマッチしてます。

サビ

あーーーーーー!
戻るのね!

ここではコードもさることながら、ベースや木琴もイントロと同じ音を奏でてます。
特にボカロでは定番だと思います、アレンジしたイントロにサビを載っける。
この安定感ったらないですよね。

②→Ⅱm7→Ⅴ7

引き続き繰り返しです。
Ⅱm7→Ⅴ7の前はⅡ♭△7なので、メロディーと共に上がって盛り上がりを出してます。そしてこれ自体はツーファイブ

IV△7→IVm△7♭5→Ⅲm7→Ⅲ♭dim→Ⅲdim→Ⅲ♭dim ④

基本的には①と同じなのですが、違うのが「Ⅲ♭dim→Ⅲdim→Ⅲ♭dim」の所。え?どっかで見たって?
そう。イントロと同じ不安定感を出すパターンなのです!

Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅲm7→VI7→ⅡΦ→IVm7/Ⅴ→VI♭/Ⅴ♭→Ⅱm7/Ⅴ

イントロと同じ4つのコードで来てからのⅡΦ。これは「ラドミ♭ソ」と「ミ♭」のみ少し外れた音になっていて不安感があります。
しかし、前のVI7には「Ⅱ」に行きたいというパワーがあります。さらにⅡΦのあとのVI7のルートはミ、その後のルートはレで半音ずつ繋がるので、違和感はそこまでありません。「希望の灯が絶えるまで」というところに不穏なコードを当ててくるのが流石。
IVmはエモさの代名詞。☆

間奏


①→Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅲm7→VI7→Ⅱm7→Ⅴ7→IVm7→Ⅶ♭7

前述の展開を繰り返した後にエモさの代名詞IVm、次の展開に半音下でスムーズに繋がるⅦ♭。

Aメロ
③→VIm9→Ⅱ7→Ⅱm7→Ⅴ7→VI♭△7→Ⅱ♭△7

1番ではVIやⅢという安定したコードだったところが浮遊感のあるVI♭やⅡ♭になってます。 なぜ成立するのかは分かってません……

VIm9→Ⅱ7→Ⅱm7→Ⅴ7→VI△7

ほぼ同じですが、VImだったところがVIになっています。

VIm9→Ⅶ♭△7/Ⅴ→Ⅰsus4+7

ここも四拍で一気に変わる聴きどころです。VIm9は以前と同じですが、メロディが「(まち)あ」と上るところでコードも基本でないものにふわっと上がってます。
Ⅰsus4は、解決感を先延ばしにするコードで、フワッとあがってから解決……かと思ったらしない、みたいな感じでしょうか(詳しいことは不安)

IV△7→Ⅲm7→Ⅲ♭m7→Ⅱm7→Ⅴ7

ここ大好きーーーーー!!!
Ⅲm→Ⅲ♭m→Ⅱm、半音ずつ下がってるのがお分かりになるでしょうか?オケも下降感を出しててエモい上、メロディもここ下降してるんですよね……

ここだけでも一聴の価値ありです

Bメロ


VI♭△7/Ⅶ♭→Ⅲ♭△7→Ⅱm7→Ⅴm7→Ⅴm7/Ⅰ

Ⅴ7がⅤm7に変わってます。それが何かって……?Ⅴmは少し珍しいコードで、独特の哀愁を漂わせるコード。そもそもマイナーのコードがサビ前に連続になるので、切なさと意外性が生まれてます!

サビ


①→②→Ⅱm7→Ⅴ7
④→Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅲm7→VI7→ⅡΦ→IVm7/Ⅴ

前のサビと同じ。

間奏

IV△7→Ⅲm7→Ⅱm7……

数字としては432で、動きが少なく下降する、流れるような落ち着いたコード進行の印象。

IV△7→Ⅲm7→Ⅱm7……Ⅴm7/Ⅰ

これもコードはツーファイブっぽく、ルートはさらに下へスムーズに動いてますね。ここのストリングスのタメ好き

IV△7→Ⅲm7→Ⅱm7→Ⅲm7→VI7→Ⅱm7→Ⅴ7

履修済みのツーファイブ。今回は下がるバージョンですね(Ⅲm7→VI7とⅡm7→Ⅴ7なのでどちらも一音下)
ベースがルートを追ってるのでジャズらしいこのコードが際立ちます。

Ⅱm7

Bメロ

VI♭△7/Ⅶ♭→Ⅲ♭△7→Ⅱm7→Ⅴm7

切なさMAXバージョンのBメロの方です。

落ちサビ

①→②→Ⅱm7→Ⅴ7

コードというより楽器がエモい。

転調

来た〜〜〜!
ボカロファンのみならず、世界に刺さる半音上転調!
このために解説してたまであります。

よるをおよぐシリーズ3曲の中で、ラスサビ転調するのはこれだけ。動画にも書いてくれてるので丁寧ですね。
「今すぐ」のメロディを半音上げる、王道にして頂点のスタイル。直前のベースが上がっていってるのもフラグで素晴らしい!!!
ここのスネアのドラグ(連打)だけでご飯2440杯いけます。

サビ

①→②→Ⅱm7→Ⅴ7→③
Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅲm7→VI7→ⅡΦ→IVm7/Ⅴ

同じ展開ですが、やはり転調してるので印象が明るく感じますね。

後奏

Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅲm7→VI7→Ⅱm7→Ⅴ7

前奏と同じ。

IV△9

これで終わるか〜!
オシャレなコードであることは間違いなく、「Ⅰ」つまり「ソ♯シ♯レ♯」という解決しきるコードも内包しつつ、さらに「サブドミナント」で終わる綺麗さ。

☆1
ココアシガレットPの2コードなんかはIV→Ⅲでひたすら引っ張ってるので、これだけで美味しいコードと言えますね。
☆2
ノンダイアトニックコードやモーダルインターチェンジで検索
☆3
ドミナントモーションで検索


音域、メロディについて


もちろんコードが良ければそこに乗っかるメロディもいい!ここでは、コードのところで触れなかったメロディの美味しいところについて触れてきます。

最高音については話しますが、定番のサビに向かって音域が上がっていくパターンではなく、常に上下するような情緒あるメロディが特徴です!

ポイント満載なので、ざっと紹介します。

・全体的に休符を挟んだメロディの入りで、静けさと楽器の魅力を感じさせる
・Bメロにて、ゆったりとしたメロディから一気に速く。サビでどうなるんだ感が増し期待感。
・サビの四分音符で激しく上下するメロディで心を揺さぶられる。「しーん ぎーん いーん」のように3つでモチーフが構成されてるのに加え、歌詞が345で切れるのが詩的。

雨のリズム→コードに合わせており、心地よい違和感を感じさせる
・2番サビ後半のハモリ→いままでのメロディに沿うものから、コードの「3度(ベースの上)」の音をなぞるものに。3度の音は情緒豊か。

・いますぐ→ラスサビでメロディが変わっており、盛り上がりを演出。

おわりに


全体を通して聴きどころの多いこの「そらをおよぐ」の魅力が少しでも伝わったなら幸いです。

本家もぜひ聴いてください。
いえ、本家をぜひ聴いてください。

そらをおよぐ/初音ミク

http://nico.ms/sm33943588 

USTお借りした
柚葉さんのカバーも聴いてください。
「そらをおよぐ」の別解釈が楽しめます。

【猫村いろは】そらをおよぐ【カバー VSQX&UST配布】

http://nico.ms/sm35815902 

最後に宣伝。
wau様の1分楽曲合同企画「あみにゅーつ 阿修羅編」に参加し、12/22に新曲を投稿します!お洒落なやつ。

他の参加者も豪華なので、ぜひ当日巡回してみてください!

以上、本当に最後まで読んでもらいありがとうございました。

よいよるを。

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