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そばにいない誰かの幸せを願う「乃木坂46」

おはようございます。新内眞衣卒業セレモニーから一夜明け、今日はNHK-FMにて「今日は一日”乃木坂46”三昧」が放送、そして明日は星野みなみ卒業セレモニーが開催される。

そんな乃木坂46について今日はとある2曲の歌詞から注目していきたいと思う。

その2曲とは「シンクロニシティ」と「Sing Out!」である。

シンクロニシティ

シンクロニシティは、2018年4月25日に発売された20枚目シングル

センターは1期生の白石麻衣が務めた。(単独センターは6枚目シングル「ガールズルール」以来、センターは17枚目シングル「インフルエンサー」(西野七瀬とWセンター)以来)

2018年の第60回日本レコード大賞受賞曲であり、2019年の第70回NHK紅白歌合戦で坂道シリーズ(乃木坂、欅坂(現・櫻坂)、日向坂)の合同パフォーマンスで披露された。

Sing Out!

Sing Out!は2019年5月29日に発売された23枚目シングル

センターは1期生の齋藤飛鳥が務めた。(センターは21枚目シングル「ジコチューで行こう!」以来)

2019年の第61回日本レコード大賞にて優秀作品賞を受賞。

2曲に共通するもの

ここで、それぞれの歌詞を抜粋しながら紹介していこうと思う。

シンクロニシティ
作詞:秋元康 作曲:シライシ紗トリ

近づいて「どうしたの?」と聞いて来ないけど
世界中の人が誰かのこと思い浮かべ
遠くのしあわせ願うシンクロニシティ

ずっとお互いに お互いに思いやれば
いつしか心は一つになる
 
泣いてる人のために 僕もどこかで
何も気づかず そっと涙流したい
Sing Out!
作詞:秋元康 作曲:Ryota Saito、TETTA

ここにいない 誰かのために
今 何ができるのだろう みんなが思えたらいい
自分のしあわせを 少しづつ分け合えば 笑顔は広がる

もし泣いてる人が どこかにいても
理由なんか聞いたって意味がない
生きるってのは複雑だし
そう簡単に 分かり合えるわけないだろう

ただじっと風に吹かれて
同じ空 見上げるように
一緒にいてあげればいい
吹きさらしのその心 温もりが欲しくなる
孤独はつらいよ

ここにいない誰かのために
大声で歌う日が来る
知らない誰かのために
人はみな 弱いんだ
お互いに支え合って 前向いて行こう

この思い届け Clap your hands
風に乗って飛んでいけ 愛の歌
一人ぼっちじゃないんだよ

僕たちはここだ Stomp your feet
存在に気づくように踏み鳴らせ!
仲間の声が聞こえるか?

遠くにいる誰かの幸せを願い、そっと誰かに寄り添う。

コロナ禍に求められた音楽

シンクロニシティの発売から約2年、Sing Out!の発売から約1年が経った2020年。日本のみならず世界中に新型コロナウイルスが猛威を奮い始めた。

世界各国でロックダウンや緊急事態宣言が発令され、世界中の街並みから人が消えた。

乃木坂46も活動がストップした。そして、第1波が落ち着き始めた5月末にYouTube上に公開された1本の動画がこの「世界中の隣人よ」だった。

当時の乃木坂46現役メンバー全員とOG数人が参加した楽曲として公開スタート時から話題になった。

のちに配信リリースされ、ストリーミング・ダウンロードの収益と印税の全額を合わせた1000万円が新型コロナウイルス対策の活動支援として寄付された。

2年が経った現在2022年も変異株であるオミクロン株で感染拡大が続き、終息の兆しは全くと言っていいほど見えない。

今回紹介した2曲(「世界中の隣人よ」を含めると3曲)は「ここにいない誰か」がキーワードということで、コロナ禍によって気軽に会えなくなった人と人がいつかまた気軽に出会える日を夢見て。そして、「明けない夜は無いと信じて。」

そばにいない遠くの人のことを思い、幸せを願いながらそばにいる人にもそっと寄り添う乃木坂46はどれだけ素敵なグループなんだろうか。

今日はここまで。ぜひ、NHK-FMで乃木坂三昧を楽しみながらの3連休初日を。

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