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君に𠮟られた~「乃木坂らしさ」の具現化~

こんばんは。

ただ今の時刻、19時12分。フジテレビ系で放送されている「ラフ&ミュージック」で行われた乃木坂46の28枚目シングル「君に𠮟られた」のテレビ初披露の興奮冷めやらぬ状態で書いている。

8/15に冠番組である「乃木坂工事中」で選抜メンバーのフォーメーション発表が行われ、一昨日(8/27)に「SCHOOL OF LOCK!」内の「乃木坂LOCKS!」で音源初披露された。

そこで、今回は「君に𠮟られた」について紹介していきたいと思う。

フォーメーション

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まず、フォーメーションについて紹介していく。

27枚目の選抜メンバーが20人だったのに対して、1人増えて1列目5人、2列目7人、3列目9人の21人編成となった。

今回は4期生の賀喜遥香が初の表題曲センターを務め、4期生の筒井あやめが24枚目「夜明けまで強がらなくてもいい」以来4作ぶりの福神復帰、2期生の北野日奈子が25枚目「しあわせの保護色」以来3作ぶり鈴木絢音が23枚目「Sing Out!」以来5作ぶりの選抜復帰、4期生の掛橋沙耶香が初の選抜メンバーとなった。

作詞・作曲

作詞はもちろん、乃木坂46の総合プロデューサーである秋元康氏。乃木坂46では白石麻衣のソロ曲である「じゃあね。」(白石麻衣作詞)以外の200曲を超える楽曲の作詞を手掛けている。

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作曲は、乃木坂46においては「I see...」や「Out of the blue」、「Wilderness World」の作曲を手掛けたyouth case氏。

嵐の「Love so sweet」を手掛けるなど多くのジャニーズ事務所所属のアーティストの作品も作曲している。

「I see...」のSMAP感が話題になったのも記憶に新しい。

歌詞

今日のテレビ初披露ではフルサイズではなかったものの、一昨日の音源初解禁ではフルサイズで放送されたため歌詞を紹介したい。

乃木坂46「君に𠮟られた」
作詞:秋元康 作曲:youth case

電車の中はうるさくて
知らずに声が大きくなってた
きつく聞こえたかもしれない
僕のどこが間違ってるんだ
トンネルに入る前にそう言って
暗くなった窓が気まずい

人の話聞こうとせずに
自分の答えを押し付けた
そんなに世界を狭くしてどうするの
僕は頭を殴られたようで

やっと分かった分かった君の存在
当たり前すぎて気づかなかった
そんな言われ方したことないよ
そばの誰かが庇ってくれた
分かった分かった自分のことが
愛がなければ生きてはいけない
大人になって初めてだった
いつもはあんな優しい君に叱られた

ホームに降りた僕達は
続きを話す気もなくなって
少し距離ができたまま
人混みに埋もれてしまいそうで
僕は謝ることより先に
君と手と手を繋いだ

どこか足りないジグソーパズル
そっと互いに埋め合うのが
相手への思いやりとか優しさとか
それがごく自然な関係なんだって思う

なぜか言葉が言葉が刺さってるのに
ずっと素直になれなくてごめん
言い負かされて悔しいけれど
一人きりじゃ何もできない
言葉が言葉が刺さってるのに
反応しても無駄な抵抗だ
プライドなんかどうでもいいよ
それより僕は君に叱られて嬉しい

愛は甘えられるもの
許してくれるもの
だからいつだって一方的だった
やりたいようにやっては
誰か傷付けてきたのか

例えば世界にたった一人の君には
叱ってもらいたい

分かった分かった君の存在
当たり前すぎて気づかなかった
そんな言われ方したことないよ
そばの誰かが庇ってくれた
分かった分かった自分のことが
愛がなければ生きてはいけない
大人になって初めてだった
いつもはあんな優しい君に叱られた

僕を叱って
君が叱って
ちゃんと叱って
素直に聞けるかな

「僕は僕を好きになる」や「君の名は希望」など僕や君をタイトルに冠した曲が多い乃木坂46ではおなじみの爽やかな彼氏と彼女の情景が浮かぶような歌詞であることは間違いない。

「乃木坂らしさ」の具現化

「乃木坂らしさ」といえば何なのかと言われれば、「美しさ・清楚さ・儚さ」なんだと私は思う。

最近は「Route 246」や「Wilderness World」、「ごめんねFingers crossed」でクールな女性像を取り入れた乃木坂46の原点回帰として「ぐるぐるカーテン」から「走れ!Bicycle」で見られたフレンチポップ路線の再来ともいえる今回のこの曲で「乃木坂らしさ」がより世間の人たちに伝わるのではないか。

あとがき

乃木坂46は40人を超えるメンバーを抱えていることもあり、姉妹グループである日向坂46のような全員選抜は不可能に近い。そして、選抜発表の注目度はとても高い。今回の選抜発表では1期生7人中6人、2期生5人中3人、3期生11人中5人、4期生16人中7人と各期の在籍メンバー数から見た割合がほぼ均一であることもあってか今までのようにネット上で荒れることもなく平和であった。

1枚目から28枚目まで連続選抜を果たしてきた唯一のメンバーである高山一実の卒業シングルでもある今作。

最後に初センターを務める賀喜遥香、このシングルの活動を以って卒業し、フォーメーションで裏センターを務める高山一実、福神復帰を果たした筒井あやめ、選抜復帰を果たした北野日奈子と鈴木絢音、初選抜の掛橋沙耶香のブログを紹介する。

きっと、今回の28枚目も乃木坂46の最高を超える1曲になるだろう。

今日はここまで。

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