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”完璧”って?~影山卒セレを見て~

7/19に影山優佳さんの卒業セレモニーがありましたね。それの感想というよりは、感じた事とかをただつらつらと書いてみるだけのものです。オタクが自身の境遇とかからいろいろ受けすぎたのでそれをメインに。ライブ自体の感想は、最後の方にまとめてオタクの戯言です。抜け漏れは多々あるので、ご承知を。

「日向坂の最終兵器」のここまでの道

「日向坂の最終兵器」。これは、彼女が日向坂に復帰した際のライブで口にしていた言葉だ。記憶があやふやなので、それ以前から言われていたかもしれないが、ソースの最古がそれだったので。

いずれは皆さんに日向坂のメンバーとして認めてもらえるように、そしてゆくゆくは影山経由で日向坂を知ってもらえるように、日向坂の最終兵器になれるように一生懸命頑張っていきます。これからよろしくお願いします

https://realsound.jp/2020/08/post-595249_2.html

この名が似合いすぎるほどの活躍をしていたことは言うまでもない。復帰後は、まずサッカー界での活躍が始まり、テレ東の番組はじめで話題になり、その土台があったからこそのW杯での大ブレイクであった。そして、クイズ界での活躍もまたすごかった。個人的には、クイズ界に片足を突っ込んでいた時期があるので、その時期影山が、サッカー仕事のみをしており、クイズ界に来ることを待ち望んでいた。そこでの活躍も上がった期待値を超える活躍をしていた。個人PVのタイトルにもなっている「学びの化物」という言葉がぴったりである。ここで、断っておくがクイズの実力≠受験勉強の実力である。(≒とすることもできるとは思う)他にも、映画単独出演などがあった。

ここまでは、活躍をざっと振り返ったがセレモニーの中で印象に残ったのが外仕事で名を広めなければならないという切迫感である。

先ほどのように、彼女自身で「最終兵器」といい、ここまで成し遂げてくるためには、勿論計り知れない努力をしてのことだが、彼女にとっては、遅れてきた私の使命のように感じていたのかなと、僕自身は感じた。

彼女自身のクイズをする際に、メンバーに褒めてもらう言葉で一番うれしいのは、○○見たよであったことも、自分のしてる事と使命の自信の裏付けが欲しかったのかなと勝手に思っている。

その「最終兵器」の仕事を立派に勤め上げ、卒業していく彼女は改めて素晴らしいなと思った。

個人的に乃木坂でいうと生田や山崎、くぼしたのような外仕事でグループを広げていくメンバーはかっこよくて大好きである。勿論彼女もその一人

完璧な人って?

スピーチの中で印象に残ったのが、”完璧”についての話だった。この章は少し自分語りが入るのをご容赦いただきたい。

賢い(お勉強)が出来る人は、他のこともできるとみなされやすい傾向にあると思う。そして、彼女は知識の含蓄とアウトプットが素晴らしいために、よりそうとみなされるのだろう。メンバーからの質問で、「完璧な影山が出来ないことはあるのか?」というような趣旨の質問があった。勿論このメンバーを責める気はないが、このような認識が世間一般なのである。

そして、そのことにより褒められることは一種の苦しみを味わう。努力しなければできないことなのに、それが才能のみで規定されていると思われたり、出来て当たり前だと思われあたりまえのハードルが高くなったりする。

そして、これは彼女が行っていたような進学校にあることだが、勉強が出来ることが自分の価値だと考えやすい傾向にあり、井の中の蛙を飛び出し、自分の能力のなさを感じたときに、非常に落ち込んでしまうことがしばしばある。それまで”負け”を一番必要とされている能力で知らずに、それを痛感することは一種の自己否定のように感じる。

私自身の体験からもそのようなことは感じる。高校時代までは、常に上位でかつそのことを認識し勉強以外の色々なことに挑戦はしていたものの、大学にギリギリで入ったから当たり前なのだが、努力をしているはずなのに成績が見合わず一時落ち込んでいた時があった。そして、いま現状を誰かに褒めて欲しいと感じていた。(一人暮らしなので、その機会はほぼないのだが)心理学の授業でも、これに近いことは聞いたことがある。

それた話が長くなってしまったが、彼女の”完璧”に対する考えがまさにこれだなと感じていた。完璧でいる事、そして外仕事で名を広げること、これが彼女自身の価値となっていたのかなと思っていた。少し言い方が悪いが、同じように”賢い”人がたくさんいればそこまで思わないが、日向坂という集団に居る中では、常に意識せざるを得なかっただろう。先ほどの二つを含めた切迫感がそう感じさせる行動は、確かに見られているなと思い出していた。外仕事での活躍の仕方含め、勝気な人じゃないとやってられんのよ。普通の受験勉強とかもそうだけど。そして、いい意味でなのだが、褒められることが大好きなんだなともまた思った。
彼女は、そう多くは語らないが受験での諸々がそう感じさせることもあるだろう。(以前乃木坂の松村が、私は入れる大学もあったのにそれを蹴って乃木坂に来たというような趣旨の発言をしていた(悲しみの忘れ方)のを思い出した。)

「完璧なアイドル」といえば、乃木坂でいう所の松村や秋元、山下、一ノ瀬のようないわゆる”アザトカワイイ”アイドルのイメージである。勿論彼女にそのような能力がないという気はないが、その”完璧”ではなく賢さの意味での”完璧”が彼女の価値で、それを示すのがサッカーやクイズだったのかなと勝手に思っていた。

彼女のクレバーさは尊敬に値するもので、象徴的なのだと、日本がW杯で負けた後内田さんからのすさまじいパスが来たときに、多少不自然なのに自分で語りたいことをあえて、選手に質問する形式で語らせることを見て、凄いな、立場が分かっているなと思った。それなのに、時折自分が垣間見えちゃうところも好きよ。

当たり前だが、先ほど挙げた乃木坂メンバー含め完璧な人などいない。彼女は、本当に賢い人にある長所短所が極端に出っ張っている人なんだろうなと改めて思った。そして、そうじゃない所もまた魅力といえると思う。アイドル以外の例で申し訳ないが、クイズ界の伊沢さんや林先生は、あんな完璧で理路整然としているのに、どこかに付け入る隙があるからこそタレントとして売れているのだろうと思っていた。もし、それがなければ言い方を気にしなければ、賢いうざいやつである。誰かが、弱さを見せることも能力だなと言っていたことを思い出した。許せるようになりたいと彼女が語っていたのもその文脈だろう。

それを彼女がみせられていたのが、一期生なのかなともこのセレモニーを通じて思った。同期からの感じられ方に推しだから何だろうが、飛鳥ちゃんがよぎってしまった。そして、メンバーにはその部分も含めてちゃんと伝わっているからこそのメッセージだったのかなとか思っている。そして、それに少しずつ気づけたからこそのメッセージに私は幸せものだということがあるのかなと思った。

セレモニーの自体の感想

深夜テンションでつらつらと書きすぎてしまいました。誤解や齟齬があったらすいません。ただ影ちゃんが大好きだよってことだけは間違いない。語彙力皆無オタクに戻ります。

前半部分は、本当に彼女がやり残したことをしまくったのねという感じ。彼女の性格と残したものも垣間見えながら。メンバー同士のわちゃわちゃはいいよね。
仲いいメンバーの即答は熱いよね。

そして、ライブパート。
一曲目の「永遠の白線」で一期だけで来た時やられたな。時期や年齢もあり、後輩とも仲良さそうにしてたけど、やっぱ同期なんだなってのと、その曲の時期を考えるとね。

後、誰跳のあおりを卒業生に言わせるの好きなんだよね、ぐっと来ちゃった。

そして、スピーチ後の「ひらがなけやき」のアカペラ。苦楽を共にした一期生とはじまりの曲を。俺、こういう演出弱いのよね。

メンバーからのメッセージはぐっとくるものがあったよ。一人一人声もかけてたね。個人的には、みくにんとおすしのがなー…と。
(ここら辺は記憶曖昧なのでこんな感じで許して。みくにんからむっちゃもらい泣きした。)

最後に「友よ 一番星だ」を披露。スピーチで、「一番星」の話も合ったけど、いい曲よね。そして、影ちゃんにピッタリね。

終わりに

深夜テンションで、つらつらと書きなぐりましたが、とりあえずいいセレモニーだったし、影山優佳はやはりすごい人だったなと。個人的には、日向坂の卒業理由が、悲しい系がほとんど(多分べみほぐらい?)なのが、少々残念では、あるけど、卒業生全員の幸せと活躍を願ってます。

アンチに対して、色々書いてたんだけど、色々な理由で消したわ。多分、見にこないし。その跡だけ残っちゃってるけど。一言言うなら、嫌な事あっても公開垢でツイートすな。

最後に、「友よ 一番星だ」の二番の歌詞を引用して

どんなに挫折しそうでも
あの日の夢を君は絶対諦めないだろう

ああ だから僕だって逃げ出さない
未知の途中で理想と現実のその谷間に落ちても…

「友よ 一番星だ」





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