夜

久しぶりにnoteを書きます。
ずっと見てはいたんだけど、なかなか書く気になれませんでした。

書かなかった3ヶ月は、怒涛の日々でした。
慣れない仕事をがむしゃらに頑張っていました。
そんな日々を過ごす中で忘れてしまいそうだけど忘れたくない、そんな夜の話をします。

ずっとわたしのnoteを読んでくださっている方はご存知かと思いますが、私は精神疾患を患っていました。(しばらく症状は出ていないので、寛解したと勝手に思っています。)
辛く苦しい日々でした。疲れているのに眠れないし、朝が来るのが本気で嫌でした。
朝になると、外に出ないでいいように、行けない理由ばかり探して、どうにか逃げていました。
かつての私には、そうするしかなかったのです。

夜は、私の孤独をより色濃いものにしました。

「どうして生まれてきたんだろう」
「私がいなくなったって気づかない」
「もういっそいなくなってしまえばいい」

そんな考えばかりが頭の中を巡っていました。
こんな日々に終わりなんてあるんだろうか。
｢あなたが生きている今日は、誰かが死ぬほど生きたかった一日だ｣なんてことをよく聞くけれど、じゃあ私の残りの人生すべてあげるよ。なんて本気で思っていました。

今ではそんなことを考えることはなくなりました。
考える余裕がないという方が正しいのでしょうか。
でも私はそんな過去を忘れたいとは思いません。
むしろ覚えていたいです。
あの時の苦しみは、これから出会う誰かを救うと思うからです。
苦しみを知る人は誰よりも優しくなれると思うからです。
今はちっぽけな力かもしれないけれど、いつかの誰かを私は救いたい。
そう思います。

私は、幸せなことに苦しんでいた当時の自分すら愛することができています。
何もかも無駄ではなかったと思っています。
これからも誰かの苦しみを半分に、幸せは倍にできるように頑張るのみです。

読んでくれてありがとうございます。
あなたに幸せが訪れますように° ✧ (*´ `*) ✧ °