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叩かれる理由

幼い頃に、叩かれたことはありますか。
そして、大きくなってからも叩かれたことはありますか。

物理的にも精神的にも、何百回と叩かれてきた私が感じるのは、
お前に何がわかるんだ。
このただ一つだけ。
でもこの理由を話したとて、
相手にとってはただの言い訳で、
誰も聞く耳を持ってはくれない。

理由のない暴力だって存在する。
本当に悲しいんだけどね。

「叩く」という行為の根底をなくせなきゃ、
この世界は何も変わらないよ。
叩くというのは氷山の一角。
それより深くに、どんな感情があったのか。
そこが一番大事だと思う。

いじめられるくらいなら殴り返した方がいい。
皆さんはそう思いますか?

私はそうは思いません。
「痛い」を解決するために「痛い」を使うと、
連鎖的になってしまう恐れがあるからです。
手を出した人がどうしてそうなったのか理解しないと、いつまで経っても弱いままだと思います。

規模は大きくなりますが、世界の戦争もそうだと思います。
先に武力で以て制圧した方が負けです。
「戦争をすれば誰かが儲かる仕組みになっているから戦争をする」と、高校の社会の先生が言っていました。
1度自分の行動を立ち返ってみることも大事なのに、どこかの国は手を出すのです。
たとえそれが自国やその国民に直接的な影響はなくとも。
こんなことがまかり通っているこの世は、やはりおかしいと思うのは私だけでしょうか?

これを読んで綺麗事だと言う人もいるでしょう。
「社会っていうのはなぁ…」と教えてくださる方もいるかと思います。
今までがそうだったから私は言ってるんですよ。
今後そうじゃなくなればいいって。

「夢は口に出せば叶う」って誰か言っていましたよね。違いましたっけ?

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