2020/3/24

Happy Birthday.
I'm glad to be with you at this moment and have got along for about 5 years. 

と、かっこつけた文で誕生日を祝う私はかなりのナルシストであり、私はそれを自覚している。
なにはともあれ、今日は貴方のお誕生日ですね。
サムネイルはあなたの推しにしてあります。

貴方に勧められて始めたこのnote。
気づけばたくさんの記事を自分で書き進めていました。
まだここには載せていない、たくさんの思いがあります。
貴方に気づかされたことは数知れませんが、
わたしが一番衝撃的だったものの話と、
貴方からもらった趣味の話をします。

貴方のご友人が自ら命を絶った話を、私はそっけない顔で聞いていたと思います。そして、その後の貴方の言葉に正直共感できなかったり、意見したくなるようなことも多々あります。
しかし、貴方がしてくれたご友人の話を、私は後々深く思い知ることになります。
それは、貴方の傷が増えたこと。
夏まで七分袖を着ていた貴方が、この半年の間に心に負った傷を数えきれないほどの傷に昇華させていたことに、本当に心が痛みました。
そこでふと私は気づいたのです。
この世に当たり前はなく、変わらないものもない、と。

貴方からもらった趣味。
それは、「写真を撮ること」です。
写真を見て綺麗と思うことはあっても、
自ら撮ることのなかった私が、
興味を持って写真を撮るようになったのは貴方のせいですね。
なんでもない日常の一部を切り取るのがとても上手な貴方。
それはきっと貴方が、なんでもない日常がどれほど大切で幸せであっても、一生続かないことを知っているから。
私たちが、最初で最後のイマを生きていることを、誰よりも深く感じているから。
だと、思っています。

時に笑い、時に悲しむ。
時に怒り、時に楽しむ。
貴方には、この怒りという感情が欠けているような気もしますが、こうやって20年間生き抜いてきた貴方は、本当に強く美しいです。
わたしがしきりに言っている言葉ではありますが、
貴方が感じたこと全てが正解です。
それを貴方は表現する権利があるし、表現しない権利もあります。
きっとこれまでの20年間は、貴方は後者を選び続けてきたことでしょう。
ですが、これからの長く短い人生の中で、
私は貴方の感じたことに刺激されて生きていきたいと思うのです。
だから、もう少しだけ貴方の喜怒哀楽すべてを、大げさなほどに生きてほしいのです。
溜まりに溜まったフラストレーションは、決して貴方一人のせいではありません。
時には、周りのせいにしても良いのです。
残りの長く短い人生を、勇者の隣で、かいふくのじゅもん、時にふっかつのじゅもんを唱えながら、どっちが早死にするか勝負しましょう。
貴方ほど素敵なプレゼントや言葉は用意できなかったけれど、
貴方がきっとこの人たちと時間を共有していると楽だ、と感じられるような空間を作ってみせるからね。

最後に、誕生日おめでとう。
貴方に、翳りのない日々を。