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人口が減っていく日本で、取り組むべき3つのこと。

こんにちは!
Takumi Inc. エグゼクティブディレクター/一般社団法人体力メンテナンス協会 理事の野上聖子です。

前回の記事はこちら。
4年書けなかったnoteが、たった2時間で書けるようになった話。

川原卓巳さんのVoicy『人口が減っていく日本で、私たちはどう生きていけば良いのか』。お話しされてる3つの解が、今後の鍵になるとても大切なことに感じたので、心に留めたいポイントを公開メモに。きっとこれを読んでくださるあなたにも大いに関わる情報なので、お役立ていただけたら嬉しい。




「時代の流れを読む」 未来予測を知る必要性

まず前提として、卓巳さんの御著書「川原卓巳プロデュースの学校上巻」にも書いてある、未来予測を知る必要性について。

永続的なビジネスモデルをつくるため、長期的な視点で考える必要がある。そして各分野の専門家が予測した「近い将来に起こりうる様々な事象」確定未来を、時代の流れに乗り続けるプロデュースのため知っておく必要がある。

川原卓巳プロデュースの学校上巻

今回の未来予測にまつわるVoicyは、まさに書籍の実践フォローアップのよう。つい目の前のことや近距離の未来に捉われがちだが、事業のためはもちろん、家族や大切な人と生きていくためにも、視野広く知っておくことは決して損はない。実際、今回の未来予測を知ったことで、今すべきことの選択や優先順位が着実に変わったように感じる。

縮んで勝つ 〜人口減少日本の活路〜

今回の卓巳さんVoicyは、河合雅司氏の御著書「縮んで勝つ〜人口減少日本の活路〜」という書籍の内容を含みながらのトーク。私も実際に読ませていただく中、改めて言語化され具体的な数値で比較された情報を目にすると、なかなか強い衝撃を感じた。どのデータも納得してしまう現実味のあるデータばかり。

縮んで勝つ:人口減少日本の活路 河合雅司(著)

日本の未来と世界の未来

少子高齢化社会の日本。人口が減っていくのは間違いないが、3つの解に至るための前提情報を。

  • 直近5年間の出生数は毎年4.54%ずつ減少
    年間出生数は、2023年 72万人→2033年 45万人

  • 日本人人口は50年で半減100年後に8割減となってしまう

  • 少子化は止められない

  • 日本の人口減少は政府の想定よりかなり速く進みそう

ちなみに上記データは日本に限った未来予測であり、決して世界の当たり前ではない。むしろ、世界の動向は逆トレンドだ。

  • 地球全体で見ると2024年 82億人→2080年代半ばには103億人のピークを迎える見込み。「人口爆発」と言われ、食料&資源不足や貧困層の増加など、様々な問題が懸念されている。

卓巳さん曰く、日本と海外における問題の本質や起こってくる課題が、明確に違うことを理解しておくことが重要とのこと。

思うのが、自然の摂理に立ち返り考えると、そもそも人は自然に繁殖する力が備わる生き物だと思う。それが逆トレンドになっているということは、何か自然の摂理を邪魔する日本独特の生活習慣や環境 文化などの背景が、その要因として考えられるのでは?
ちょうど不妊治療による出生率が上がっているというニュースを目にしたが、不妊になってしまう原因も同じく。細胞さまの言うとおりに生きれていない理由があるように思う。


人口減少していく日本で取り組むべき3つのこと

ではその人口減少していく日本で、どう生きていけばいいのか。卓巳さんがお話しされた、日本が向け取り組むべき活路は以下の3つ。

  1. 女性の活躍

  2. 厚利少売

  3. 海外展開

女性の活躍

麻理恵さんの社会進出を支え大きく海外展開を実働し、今も現役で支え続ける卓巳さんがお話しされている女性活躍のポイントは以下の3つ。

  • 女性の労働力を高い労働力に

  • 女性活躍や社会進出の活性

  • 女性の力を活かしやすい社会システムの構築

率直な感想としては、広い視点を持つ卓巳さんの思う環境やチームのつくり方について、今後より解像度高くお話を伺ってみたくなった。

もう一つ、私個人の背景から感じたこと。産後ケアルーツの体力メンテナンスを14年伝え続け、数多くの産後女性へ届けてきた。その中感じるのは、子育てに専念している彼女たちは、とても才能豊かな人が多いこと。と同時に、その才能を発揮することなくおさまってる現状が大半だ。
その理由としては、2つ。核家族により育児負担を1人で抱え込んでいる人が多いことと、子どもを預ける環境の問題があると思う。
これらの理由により、仕事に従事することすらハードル高く感じる産後女性は、自分の才能に対し労働対価を低く見積もってしまっていないか気に掛かった。保育園不足や保育士さんの労働環境問題など、様々な障壁があるのも理解しているが、どうにか母親になってからも社会進出しやすい環境の確立が進んでいく未来が訪れることを願わずにいられない。
その点で言うとフランスは、女性が社会進出しやすい環境が格段に確立されていた。ベビーシッター利用率も高く、産後も現役で仕事従事し続け夫婦で育児分担する家族が多い。産後、女性の収入が下がるといった、妊娠出産による経済的な影響も感じられなかった。離婚率の高さも格段に異なるが、産後ケア先進国と言われるに値する育児環境に、現地で育児する方のお話を伺いながらうらやましい気持ちが湧いてきたのを覚えている。
子育ては日本の未来を担う人を育てる大切なミッション。とはいえ、やりたいことを諦めなければいけない人が多い社会は、残念すぎる。次に続く世代も、「子どもを持つこと=やりたいことを諦めること」になってしまうから。現在から続く未来がより豊かであるように、今 社会に小さくとも影響を与えられる世代だからこそ、私にできるアクションを起こしていきたいと改めて思う。

厚利少売

薄利多売から厚利少売にビジネスモデルを転換していく方法に関しては、匠書房から出版される時給30万円のマーケッター すがけんさんの書籍を指針にしたい。書籍販売がめちゃくちゃ楽しみだ❤︎

安かろうよかろう。薄利多売の文化が蔓延っているのを感じる日本。本当にそれでいいのか?と、疑問を感じることも正直多い。薄利多売の先に、豊かな未来はあるのか?
無料情報が多く身近に溢れているからこそ、有料情報の質と価値が問われる時代だとも思う。日常的にどの質の情報に触れ、どんな環境に身を置いているのか。先に繋がる未来も見据えた上で、丁寧に選択をしていくべき。今の自分は過去の選択の結果。今の選択が未来を創るのは間違いないのだから。
安ければ喜ばれるだろう。という考え方は、あなたには支払う能力がないでしょ?って言っているようにも感じてしまう。それってとても失礼だし、本質的な問題は、魅力や価値を適切な人に届けられてないことにあると思う。

海外展開

人口減少が進む日本では、国内マーケットの縮小も同時に起こる。海外展開することにより、マーケットの拡大を計る企業も増えてきているのが現状。海外進出するのなら、実際に海外進出で成功してる人の話を聞くのが一番成功角度が高いと思う。
その点、42カ国1400万部の書籍販売。Netflixの番組が190カ国で放映。この規模の世界展開を導いた経験のある日本人は、卓巳さんしかいないのでは?ラッキーなことは、これだけの実績がありながら、なぜか日本ではまだまだ知られきっていないこと。そして今が、卓巳さんに海外展開について相談できるチャンスだと思う。国内認知が高まるほど、卓巳さんに相談する人は増えるに違いなく、この先 狭き門になる一方だ。日本独自の才能や魅力を、適正価値を設定し世界へ届けるには、卓巳さんの知見はめちゃくちゃ心強い指針になるに違いない。
またダイレクトに外貨を日本へ巡らせるインバウンドにおいても、海外目線で日本の魅力を伝えていくことが重要なポイントになると思う。海外の人が日本を訪れ、見慣れ馴染んだ日本文化を味わい、体験し感動してる姿を目にすると、日本人として誇らしく遺伝子が喜ぶのを感じる。この喜びが各地で溢れるインバウンドを、質高く海外へ提供することができたら。こんな興奮することはない。投資先としての日本の魅力。投資に値する価値を海外へ伝えていく国家レベルのブランディングも必要になってくるんだろうと思う。
そのためにも、海外と日本のギャップを調整し、日本人自身がグローバル基準を浸透拡大していく必要があると思う。日本隅々までとなると、これがまた難しいことだと思うが、はじめの一歩として、その基準を知る人が増えるよう、私ができることを尽くしてみたい。


未来予測で今の選択が変わった

卓巳さんVoicyをきっかけに、すっかり未来予測から今を選択する思考に切り替わったようだ。知るって大事。全ての前提になることを改めて思う。私の命は世界平和に向けて使うという軸は変わらずとも、事業展開や暮らし方など、枝葉の選択が実際に変わりはじめた。

私自身の存在はあまりに小さく、大きな影響力には程遠くとも、大きく波紋を広げられる人の力になること。そして拙くとも、自分の思考をアウトプットすることで、身近なところから届けていき人の力になれるようアクションを起こし続けていきたい。

日本の価値を世界に届ける

引き続き、卓巳さんとご一緒させていただきます。日本の未来をワクワクにしよう!


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自分らしいまま、価値が発揮される生き方


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