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「裁量権」がある会社で働きたい!

いつの時代も
「裁量権がある会社で働きたい!」
という若い人がいますよね。
非常に良いことだと思います。

私もかつてはそうでした。
実際に社会人として働くようになって、
裁量への考え方に変化が出てきました。

多くの経験や業務を通じて、
裁量の大きさ=責任の大きさ
を実感することが多くなりましま。
多分、経験がないうちは、
自由=自分の思い通りにできる
といった考えが
どこかしらにあるのだと思います。

最近の就活生と話していても、
「一つの大きな仕事を任せてもらえて、
自分でどんどん進めていく」
というようなイメージを
持っている人が多いですね。

かつての若かりし自分に向き合うように、
そっとこう言います。

『目の前のことを
一つひとつ丁寧にやってみよう』

どんなことでもそうですが、
最初は小さなタスクを
どう進めるか判断するくらい。

その積み重ねと実績で、
任せられる案件や規模が
次第に大きくなっていく。
それらを
「裁量の大きさ」や「裁量の幅の広さ」
と言うように、
いきなり大きくなるものではないんですよね。

裁量自体は
実はどの会社でもある程度はあって、
その大きさと任せ方が重要だけど、
結局目の前のタスクの積み重ねが
メンバーや上司からの信用の蓄積となり、
未来への信頼という意味で、
より大きな、より幅の広い仕事を
任せてもらえるようになるんじゃないかな。

結局、行動を伴わない思考は、機能マヒに陥りますよね。

自分が本心からやりたいと望んでいること
vs
自分が実際に実行できること

この間には大きな溝があって、
ここを埋めていく作業は、
日頃の積み重ねと内省だと感じます。

それでは今日も良い1日を!

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