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22/7 計算中は面白いぞ!(ダイマ)

ここ10年「2.5次元」のジャンルが相当拡大し、面白いコンテンツが乱立しています。

今回話すのは22/7(ナナブンノニジュウニ)に登場するキャラクターによるバラエティー番組「22/7 計算中」です。

BS11で毎週土曜日23:00から放送されており、ここ1年ずっと見ています。もともとアニメが好きな僕ですが、BS11の夜23:30~というのは面白い作品が放映されており(昨年話題になった「鬼滅の刃」もこの時間帯でした)、その流れで「何か変な番組やってるな」と出会ったのがこの番組です。テレビをあまり見ない僕にとって1年近く視聴を続けている番組はこれだけなんです。

2.5次元のジャンルには"キャラクター"と"演者"の両方でコンテンツ展開を行える強みがあります。「THE IDOLM@STER」「ラブライブ!」シリーズのように声優がアイドルとしてライブを行ったり、「Bang Dream!」ではバンド演奏を行ったり、「少女☆歌劇レヴュースタァライト」では演者による舞台が披露されます。

22/7もその類に入るのですが、「計算中」は少し違います。

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上のように、キャラクター達が番組に出演しています。要は、キャラクターたちが「AKBINGO!」や「乃木坂工事中」のような番組に登場し、様々な企画に挑戦するといったものです。

「キャラクターによるバラエティ」というのが新規性です。今まで挙げたようなコンテンツで、声優がYoutubeやニコ生に出演して...というのは良くありました。対して「計算中」では、声優にモーションキャプチャを取り付けてキャラの動作を収録しています。本編に、声優の姿は一切登場しません。スタジオ外で収録する場合も、主観カメラで撮影が行われています。唯一声優が登場するのは、番組最後に収録風景をサラっと流している部分だけという徹底ぶりです。

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(画像は全て番組公式Twitterより)

ANIPLEXやSony Musicが大本にあるとのこともあり内容もクオリティが高く、三四郎の2人によるMCも面白いです。モーションの技術にはSonyの技術も絡んでいます。挑戦的な試みだが王道は外さない、秋元康の戦略にまんまとハマってしまったのでしょうか。

気になった人は、abamaTVでの配信を見てみてください。


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