見出し画像

18年後の阪神優勝の景色 ~メタバース時代のアレ体験【SFプロトタイピング】

2023年18年振りの阪神優勝から、さらに18年後の2041年。web3/メタバースが普段使いされる時代のお話。
この年阪神が優勝した盛り上がりの姿をお伝えします。

●バーチャル道頓堀

 2023年優勝時からバーチャル道頓堀に飛び込むイベントが始まったようです。

 2041年阪神優勝記念Tシャツがアバター用に発売され、みんな同じ格好で六甲おろしを歌いながら盛り上がっています。このTシャツはNFTであり、この年優勝を祝った記録がブロックチェーンに刻まれています。
 カーネルサンダース、くいだおれ人形の胴上げもされていました。ただし、カーネルサンダースを道頓堀に放り込む事はシステムで防止されています(カーネルサンダースの呪い防止機能)

●バーチャル甲子園球場

 試合での優勝の瞬間も、VR空間にあるバーチャル甲子園で観戦できました。日本各地、世界中から阪神ファンがバーチャル甲子園に集まり、投げ銭で風船を飛ばし、花火を打ち上げました。そして、みんなで六甲おろしを歌い、優勝の瞬間を噛み締めたのです。
 もちろん、生のリアル甲子園で観戦した人もいます。ARで選手の成績、コンディションを確認しながら、熱気の中、心を一つに声をあげて応援しました。3アウトまでのカウントダウンの映像演出をグランドと重ね合わせてみながら見ながら、その瞬間を迎えたのです。
 そして、バーチャル甲子園とリアル甲子園で一緒に六甲おろしを歌うのてす。

●バーチャル優勝セール

 そして優勝後の楽しみはバーチャル優勝セールです。阪神優勝専用の演出の空間がマルチバースのハブとなり、優勝セールを行うお店が一堂に集まりました。優勝記念のTシャツ、キャップ、ポスターが人気です。これらはアバターが来たり、自分のバーチャルな部屋に飾ることができ、NFTで記録が永遠に残ります。
 バーチャル優勝パレードも同時に行われ、選手に声をかけたり、手を振ったりします。もちろん、六甲おろしも歌います。

●アレ機能

 2023年の優勝時は、「優勝」という言葉を使わずに「アレ」と呼ぶように、関西では報道規制があったようです。2041年では、「優勝」という言葉、文字をAIが自動で見つけて、「アレ」に変換します。英語、中国語、フランス語…多くの言語に対応し、世界中の人々が「アレ」を待ち望んでいました。

●18年前の君へ

 他にも、AI岡田監督や、バーチャルパインアメ等、様々なもので阪神優勝を楽しんでいます。
 いつだって、メタバースだって、阪神タイガースは地域の象徴なのです。そして、今も「メタバース?ランディ・バースなら知ってるわ」というおっちゃんがいる平和な世界です。

お読みいただきありがとうございます!お気軽にコメント、スキをいただけると喜びます!全記事のサイトマップはこちら⭐︎ https://note.com/noeldata/n/n15a999015a4d