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日本語の「すみません」

日本語の「すみません」は本当に便利な言葉だ。
外国人が最初に覚えると便利な言葉と聞いた気もする。
ありがとう。
ごめんなさい。
ちょっといいですか。
は、もちろんのこと、
視線や表情を加えると無敵とも思えてくる。
卓上のお醤油に視線を送りつつ「すみません。(お醤油とってください。)」
手刀を切って「すみません。(前を失礼します。)」
会釈をしつつ「すみません。(お先に失礼しまします。)」
などをたくさんの言葉を包括できる。
ゆえに、ついつい多用しがちだ。

謝罪について、私は、「すみません。」より「ごめんなさい。」の方がより深く謝っていると思ってたが、逆に受け取る人がいることを知った。もちろん最上級だと「申し訳ありません。」なのだろうが、意外だったし、そこの認識が人によって異なるのは困ることだと思った。

なるべく「すみません。」を多用せず、その場その場に相応しい言葉選びを心得たいと思うが、少しずるく使うことも覚えた。本当は悪くないと思っているが、仕事上や、立場上、仕方がない場合などに使っているように思う。ちょっとしたストレス軽減方法という感じで、自分で自分を納得させる方法だ。

なによりも「ありがとう。」を「すみません。」ですまさないように一番気をつけたいと思う。



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