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My Favorite Songs

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お気に入りの曲を紹介した投稿のうち、動画でご覧いただけるものを集めてみました。あなたにとってのお気に入りが見つかるといいな。
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#ワールドミュージック

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Touch the Sky / Julie Fowlis

スコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿を舞台とするアニメ『メリダとおそろしの森』は、作品としては何だか小粒な感じですが、ケルト色が強くて私好み。スコットランドの歌手、ジュリー・ファウリスさんと出会えたことは大きな収穫でした。 彼女の曲はこれまでに2曲紹介しましたが、いちばん有名なのは『メリダ』の主題歌に選ばれたこちらでしょう。

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Монах / DakhaBrakha

ウクライナ🇺🇦の民俗音楽楽団ダハ・ブラハは、前衛劇場の芸術監督によるプロジェクトで、さまざまな楽器を駆使する男性1名、女性3名の4人組。 民俗音楽を英語にするとfolk music。 民族音楽(ethnic music)の中の、民衆の音楽。 ダハ・ブラハの4人はいつも民族衣装を纏っていますが、その音楽性はいわゆるエスニックの枠組を飛び出して自由奔放。この曲を聴いてこれがウクライナの伝統音楽だと誤解する人はいないでしょう。とにかくカッコいいんです。

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Party for Everybody / Buranovskiye Babushki

ロシア🇷🇺連邦に属するウドムルト共和国のブラン村で自給自足の生活を送るおばあちゃんたち、その名もズバリ、「ブラン村のおばあちゃんたち」(Buranovskiye Babushki)が、2012年、ヨーロッパ最大の歌の祭典ユーロビジョン・ソングコンテストに出場。あれよあれよという間に勝ち進み、なんと準優勝。そのとき歌ったのがこちら。 大会でのパフォーマンスも楽しそう。

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Сумецкая / Отава Ё

ロシア🇷🇺の陽気な民族音楽バンド、オタヴァ・ヨ。女性もいますが、男性メンバーは何故かヨレヨレのランニングシャツがトレードマーク。 『Сумецкая (Sumetskaya) 』は彼らのMVの中でいちばんの再生回数を誇る曲。 ロシア語はちんぷんかんぷんですが、意味がわからなくたって、何ていうか、とってもいい感じ。

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Vuelie / Cantus

『アナと雪の女王』とその続編のオープニングテーマとして流れた美しい歌。オリジナルは、ノルウェー🇳🇴の合唱団カントゥス(ラテン語で「歌」の意)のこちら。 タイトルのVuelieは北欧に暮らす先住民族サーミの南部サーミ語で、彼らの伝統歌謡ヨイクを意味する言葉だとか。 Na na na heyana Hahiyaha naha Naheya heya na yanuwa Hanahe yunuwana〜♪

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My Kingdom / Kalandra

ノルウェー🇳🇴のバンド、カランドラが手掛ける、ヴァイキングの世界を舞台に繰り広げられるゲームのテーマソング。 MVはゲームの舞台ノースランズを実写化したらこんな感じ、ということでしょうか。

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Trøllabundin / Eivør

フェロー諸島🇫🇴のアイヴォールさんといえば、この曲を紹介しないわけには参りません。アイヴォールさんのオリジナルのようですが、まるで太古より伝わる呪文みたいな歌。 バウロンのような太鼓を叩きながら朗々と歌い、力強い吐息のような不思議な発声が呪術っぽさを醸していて、その鬼気迫る感じがたまりません。

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Verd Mín / Eivør

フェロー諸島🇫🇴(デンマーク🇩🇰自治領)のアイヴォール・ポルスドッティルさんは現地の伝統音楽をルーツとするシンガーソングライターで、何とも美しい歌声の持ち主。彼女の歌は基本的に夜がよく似合います。聴けば納得していただけることでしょう。 フェロー語の歌なので歌詞はよくわかりませんが、YouTubeにはLyric Videoが公開されています。

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The Waiting Game / Kalandra

ノルウェー🇳🇴のバンド、カランドラの曲ではいちばんのお気に入り。 内に秘めた気持ちを言葉にできないまま、互いに待ち続けるもどかしさを歌っていますが、曲調がドロドロし過ぎ。でもそこが魅力。 MVは雪の中を逃げ惑う女性と弓を手に追いかける男性の物語。 全然、The Waiting Gameじゃありません。接近しないで遠くから射ればいいのに、とか言っちゃダメ。多分それじゃダメなんでしょう。そして終盤、不可思議な展開に。二人は果てしない逃亡と追跡を繰り返しながら、いつか訪れる変化を待っているのかも。

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Farewell (feat. Patty Gurdy) / dArtagnan

ドイツ🇩🇪の中世フォークメタルバンド、ダルタニアン。3人組でバンド名はデュマの『三銃士』にちなんだもの。正直なところ、三銃士のコスプレをしてる人たちという印象しかありませんでした。ていうか、ダルタニャン(ダルタニアン)って主人公だけど三銃士じゃないですし(ダルタニャンを含めて四銃士)。 ヴォーカル兼バグパイプ担当のベン・メッツナーさんと、ハーディ・ガーディ奏者のパティさんが共演しているこの曲のMVをYouTubeで観て、このところちょっとだけ気になってます。

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Echoes in Rain / Enya

エンヤさんの本名はEithne Pádraigín Ní Bhraonáin。 ゲール語(アイルランド🇮🇪の公用語)の名前で、ブレノーン家の娘エンニャという意味。これまでに何度か紹介したモイア(モイヤ)さんは、お姉さんに当たります。 寡作で知られるエンヤさん、(クリスマスアルバムを除けば)この曲を収録した2015年のアルバム『Dark Sky Island』が最新作。(別のクリスマスアルバムを除けば)『Amarantine』以来10年ぶりのアルバムでした。はたして、次回作はいつになるのでしょうね。 それにしても、彼女の曲って雨☔️にまつわる歌が多過ぎ。雨が好きって仰ってますもんね。私は苦手だなー。

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The Celts / Enya

ストリーミングだのサブスクだのが当たり前の世の中。 「初めて買ったCDは?」と訊かれても、若い子なら「CDなんて買ったことありません」という方も少なくないのでは。 私の人生初CDは、エンヤさんのデビューアルバム。ご覧のリマスター版ではなく、ジャケットも違えばタイトルも違っていて、ただの『ENYA』でした(調べてみたら国内盤は未発売だとか)。 ケルト、そしてアイルランド🇮🇪に興味を持ち始めた頃だったので、聴いてどっぷりハマりました。 でも、彼女の紡ぐ音楽って、実のところさほどケルティックでもアイリッシュでもなくて、もはやエンヤというジャンル。そう思います。

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CEAHC / ONUKA

ウクライナ🇺🇦のフォークトロニカ(エレクトロフォーク)ユニット、ONUKA。 中心メンバーの3人はいずれも女性で、孫娘を意味するユニット名は、ヴォーカルのナタ(ナタリア・ジジチェンコ)さんのお祖父さまが伝統音楽の伝承者だったことに由来するとか。 ONUKAの曲にはかなりとんがったテクノもありますが、”Хто я? Де я?”(私は誰?ここはどこ?)と夢の中を彷徨うこの曲は、ヴォーカル中心で聴きやすくて好き。

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Brave New World / Kalandra

ノルウェー🇳🇴のバンド、カランドラ。 ジャンル的には何でしょうね。 壁だらけで成長が望めない世の中に舌打ちしていないで、素晴らしい新世界(Brave New World)がやってくるというウソを信じて行動しよう、と呼びかけるこの歌、ヴォーカルのカトリーンさんのひたむきな歌声が、何というか、ああヴァイキングの末裔だなって思わせるような力強さ。