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My Favorite Songs

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お気に入りの曲を紹介した投稿のうち、動画でご覧いただけるものを集めてみました。あなたにとってのお気に入りが見つかるといいな。
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2022年11月の記事一覧

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Riverside / Agnes Obel

デンマーク🇩🇰出身、今はベルリンを拠点として活躍するアグネスさん。 彼女が紡ぐ音楽はとても内省的。正直怖いくらい。人を不安にさせるくせに、それでいて耳に心地よいのがアグネスさんの歌の特徴と言えるかもしれません。 このMV、意味はよくわからないけれど、何だか不気味。呪いのビデオを見せられてる感じ? アグネスさんのインタビュー記事を読み漁っていたら、『リング』を観たことがあるとの発言が。本人も「影響は絶対ある」と言ってますし、私が受けた印象、アグネスさんの思うツボなのかも。

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Diese kalte Nacht / Faun

外は一日ですっかり雪景色に変わり、降り積もった雪で夜も明るく見える季節になりました。 寒い冬の夜に聴くならば、ドイツ🇩🇪のペイガンフォークバンド、ファウンのこの曲。ディーゼ・カルテ・ナハト。直訳すると「この寒い夜」。 私は歌とフルート、バグパイプを担当しているフィオナさん推し。結成当初からのメンバーでしたが、残念ながらその後脱退。 フィオナさんとカーチャさんが脱退した後のファウンは、正直なところ抜け殻のような気がしてあまり聴く気になれません。 それにしても、古城で撮影した動画を観てると、またドイツへ行きたくなっちゃう。いつかドイツでクリスマスを、なんて夢見ていますが、いつになったら行けるかなー。

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Touch the Sky / Julie Fowlis

スコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿を舞台とするアニメ『メリダとおそろしの森』は、作品としては何だか小粒な感じですが、ケルト色が強くて私好み。スコットランドの歌手、ジュリー・ファウリスさんと出会えたことは大きな収穫でした。 彼女の曲はこれまでに2曲紹介しましたが、いちばん有名なのは『メリダ』の主題歌に選ばれたこちらでしょう。

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Für immer wir zwei / Sotiria

ヴォーカルを担当していたアイスブルーメは短期間のうちに解散しちゃいましたが、ソティリアさんは今でも活躍中。 アイスブルーメ時代は無表情で歌う黒髪のお嬢さんでしたが、ずいぶん印象が変わりました。この曲もアイスブルーメの『Für immer』とはテイストが違いますが、「私たち二人は永遠に一緒」と歌っていて、あの曲の前向きな続編と言っていいかも。 動画はシンプルなピアノ・ヴァージョン。 こんな感じで『Für immer』のセルフカヴァー、歌ってくれないかなー。 後ろ向き、でしょうか。

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Für immer / Eisblume

ドイツ🇩🇪のアイスブルーメによる切ないラヴソング。 ヴォーカルはソリティア…もとい、ソティリア・シェンクさん。 『Für immer』はforeverと同じ意味。でも、残念ながらアイスブルーメの活動期間は短く、いつまでも、というわけにはいきませんでした。 Eisblumeって直訳すると氷の花ですもんね。儚く散ってしまいました。

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Party Rock Anthem / Jake Bruene, Lindsey Stirling

たまにはこんなのも。LMFAOの原曲は私にはちょっと賑やか過ぎるので、こちらのカヴァーのほうがちょうどよい感じ。ヴォーカルのジェイクさんのことはほとんど何も知りませんが、この曲はヴァイオリンを担当するリンジー・スターリングさん経由で知りました。 パリピ向けの曲ながら、あんまりパリピっぽくない感じ。リンジーさんは踊りまくってますけど。 この頃のリンジーさんの曲はよく聴いてたっけ。 でももう10年以上前なんですね。うーん、時が経つのは早いなー。

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The Dreaming / Kate Bush

英国🇬🇧を代表するアーティスト、ケイトさんの代表作といえば、デビュー曲『Wuthering Heights』ですが、私のイチオシは『Running Up That Hill』。 そしてもうひとつ、この曲を避けて通ることはできません。 まるでジャングルの中に迷い込んだかのような感覚に陥る『The Dreaming』。 72トラックもの多重録音は、発表した1982年当時としては異例中の異例。15ヶ月かけた狂気さえ感じる作り込みで、後に続く多くのアーティストに大きな衝撃と影響を与えたようです。

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Everything Matters / AURORA, Pomme

ノルウェー🇳🇴のAURORAことアウロラ・アクスネスさん。 AURORAと表記すると「オーロラ」と読むのが一般的ですが、私は「アウロラ」と呼んでいます。極光か暁光かの違い(オーロラの語源になったアウロラはローマ神話の暁の女神さま)。カタカナ表記するならアウローラのほうが正しいかもしれませんけど。 この曲では、フランス🇫🇷のPommeことクレール・ポメさんと共演。『千と千尋の神隠し』の主題歌を日本語で歌って話題になった人なので、ジブリ好きのアウロラさんとは気が合うのかも。

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Heatherns / AURORA

heathen(異教徒)のように自由に生きたい、と歌う、ノルウェー🇳🇴の歌姫、アウロラさん。ここでいう異教徒は、宗教的なものじゃなくて、伝統的な固定観念とは異なる立ち位置ってことなんじゃないかと思います。 彼女の曲を聴いてフェミニズムを意識する人も多いでしょうけど、ここ数年の動画を観ると、LGBTの解放を訴えるものが多いような気がします。 パッと見フェミニンな雰囲気の人ではあるけれど、きっと、性差に縛られるのはイヤなんでしょうね。

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ふゆびより / 佐々木恵梨

アニメ『ゆるキャン△』第1期のエンディング曲。 『ゆるキャン△』は、キャンプ🏕に出かけるきっかけを与えてくれた作品。 もともと山🏔に登ったり、景色を撮りに大自然の中へ出かけるのは好きでしたが、そこでのんびり過ごし、寝泊まりする楽しさ面白さは、この作品が教えてくれました。 冬キャン、『ゆるキャン△』の主な舞台、山梨なら真冬でも何とかなりそうですが、ここ北海道でやるとなると命がけ。 銀世界の真っ只中で寝泊まりするわけですから、ストーブやストーブの設置に対応したテントなど、設備投資もかなりの額に。 でも、いつか挑戦してみたいな。

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Beside You / PHILDEL

フィルデルさんは英国🇬🇧のシンガーソングライター。 変わった名前ですが、中国人の父フィリップさんとアイルランド人の母親デラさんの名前を組み合わせたもの。しかし、幼い頃に両親は離婚、母親の再婚相手が厳格な信仰者だったせいで、フィルデルさんは音楽を禁じられ、改名まで強いられたとか。 彼女の歌が暗く、まるでホラーのような怖さを感じるのは、そんな生い立ちのせいでしょうか。この歌も、「記号化された私の世界の中では、私は可愛い女の子。丘の上の私の家には、まだあなたがいる」・・・怖くないですか? 怖いですよね? 花畑の中で目隠しして歌うMVも不気味。

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Монах / DakhaBrakha

ウクライナ🇺🇦の民俗音楽楽団ダハ・ブラハは、前衛劇場の芸術監督によるプロジェクトで、さまざまな楽器を駆使する男性1名、女性3名の4人組。 民俗音楽を英語にするとfolk music。 民族音楽(ethnic music)の中の、民衆の音楽。 ダハ・ブラハの4人はいつも民族衣装を纏っていますが、その音楽性はいわゆるエスニックの枠組を飛び出して自由奔放。この曲を聴いてこれがウクライナの伝統音楽だと誤解する人はいないでしょう。とにかくカッコいいんです。

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Tack Förlåt / Laleh

スウェーデン🇸🇪のラーレさんは大好きな歌手の一人。 近年のラーレさんには心に余裕が感じられ、聴いててホッとします。 イラン🇮🇷に生まれ、戦火を逃れて各地を転々とし、やがて安住の地スウェーデンへ。これまでいろんな苦労があったのでしょう。 彼女の歌には戦って自由を勝ち取ろうとするものがいくつもありますが、この『Tack Förlåt』には吹っ切れた感が。 tackは「ありがとう」、förlåtは「ごめんなさい」。 tackにはpleaseの意味もありますが、許しを求めているというより、むしろ何もかも許した感じがするんです。

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Hold On / Wilson Phillips

カーニー&ウェンディのウィルソン姉妹と、フィリップスさんちのチャイナさんの3人によるアメリカ🇺🇸のコーラスグループ、その名もウィルソン・フィリップス。 この曲には辛いときに励まされたことが。 今こうして日々のほほんと暮らしてるのは、辛くたってそれを乗り越えて前に進んだから。「Hold on for one more day」というフレーズを聴くと今でも、よし今日も明日も頑張ろう、って前向きな気持ちになれます。