読書の秋、おすすめの本。

昨日、初めて「文學界」
買ったよー。 

仙田学さんの小説、『剥きあう』を
まず読みました。

とても面白かった!
みんなにおすすめします(^^)

自分らしく生きることとか
結婚することについてとか
性について
相当悩んできた私にとって
まさに(!)今必要なことが
いっぱい書いてあった。

言いたいけど言えない。
聞きたいけど聞けない。

そういうことがどこにいても
誰といても何かしら毎日起こっていて
うまく言葉にできなくて
大変やったんよね〜。

苦しんでいた最近の私に寄り添ってくれて
救いをくれるような
勇気をくれるようなお話でもありました。

一歩踏みこんでもいいって思える関係を
大切にしたいと思った。

これから
人と関わっていくことについては
もっと前向きに捉えようと思ったなー😌

それにね
私って

結婚に対して
けっこう夢見る夢子さんだったなぁと思う。

「幸福な恋愛」「幸福な家庭」って
社会や世間的に共有しているイメージを
なぞれば幸せになれるって
思い込んでたところ、少しあったかもしれない…。

読めば読むほど、頭の中がクリアになっていく感覚があります。

ストーリーはね

夫婦の話です。

夫の浮気を疑った妻が夫の尾行をして
夫の知られざる一面を知ってしまう
っていうお話。

妻ゆりなは、パラレルワールドの私みたいな気がしたなー。

ラストのゆりなの行動について
どう受けとるかは、人によって変わると思う



これから結婚したい私のような人にも
今の結婚生活、これでいいのかなぁって思ってる人にもいいと思う。

すごく現実的なんだけど
非現実なお話でもあって。

スペシャルな結婚生活を
一回経験した気分になれて
よかった。

すごく私にとってはロマンチックだし、笑えるし、痛みもあるし、人や自分を新しく知るための気づきがもらえた。

読めば読むほど面白いんよ。


何回も読まないと
わかんないところもあるし。

私そういう物語好きなんだよね。

私さ
ちゃんと目の前の相手のことを見てるかなぁって、たまに冷静に考えようと思う。

あとね
私と関わる人に、気持ちをちゃんと届けるためにも
自分の心の声をもっと
やさしく丁寧に聞いてみようとおもったね。

その方がきっと私は
楽しい結婚生活、はたまた人の関わりあいかたも楽しくできるかもなぁと思った。

というわけで
私にとっては
面白くて冷静さをくれる
背筋が伸びるような
良き物語でした。

作者の仙田さん。
去年は、イベントで、ご一緒できてよかったな。

出版業界が大変な中
文學界で活躍されているすごい人ですが

イベントの日、初めてお話したら
涼しい顔で笑わせてくれて
キュートな印象でした。
私にとっては衝撃の出会いでした。

これからも
応援してます。

って感じ。

文学の世界に
私はけっこう希望を感じてる。

本離れしていた人も
本に戻ってこざるをえない時代に
移行していってる気がするね。

言葉にできない気持ちが
どんどん膨んでいくとさ
どうしていいかわかんないときあるもん。

それが
破裂する前でも
破裂した後でも
小説がそばにあるかないかで
変わることがあると思った。

私は、私の好きなことを
私らしくやってこうと思った。

なんか元気が出る感じ。

読んだ人と話したくなるような感じだね。


あと
今回の文學界は
村上春樹さん、筒井康隆さん、菊地成孔さん、柴田聡子さん、山本精一さん(!)と
私が気になる人ばかり出てくるからいい。

ジャズ特集(!?)ながら
山本精一さんが出てくるところがうれしいね。
文學界、センスいいなって思いました!

読書の秋。

みなさんもチェックしてみてくださーい⭐️

#仙田学
#文學界







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