エイム練習ソフト(kovaaks,AimLab)の使い方について
初めに
エイムをよくするためにkovaaksやAimLabを使う人が増えているが、ベンチマークで目標とするスコアを取りたい!というわけでなくこのゲームで強くなりたいから!という理由で使用する場合、とりあえず適当にやるかぁ…で行うと非常に非効率である。
じゃあどうすればエイム練習ソフトを効率的に使えるか?をざっくりとではあるがまとめたので、使用する際の一助となればと思う。
エイム練習ソフトを使用することで何が身につくかを理解する
まずfpsにおいて必要なスキルとして大きく大別すると、
1.ゲームにおける立ち回り
2.スキルの使い方やそれに伴う判断能力
3.キャラクターコントロール
4.エイム
kovaaksやAimLabでは基本的にマウスの動かし方(マウスコントロール)に焦点を当てたものになる。そのため上記で記載したもののうち「エイム」という能力を向上させる、あくまでも補助的なツールであることを理解しておく必要がある。
マウスコントロールというのはマウスを動かす際の体(主に上肢帯)の使い方であり、エイム練習ソフトでは、どういう風に体を使ってマウスを動かすとどのようにクロスヘアが動くのかを学べる。
ここで「補助的なツール」と表現した理由として、こういったエイム練習ソフトをやりこんだからと言って実際のゲームのエイムが直接的に向上するわけではないからである。
身体の使い方を習得し、実際のゲームにおいてもその体の使い方ができて初めてエイムという技術が向上することを忘れないでほしい。
どういったマウスコントロールを習得したいかを明確にする
先述したようにマウスコントロールとはマウスを動かす際の体の使い方のことだが、闇雲にエイム練習ソフトをやったからといって身につくものではない。
自分がどういったエイムにエラーが多いのか、このエイムをした後スムーズにエイムができない、など自身の抱えている課題を明確にしておく。この時自身の体に目を向けて意識してシナリオに取り組むことでその課題を解決しやすくなる。
例えば連続でのフリックエイムができないという課題に対してだと、
連続でのフリックエイムができない
→1回目のフリックと2回目以降のフリックで自身の体がどういう状態かを知る。
→1回目のフリックは指先、腕に過度な力が入っていないが、2回目以降は指先、腕に過度な力が入っている。
→指先、腕に過度な力が入らない状態で連続したフリックを行えるようにする。
といった流れで、自身の課題が明確になればそれに合わせたシナリオを選ぶことができる。
適切なシナリオを選択する
自身の課題が明確になればあとは適切なシナリオを選んでいくだけだが、シナリオを選ぶ際には2つ注意点がある。
1.自身の習得したいマウスコントロールの動きとシナリオに求められるマウスコントロールは一致しているか
→先述した例を用いると2回目以降のフリックにおいてマイクロフリックなのか上下のフリックなのか、それとも90度振り向きのフリックなのか…etc
自分の習得したいマウスコントロールが習得可能なシナリオを選択しなければならない。
2.自身のレベルに合っているか
→20キロのダンベルを持てない人がいきなり50キロのダンベルを持てないように、ターゲットのサイズ、スピード、挙動を自身のレベルに合わせてシナリオを選択する。できるようになってきたら少しずつ難易度を上げていくことで、マウスコントロールの精度を高めていける。
特にvalorantであればエージェントのヒットボックスとして頭の部分が非常に小さい。そのためヘッドショット想定か胴撃ち想定かでターゲットのサイズを吟味しなければならない。
スコアについて
kovaaksやAimLabは数字としてスコアが出る。もちろん高いスコアが出ることに越したことはないが大事なのはスコアの平均値を上げていくことであって、ハイスコアをだすことではない。
最後に
インゲームではキャラクターを動かし、スキルを使い、さらに瞬間的な判断力も求められるため、エイム練習ソフトでスコアが高い=エイムがいいというわけではない。
ただ体の使い方が変わればエイムの質が変わり、それによって脳みそのリソースに余裕が出てくる。つまりそれだけ相手の動き、スキル等についてプレイ中に考える余裕が出てくるためマウスコントロールを身につけることはプレイヤーとしての総合力を高める第1歩になりうる。
今回ざっくりと書いたがさらに細かい部分であったり、違うなという部分が出てきたら意見をもらいたいし、都度修正していければと思う。
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