日記（3/26）

2024年3月26日(火)
いつもいつも久しぶりな日記。もっと書いておくべき日はあるだろうけど、今日書きたいので、書いておく。

火曜日は定休日。フリーランスになってからは仕事と生活の間が曖昧で、携帯があればいつだって連絡が止まらないし、どんな時も考えるべきことは少なくない。ただ、自分の身体や心は上手く区切らなければ、生活を好きでなければいけなくて、火曜は定休日だとルールを決めてみた。

昨日の夜から、明日は休むぞ〜とるんるんしていて、大阪の中之島にある「かはん」というお菓子屋さんに行こうかな〜とぼんやり想像していたが、明日のことは明日考えようという持ち前の謎理論で、その日は眠り、起きた頃にはもう今日のお昼だった。

大阪はまたの機会にして、今日はぼんやりと近くで過ごす。

最近友達たちと交換日記をしていて「ときめき」が話題に。私も春を前に、あらゆる方向でときめきを探している。少しでも日々にときめきを忍ばせたくて、今日は普段選ばないことを選んでみる。おおきくはいつもと同じだけど、ちいさく違うことを。

いつも簡単に結んでしまう髪を下ろしてみる。（気づいたら随分伸びていて、パーマもとれてきている。）入ったことのないカフェに入る。いつもは観ないジャンルの映画を観る。いつもなりそこねていたシネマーズ会員になってみた。（映画はよく見るので、絶対早くなった方がお得だった。これからエグゼクティブシートでゆっくり映画を観れるの嬉しい。）

小さな違いだったとしても、みるみる景色が変わっていく。新しい場所や新しいお喋りからときめきをもらっているのかも。結婚式の仕事に、ずっと胸が踊るのも、大切な新しい時間がはじまり、ともに見る景色がひらいていく、あの感覚が大好きだからかもしてない。と、今書いていて気付いた。

一昨日のことだけど、最近やりとりをしていた方と初めて電話でお話しした。文面からもおもしろい人だなぁと感じていたけれど、声になるとそれは、ぐっと輪郭がはっきりとした。こうゆう時間が頻繁にある方ではなかったから、初めましてのお喋りは緊張するし、そわそわしながら口にした私の言葉は妙に素直で、自分について知ることも多かった。こんなことまで喋ってしまったかと、電話を終えてから恥ずかしくなる。たのしかったなぁ。

その人は「のどかさんは恋人が欲しいですか？」と聞く。少し考えてしまった。恋人という言葉の中にはどんな関係が存在するのか、25歳になってもいまいち分からない。「パートナーは欲しいなと思います。日々の些細な気持ちの揺らぎや、小さな喜びを、自信を持って伝えられる相手が居るって、嬉しいなって。」そんな答えを伝えて、共感してくれた。

（この日記は、友達とする交換日記とは違い誰が見てくれているのか分からないからこそ、おおっぴらに公開しているとはいえ、なぜかオープンに書いてしまう。）

その人とは、これからどんな関係が進むかは分からないけれど、お話しできてよかったなとシンプルな気持ち。

初めましての人と喋ることで、全く知らなかったことを考える時間ができて、面白い。そんなこともあり、少し浮ついた休みを過ごしている。