【裏京都:二尊院】
小学生〜高校生までは、京都の観光地である「嵯峨」に住んでいた。
住んでいる時は、他人から、良いところに住んでるね〜、うらやましい〜、と言われたが本人からしたら、ただただ人が多いだけで、良さを感じることはほとんどない。
観光地は、非日常だから楽しい!は間違いない。
というのは、さておき。
中3の長女とのある会話で、
百人一首覚えた?
長女:全部覚えたよ! 当たり前やん!
ふーーん。
昔、犬の散歩コースだった日常が、日本中で誰もが知る有名スポットだと気づく。
日本人なら全ての人が「へ〜」と漏らすといっても過言ではない寺だった。
『二尊院』
細かい説明は、Wikipediaに任せるが、実は
『小倉 百人一首』が作られた場所だった。
小倉とは、嵯峨の小倉山のことである。
百人一首は、鎌倉時代に藤原定家が自分の好きな和歌を100個選んだものである。
定家が、
あれがいいかな〜
これがいいかな〜
もしたら、あの人を立てなあかんかな〜
この人を選んでおくとまだまだ伸びるかな〜
なんて、思いを馳せながら、ちょっとはダイエットになりそうな階段を上る。
その上には、京都市内を一望できる場所にひっそりとお堂らしき後が残っている。
京都といえば、
清水寺・金閣寺が有名だが、
日本でもっとも有名なカルタ「百人一首」が作られた場所など、京都には「実は」という場所が点在しています。
歴史の先に自分達が生きていることが、ほんの少し感じられる場所でした。
地元の人しか知りませんが、
目の前に駐車場があるので、ドライブがてら直ぐ行けます!
その後、嵯峨豆腐『森嘉』で、揚げたての「油揚げ」を食べながら、晩酌ように「冷奴」と夏限定の「からし豆腐」を買って、家路につく。
海外からの観光客が少ない今だからできる、裏京都探索に出掛けてみては、いかがでしょうか?
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