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デジモンカード第二弾環境考察

閲覧ありがとうございます。のどぐろです。
第二弾発売から2週間が経過し、続々と新しいデッキが台頭しています。
8月からはカジュアル指向の「テイマー交流会」と競技指向の「テイマーバトル」とイベントが増え、ますます盛り上がりを見せていますね。

今回は第二弾環境の考察として、Tier1と目される4つのデッキをご紹介します。掲載レシピはサンプルですので、参考までにご覧ください。
強みと弱み、勝ち筋を中心にご紹介し、考察していきます。デッキ選択の一助になれば幸いです。

今回のレシピはデジカレシピクリエイター様にて作成させて頂きました。非常に便利でしたので、デッキ構築する際は是非ご活用ください。

デッキ紹介①ピエゼブモン軸紫

ピエゼブモン

第二弾で初登場した紫デッキです。
デジタマの《パグモン》やLV3《インプモン》の効果で積極的にトラッシュを増やしつつ、LV4《デビモン》、LV5《キメラモン》での盤面制圧をし、LV6《ピエモン》やLV6《ベルゼブモン》をフィニッシャーとして展開し勝利を目指していきます。

強み
・全体的にカード単体のパワーが高く、LV3を展開し序盤からガンガン攻め
 るアグロプランと、盤面を除去しつつ攻めるコントロールプランの
 どちらも行うことが出来る点が非常に強力である。
・相手のLV6展開を《トランプソード》で返しやすく、セキュリティでも
 強力な効果を発揮できる。

弱み
・全体的にDPが低めに設定されており、セキュリティが弱めになっている。
・デッキを積極的に削っていくため、ライブラリーアウトを起こしやすい。
 
対策
・盤面はある程度無視し、積極的にセキュリティアタックを行い早期決着を
 目指す。

デッキ内のデジモンはDP4,000以下が25~28枚程度の構築になるかと思います。そのため、ほとんどのLV4デジモンでセキュリティデジモンに打ち勝つことが出来るので積極的に殴って差し支えないと思います。
当然、後続が確保できていればという前提はありますので、自分の手札とよく相談してゲーム展開を決めていきましょう。
※初心者の方向けになりますが、LV4《デビモン》などの「道連れ」効果はセキュリティデジモンは効果を発揮しませんので安心して殴っていきましょう。

・テイマー《石田ヤマト》がいない状況ではメモリー1返しを徹底する。

メモリーを1で返されると紫側は《ピエモン》による展開が出来ないだけでなく、除去に関しても使用できる枚数が1枚に限られます。
裏を返せばメモリー2さえあればLV3デジモンを《デビモン》に進化し盤面処理+《キメラモン》や《トランプソード》による盤面処理の極悪な2アクションが待っています。
《石田ヤマト》が出ているときはパスを行うことも選択肢の一つになると思いますので頭の隅に置いておきましょう。

関係ないですが、パグモン孵化する時に「ここはパグモンのーむらー」って歌うのは僕だけじゃないと信じています。

デッキ紹介②シャイングレイモン軸黄

シャイングレイモン黄色

テイマーを大量に投入した第二弾デッキです。
黄色の課題だった打点の低さと除去性能どちらも克服したカードがLV6《シャイングレイモン》です。
コスト4テイマー《高石タケル》によるセキュリティ操作とメモリー付与とテイマー《八神ヒカリ》によるメモリー付与、コスト2テイマー《高石タケル》によるセキュリティデジモン強化で高い防御力と展開性能を持ちます。
《シャイングレイモン》の進化時効果により盤面を制圧した後にセキュリティを詰めていき勝利を目指します。

強み
・リカバリー能力を持つカードが多く、耐久力が高い。
・テイマーカードによる恩恵が大きい。
 メモリー付与、セキュリティ調整、セキュリティパンプ
・《シャイングレイモン》の除去性能の最大値はDP40,000分の為、
 ほとんどの盤面に対処出来る。

弱み
・テイマーを多く採用している為、初手の手札事故を起こしやすい。
・徹底したアグロムーブを返す手段が少ない。

対策
・進化元はなるべく早く処理する。

2コストテイマー《高石タケル》のサポートによりセキュリティデジモン相手にはほぼ返り討ちに合うことを考慮するとなるべく盤面を処理し、相手に進化の道筋を辿らせないことは対策になると思います。
先手を取り、LV3を2体展開できているのであれば積極的にセキュリティを処理する動きにシフトしても問題が無いと思います。

・後続のデジモンをしっかりと確保しながらゲームを進める。

基本的にこちらの盤面は一掃されるものと考えてゲーム展開をするべきだと思います。
盤面の状況をよく見極め、追加の展開が可能なシーンでも一度テンポを落とし、《シャイングレイモン》で一掃されてももう一度再展開できるように準備していきましょう。

一番対戦経験が少ないデッキの為、あまり参考にならないかもしれません。
誤りがあればご指摘頂けると幸いです。

デッキ紹介③アルフォース軸青

アルフォース

製作サイドのデザイナーズデッキです。
プロモテイマー《八神太一》と《ブイドラモンゼロ》に加え、第二弾の「ブイドラモン」名称サポートを豊富に手に入れた突破力の高いデッキです。
《アルフォースブイドラモン》の進化元に《エアロブイドラモン》があれば、セキュリティデジモンに怯えることもなく、進化したターンにゲームを終わらせることさえ出来ます。

強み
・《ハンマースパーク》
・ドローソースが多く、プレイの選択肢が多い。
・《アルフォースブイドラモン》の圧倒的な突破力を持つ。

弱み
・《アルフォースブイドラモン》に依存しているため、手札に来ないと
 ゲームエンドを目指すことが難しい。
・横展開盤面を処理する手段がない。

対策
・なるべくブロッカーを展開する。

除去札がほとんど採用されない為、《アルフォースブイドラモン》のアタック回数をn回増やすことが出来ます。
紫であれば《四宮リナ》を起動したタイミングの攻撃は通し、《トランプソード》に望みをつなぎ、通常のアタックに関してはブロックするなど、基本的な戦術は意識していくと良いでしょう。
少なくとも1ターンでも延命し、自分の手番を行えるかどうかは大きな分岐点です。

・出来るだけメモリーが2以上でアタックする。

青いデッキ全てに言えることですが、《ハンマースパーク》は必ずケアして行動しましょう。DPは全体的に高くはない為、積極的に攻撃することは問題無いように思います。
大きくメモリーを動かす行動をする場合は、相手のトラッシュとゲーム展開の状況を見て一気にアルフォースが殴れるまで進化することが無いか予測していきましょう。
ぶち抜かれるときはぶち抜かれるので、思い切りよくプレイするといいと思います。

デッキ紹介④デュークモン軸赤オメガモン

赤オメガモン

第一弾環境でも上位でしたが、第二弾の力を手に入れ更に突破力を増しました。カード単体のパワーは現状最も高いように思います。
《デュークモン》は進化時、アタック時共に強力な効果を有しています。環境に紫が多いことからも、デッキの立ち位置は優位です。
一気にセキュリティを引っぺがして早期にゲームエンドを終わらせるも良し。《オメガモン》を展開し盤面整理をしてどっしりとゲーム展開をするも良しです。

強み
・《ガイアフォース》
・セキュリティアタック+が多く、一度のアタックでのダメージが大きい。
・打点が高く、セキュリティアタックへの心理的ハードルが低い。

弱み
・テイマーが居ないと十全な効果が発揮できない。
・《デュークモン》進化後にすぐにアタックできる展開は少ない。

対策
・《ガイアフォース》を割り切り、LV6を盤面に用意する。

DP4,000、6,000、8,000のラインで除去できるカードが存在しており、LV3横展開は返しの《ヴォルケニックドラモン》がかなり厄介です。
最強除去を警戒して進化を止めるよりは、素直に進化をしてその他の裏目をケアする方が効率的になるように思います。

・同名カードを無理に並べない。

前述の《ヴォルケニックドラモン》の登場も視野に入れると、《オメガモン》への進化は頻繁に起こるように思います。
《アルフォースブイドラモン》の複数展開や、《ピエモン》での同名カード選択などはなるべく避けることが望ましいように思います。

カードパワーで勝負することは難しいため、相手の最大打点をもらわないように考えると良いと思います。
《ガイアフォース》に関しては祈って運命力を上げてください。

終わりに

書き始めたときはそこまで長い内容にならないかと思っていましたが、かなり長くなってしまいました。
デジモンカードは明確に一つのデッキだけが勝つというわけではなく、流行していないデッキが突然勝つこともあり、非常に多様性があるゲームです。
今後更に検討が進むにつれ新たなデッキが生まれてくるとは思いますが、基本を抑えられる内容になっていれば幸いです。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。
こんな記事が読みたい。この構築や考え方はこうした方が良いなどご意見もらえると励みになります。

これからもデジモンカードを楽しんでいきましょう。
それでは、また。


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