見出し画像

たまにはシンプル日記でも書いてみっか

こんばんは、喉笛なるおです。

noteやって丸一年ちょっとが経過したわけですが、意外と直球ど真ん中日記って書いてないのでは?と思って、いっちょ書いてみっか〜と思い筆を取らせていただきやす。

まぁ日記を書いてないというか
書けない事情があるんですけどね。

書けない事情、それは…………

あまりにも日常が平坦すぎる。


ほんとに普通に暮らしてて、なにも起こらない毎日。
日記に書くことがない。


ですが…………

元々アタイはラジオがやりたかった女。
何もない平凡な日常を面白く話せてこそ、ラジオパーソナリティってもんじゃあねぇのかい!?!?

かのラジオの帝王、伊集院光氏はこう言った
「コンビニに電球を買いに行った話を20分話せるパーソナリティになれ」


多分言ってたような気がする。
そんなようなことを。
そんなようなことを言ってたよって向井さんが言ってたような気がする。


まぁなんせ!!

何もない日常を面白く話せる人間になりたい!!!


そしていつかはやりたい、私のラジオを。

というわけで、やってみせるぜ。

日記!!!!



3/3(木) 晴れ

7:50、アラームの音で起きる。
私はいつも8:33に一度起床して、そこから二度寝して9:15に本起床をしている。
なのに、なぜか7:50にアラームが鳴った。
なぜだ。

寝起きの頭をフル回転させてようやく思い出した。
今日は木曜日。
燃えるゴミの日だった。

私の住んでいるマンションは鍵付きのゴミ捨て場があり、24時間ゴミ出しOKという好条件マンションなので、いつもは前日の夜にゴミ出しを済ませている。

だがしかし、昨晩はそれが叶わなかった。
地元の友人と20時から23時までみっちり電話をしていたからである。

本来の電話の目的は最初の40分程度で済まされたのだが、そのあとつい2時間20分もトークに花を咲かせてしまったのだ。

2時間20分、私の恋愛相談(恋愛相談ですって。ぷぷ)や友人のマプ活(マッチングアプリ活動を私はこう呼んでいる)相談、そして各々の推しの話などをひたすらして、最終的に世界終わるのかくらい2人とも爆笑して、23時を過ぎた頃に解散した。

楽しい時間を過ごした私はもちろんゴミ出しのことなどすっかり忘れ、風呂に入っていよいよ寝ますよの姿勢に入った時に、ゴミの存在を思い出したのだった。

だけどこちとら言っても20代女性。
24時以降の外出はたとえマンション内であっても差し控えたいものである。

なので、ゴミ出しを翌朝の自分に託し、ゴミ収集の限界である8:00に間に合う様にアラームをセットして眠りについたのである。

そんなことを思い出しながらアラームを止め、私はベッドから重い体を引きずり出した。
最近買ったシルクのナイトキャップを外し、手櫛で軽く髪を整える。
ナイトキャップをつけて寝る様になってから、本当に己が髪がシルクのような輝きを取り戻した。
つるつるうるうるさらさらの、女の本気全開髪質。
我が髪ながら、天晴れである。

寝るときは下着をつけない派の私は、万に一つでも屋外で乳首の存在を主張してしまわないように、上半身がすっぽりと隠れるアウターを頭から被った。

スマホをポケットに入れ、玄関に置いてあるマスクケースからマスクを一枚取り出し、装着する。
そしてゴミ袋を持ち、ゴミ出しに向かった。

低層階住みの低収入女なので、ゴミ捨て場のある1階へは階段で降りた。
ゴミ捨て場の鍵を開けると、ゴミ捨て場はこの世の終わりくらい汚くなっていた。
誰かが出したゴミ袋から、中のゴミが散乱しているのである。

これは、袋の閉め方が甘くて、ゴミ袋が倒れた拍子に中のゴミが散乱してしまったのか。
それとも、誰かが故意にゴミ袋を開けて中を漁ったのか…………?

そこまで考えて、私はすぐにゴミ袋を置き、外に出た。

やはり、いくら24時間ゴミ出しOKだとしても、これからは朝にゴミを出そうと誓った。

日常のそこかしこに、恐怖は存在するのである。


駅の方面へ歩いて行く人々を尻目に、私はマンションの中へと入っていく。


あの人たちには、私はどういう人間に見られているのだろう。
7:50にパジャマ姿でゴミ出しをする女。

ビジネスカジュアルに身を包み出勤していく人々が私には眩しい。
特に誰に何を言われたわけでもないが、
「私も仕事してますよ!」
と叫びたい気持ちになった。

私は在宅ワーカーなのだ。
ビジネスカジュアルを着る必要もなければ、出社する必要もない。
一応ちゃんと働いているのに、それだけで社会からはみ出た人間の様な気がしてしまうのは何故だろう。

そんなことを思い出しながら、私は部屋に戻っていた。

時刻はまだ8時前。
本起床である9:15まで、1時間以上ある。
さてどうしたものか。

割と目は覚めているし、このまま起きて今日は早めに勤務を開始するのも良い。
だけど、まぁ、二度寝しよう。

私は夜はずっと起きていたい人間のくせに、朝は出来るだけ寝ていたい、そういう人間なのである。

玄関でアルコール除菌を済ませ、アウターを脱いでマスクを外し、再びベッドへ潜り込んだ。

スマホにはLINEやらTwitterやらの通知が数件きていた。
それらを確認し、再び私は眠りについた。

8:33のアラームをスルーし、9:15に私は本起床を果たす。
目覚めは最悪だった。
とんでもない悪夢を見た。
夢の中でめちゃくちゃ人をトンカチで殴ったり殺したりしてた。
でもそうするしかなかったんだ。

二度寝をすると大抵悪夢を見るのは、怠惰な人間に対する神様からの罰なのだろうか。

スマホを触る。
私はスマホを触らないことには生きることができない人間なのだ。

私の朝はいつもラジオと共に始まる。
目が覚めると同時にラジオを流し、身支度を整える。
逆にラジオを流さないと身支度ができないほどになってしまった。
パブロフの犬ならぬ、ラジオの犬である。
(なんだそれは)

radikoを起動し、マイリストから特定の番組を見つけ出す。

そう、『#むかいの喋り方(以下、むかしゃべ)』だ。

火曜の22時から放送されているむかしゃべは、昨年まではリアタイで視聴していたのだが、最近はリアタイすることがめっきりなくなっていた。

リアタイで視聴してしまうと、リアクションメールを送ることに躍起になってしまい、向井さんの話をあんまりちゃんと聴いてないという状態に陥ってしまうことが多々あったからだ。

真っ直ぐ番組を楽しむために、リアタイ視聴はやめたのである。

むかしゃべをタイムフリーで楽しみながら、歯を磨く。
大体毎朝15分程度だ。
幼い頃は少なくとも3分磨きなさいと言われていたが、大人になるとその5倍の時間磨く様になる。
それは、大人になって、歯の大事さを痛感するからだ。

歯を磨き終え、顔を洗って髪を解かす。

台所に向かい、食器棚からコップと小さい皿を取り出して、それぞれにミルクティーとヨーグルトを注いだ。

それらを持って、リビングに戻る。

ここでラジオは一旦終了。
向井さん、また後ほどです。

ヨーグルトにグラノーラをふりかけ、テーブルに置く。
そしてテレビをつけ、録画リストを確認した。

録画リストに『水曜日のダウンタウン』が入っていることを見つけ、私は小さく「よっしゃ!」と漏らした。

毎週楽しみにしている水曜日のダウンタウンだが、昨日はリアタイしなかったのだった。
今週はかまいたちがVTR出演のはず。
朝から最高の気分である。

水曜日のダウンタウンを見ながら、ミルクティーとヨーグルトを貪る。

あぁ、永遠に始業の時間にならないでくれ。

しかし時間というものは残酷で、あっという間に10:00になった。

私はテレビを消し、パソコンを起動する。


さぁ、最悪の8時間の始まりだーーーーーー。





以上です。
いや、以上なわけないんですけど。

朝起きて始業するまでに2,000時くらい使っちゃったのでこの辺で終わろうと思います。

あの、あれ、なんか、


日記ってこんなんでしたっけ?


なんか思ってた感じとだいぶ違いました。
あと面白ハプニングが起こるの、この後なんですよね。
そこまで書けばよかった…というか、そこから書けば良かった。

いや、こりゃ失敬。
久々に文章らしい文章書いて楽しかったけども。


でも、コンビニに電球買いに行く話を20分に匹敵しない?
ゴミ出しして二度寝した話で2,000字。
おもろポイントなさすぎてダメか。

またいつかの機会におもしろ日記チャレンジやってみたいと思います。

そのときは是非ともお付き合いください。

いやー、それにしても日記っつーのは、中身がいっぱい詰まった甘い甘いものですな。

それではここで一曲お聴きください。
大塚愛で『さくらんぼ』。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?