ラジオを始めたかったのに。

皆さん初めまして。
喉笛なるおと申します。
愛知県在住の27歳、会社員です。

小さい頃からラジオパーソナリティになりたかったのですが、そんなものは夢のまた夢。
どこか遠い場所のおとぎ話みたいなものだろうと思っていたため、夢を叶えようとすら思いませんでした。


小さい頃からラジオパーソナリティになりたかったという割にラジオを聴く習慣はなかったのですが、高校生の頃ジャニーズアイドルにハマったあたりからラジオを聴くようになりました。

ラジオって面白い!
普段テレビなどでは話さないような、その人のよりパーソナルな部分に触れられるんだ!

好きなアイドルの近況や撮影裏話などを聞けて、なんとなくアイドルとの距離が縮まったようにすら思いました。
極たまに送ったメールは意外にも採用率100%で、それもラジオにのめり込むようになったひとつの要因かもしれません。

そして2016年のM-1グランプリ。
この日、私の運命が変わりました。

関西出身ということもあり、昔からお笑いは普通に好きだったのですが、この年のM-1グランプリはすごかった。
最終決戦に残ったのは、銀シャリさん、スーパーマラドーナさん、和牛さんの3組。

そう、小さい頃から見てきた大阪のお笑い芸人の方がM-1という大舞台で激闘を繰り広げていたのです。
この姿に私はめちゃくちゃ感動し、そこからはいわゆる「お笑いオタク」に華麗なる転身を遂げました。

なかでも当時1番応援していたのは和牛さんだったので、和牛さんの出るテレビや雑誌をくまなくチェックしていました。
そこで私はまた出会うのです。

そう、ラジオという存在に。

当時和牛さんが月1レギュラーとして出演していたのが、『俺たちかまいたち』という番組でした。
この番組には大阪吉本で活躍する若手芸人さんが毎週1組ゲストコーナーに出演していたのですが、ここでたくさんの若手芸人さんを知り、どんどん好きな芸人さんが増えていき、好きなラジオ番組もどんどん増えていきました。
そこからまた、私のラジオ沼人生が始まるのです。

そして紆余曲折あり2020年。
私はパンサーの向井慧さんにどハマりしました。
向井さんを好きになった細かい経緯はまたいつかの機会に書きたいのですが、1番の要因は向井さんのラジオ番組。
これがめちゃくちゃ面白いのです。

それまで自分の向井さんのイメージは、
「顔が良くて爽やかな東京の芸人さん」
というくらいのものでした。
なんなら、ゴリゴリの関西お笑いにどっぷりだった自分的には「出待ちナンバーワン」や「イケメン芸人」という肩書きを背負う向井さんに対して、ちょっとした斜めな目線すら持っていました。

しかし向井さんのラジオを聴いてこのイメージは一変。
こんな人間臭くて泥臭くてコンプレックス剥き出しの面白い人だったのかと衝撃を受けました。
(それまで向井さんに斜めな目線を向けていた自分自身を恥じました。)

向井さんのラジオを聴き始め、向井さんの面白さだけじゃなく、仕事への向き合い方や考え方もすごく尊敬できると思ったのですが、その中でも特に自分が印象的だったのが『年の初めに新しいノートを買って、1年間の目標を書く』という習慣。

2020年末の向井さんのラジオ番組(#むかいの喋り方/CBCラジオ)で、1年間の振り返りをされていたとき、コロナの関係で開催できなかったイベント以外の目標はほぼ達成できたと仰っていました。

これに感銘を受けた私は、早速真似することに。
都合よく先日27歳の誕生日を迎えたので、新しいノートを広げ、1年間の目標を立てました。

そのうちの1つが、『ラジオ番組を録る』ということ。
ラジオ番組を聴き浸るようになり、いつしか小さい頃の「ラジオパーソナリティになりたい」という願望が蘇ってきていたのです。
いまやスマホ一台あれば、芸能人じゃなくてもラジオ番組を始められる時代。
いつの間にかラジオをすることは遠い場所のおとぎ話ではなくなっていたのです。
とは言え、やはり自分の声を、トークをネットの世界に向けて発信するなんてものすごく恥ずかしい。
万が一叩かれでもしたら…ただの一般人が芸能人の真似事してるみたいでイタイよな…誰かに見つかったら笑い者にされちゃうかも…など、様々な感情が私の足を引っ張ってきました。

しかし先日、友人がブログを始めたことをきっかけに、

過去に自分もブログをやっていたな。
よく考えたらブログもラジオも自分の日常や考えを世の中に発信するという点では同じ。
なんでブログは出来てラジオはできないんだよ。

と気づき、ラジオを録ることを決意しました。

そして迎えた初回収録。
ある程度声を張るだろうと予想して、風呂場にスマホを持ち込み、いざ話し始めようとしたのですが…

録音ボタンを押した瞬間、頭は真っ白、顔は真っ赤、脇汗はダラダラで、なんの言葉も出てきませんでした。

悔しくてひどく落ち込んで、
「そうか、無計画でやるからダメなんだ。
次はちゃんとシナリオを用意しよう。」
そう思ってノートに話したい内容を箇条書きにして、さぁ風呂場へ。

録音ボタンを押して、話し始めたのは良いものの、各話題にオチを用意していなかった。
しまった、エピソードトークってこんな難しいのか…。

結局その後何回か挑んだものの、全く面白くない素人のダラダラとした喋りだけがボイスメモに溜まっていくだけの結果でした。

どうやらやはりラジオは、遠い場所のおとぎ話の一つだったみたいです。

そんなわけで、もう一度ブログの世界に舞い戻ってきました。
文章では流れるようにスラスラと言葉が出てくるのに、なーんでラジオとなるとこうも上手くいかないかなぁ。
とりあえず、パンサー向井さんの記事を読むために登録したnoteでエピソードトークをいっぱい書いて、これが溜まってきたら、ラジオに再チャレンジしてみようかな。

27歳まだ始まったばかり。
私はこの1年を挑戦と革命の1年にする!!!

もしお時間許す方は、ぜひお付き合い頂ければと思います。


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