ロー入試に至るまで

こんにちは。ロー入試までの経緯を話します。

司法試験って難しそうだし、自分には全く関係ないと考えていました。

《①行政書士合格まで》
2020年からコロナが流行し、私も仕事以外で外出の機会が減りました。
そこで、何か趣味を増やそうと始めたのが行政書士の勉強です。完全初学者の状態で5月に勉強を始めました。試験日が11月8日で残り半年間しかなかったため、1年半の計画で勉強していました。
しかし、毎日4時間は勉強し、それなりの勉強量になったため、落ちてもいいから同年の試験を受けてみようと思い、受験しました。
家族法・会社法・地方自治法はノー勉、一般教養の勉強時間が計2時間という壊滅的状況でしたがなんとか行政書士試験に合格。
あれもしかして僕、法律向いてるんじゃないか。
勘違いをし、そのまま司法の勉強を始めました。

合格証は1通しか発行されません。再発行すると合格証明書というものになってしまいます。

《②司法試験(予備試験)の勉強開始》
入門講座はアガルートの総合講義300を取りました。
理由は伊藤塾よりも安かったからです。
2倍速で7科目を聞きました。300時間÷2で150時間を総合講義に費やしましたが何も頭に残っていませんでした。
初学者のときほど焦らず確実に勉強してきましょう。
2020年12月から他の予備校で週1通の起案と添削コーチを利用しました。
<問題を読む→全くわからない→該当箇所をテキストで読む→制限時間をオーバーで答案を仕上げる>
といった状態が4ヶ月間続きました。
フルタイムで働いていたこともあり、学力は全く上昇していませんでした。

《③ロー入試へ》
そんな状態だったので予備試験は無理だと悟り、ロー入試一本に切り替えました。そして、2021年3月にローの志望校を決めました。
第1志望:早稲田・大阪・神戸ロー
第2志望:同志社ロー
第3志望:立命館ロー
第4志望:関西学院ロー

にしました。第1志望群の3つについては、仮にどこかに合格できても1つだろうなと思っていたので細かい志望度は考えていませんでした。
志望校を決めたあたりから「絶対にローに合格する」という気持ちが湧いてきました。完全に根拠の無い全能感に支配され、2021年4月から専業受験生(つまり無職)になりました。
さて、2021年4月から本気を出し始めたものの、先述のように適当な勉強をしていたせいで、憲法人権・民法総則物権・刑法総論を除き、他は何も頭に入っていない状態でした。
確実に立命館か関西学院には合格しようと、関西学院の試験日である8月7日(立命館は8月1日)までは両校の試験科目である憲法・民法・刑法・商法(会社法)をやることにしました。8月7日まで、民訴・刑訴・行政法はほぼノー勉でした。
憲法・民法・刑法・会社法の論証を詰め込み、立命館と関学の入試日を迎えることになりました。

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