農業って想像以上に大変です

私は都内某所の大学で農業を主に学んでいる。大学1年の頃は、農業は何か楽しそう、気分転換になりそうなど割と楽観的な考えがあった。入学して半年弱が経ち私は研究室に所属することになった。研究室のOBの農家で実習があると聞き最初は遊び感覚で参加したのだが、想像してたものと全く異なっていた。とにかく非常に過酷。土を耕すだけの単純作業なのだが、足腰は悲鳴をあげた。

もちろん面積の広い畑は機械に頼ることが多い。しかし、農家と言っても小規模から大規模まで様々な農家が存在する。小規模の農家なら機械をレンタルする場合も多い。そのため闇雲に機械に頼ることは予算を考えたら厳しい場合もある。

学生の私は基本的に手作業で行う。丸一日農作業を行うと、部活動の疲れとは異なる疲労感が現れる。この時私は小規模農業は非効率だと感じた。日本の食料自給率が低いのは大規模な耕地が少ないためコスパが悪いとされている理由がなんとなく分かった気がした。そして何より、農業が好きでないと続かないだろうと悟った。

農業は私たちが生きてく上で必須な産業の 1つである。しかし、科学が発展した現在において農業はかなり時代のギャップが大きい。だから就農人口も年々減少しているのではないか。

だが最近はIOTを駆使した農業がベンチャー企業などで盛んに取り組まれている。もしかしたら日本の農業は今後IOTの技術によって格段に進化していくのかもしれない。

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