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人気イベントこそライブ配信を活用すべき

7月27日から開催される「FUJI ROCK FESTIVAL'18」4ステージの一部アーティストパフォーマンスなどをYouTubeにてライブ配信することが、いくつかのメディアで取り上げられました。

そのなかでも、Huffington Postの記事「フジロックは、なぜYouTubeでの世界同時配信を決めたのか。 「若干の懸念はありますが…」 」では担当者のコメントを下記のように紹介しています。

ライブ配信によって「来場者が減るかもしれない」などの懸念はないか。この問いに対し、担当者は以下のように話す。
「もちろん初の試みですので、若干の懸念はありますが、それよりもライブ配信を観て、くやしい想いをされた方が翌年来場いただけるのではと期待しております」

ライブ配信することにまだまだ消極的なところが多い

2010年からライブ配信のオシゴトをしている関係もあり、イベント(音楽ライブなど)、講習会やセミナーにおけるライブ配信を活用していくことの有益性をお話することがあるのですが、これまでずっと感じてきていることは「まだまだ消極的なところが多い」ということです。

ライブ配信をすると、こうしたイベントであれば「来場者が減る」「著作権的な問題(※これは仕方ないところもあるのですが、回避する方法を模索しない)」とか、講習会やセミナーであれば「しゃべっている内容がパクられると困る」「失言したら取り消せない」とか、その理由はさまざまです。

余談ですが、企業の製品発表会であれば「ライブ配信中にコメントが荒れると困る」というのもありますね。

イベント、講習会やセミナーを開催しているなら、さらに、それが人気なものであるなら、なおさら、ライブ配信を積極的に活用することに改めて声を挙げたいのです。

ネットで見るよりリアルで参加したほうに優位性がある

さすがにYouTubeで視聴ができるアーティストの数はそれほど多くはないのでしょうが、今回、こうした試みをするフジロックはかなり大きな決断だったはずです。

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