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Hollyland LARK MAX 「RECロック」「送信機側でマイクミュート」可能に

Hollyland LARK MAX が日本で発売されたのは今年(2023年)6月。

発売当初から要望(問題)点として上がっていた

(1)「話者が送信機のRECボタンに触れて、誤ってRECを止めてしまいそう」
(2)「送信機側でもミュートのONとOFFがしたい」

の2点がファームウェアのバージョンアップ(2023/12/05 V1.0.3.103 → V1.0.4.9)によって改善されました。

LARK MAX V1.0.4.9 のアップデート内容

(1)は LARK MAX の設定メニューのなかに「Mic Settings」→「Stop REC Lock」という項目が増え、ここを ON にすることで、送信機本体のRECボタンを押してRECが開始されたあとは「受信機本体の液晶メニューから ”のみ” RECが停止できる」ように。

(2)は送信機本体の電源ボタンをダブルクリックすることでマイクのミュートONとOFFが可能となります(長押しすると送信機本体の電源ONとOFF)。また、受信機本体の液晶画面にはREC中を示す赤いマルのほかに、録音可能な残り時間も併記されるようになっています。

ちなみに、V1.0.4.9のアップデート情報には「Click the TX switch button to switch the mute function on or off.」とありますが、正しく?は "Double Click" です。

ファームウェアアップデートの手順メモつくりました

Hollyland LARK MAX のファームウェアアップデートの手順メモを下記のURL( https://nodatakeo.com/archives/4545 )に記載しました。ご参考までに。

「RECロック」「送信機側でマイクミュート」どちらもすごい便利…

結論から言うと、LARK MAX を所有している方はアップデートが(個人的に)オススメです。

(1)の「話者が送信機のRECボタンに触れて、誤ってRECを止めてしまいそう」について

前モデルの LARK 150 では送信機内のメモリーに音声RECを開始するときの本体ボタンが "硬め" で(と表現するのは正しいかわかりませんが)、一方、LARK MAX はボタンそのものの材質やボタン構造が変わったことで、無意識に送信機本体に備わるRECボタンを簡単に押せてしまう(触れると簡単にONとOFFが入ってしまう)問題がありました。

「Stop REC Lock」という項目が生まれたことで、LARK MAXの送信機を話者の胸元へつけたあと、話者自身が無意識にRECボタンを押してしまうことによる意図しないRECの停止を避けることができるようになっています。

実際、自分自身も送信機を胸元へつけるさいにRECボタンに触れてしまい、気がついたらRECが止まっていたということも(たまたま受信機側のステータス表示をチェックしていたので良かったのですが)。

(2)「送信機側でもミュートのONとOFFがしたい」について

送信機それぞれのマイクミュートはLARK MAXでは受信機側で操作をする必要がありました。

でも、受信機から離れている送信機をつけた話者自身がなんらかの理由でミュート操作をしたいということは多くのシーンで起こりえます。

個人的にも送信機でミュート操作をすることができないことに不便さを感じていましたし、他のユーザーからも多くの声があったと感じています。

発売から約半年の月日が過ぎてからのアップデートとはいえ、今回のアップデートはとても助かりますし、より安心して、LARK MAXを利用することができるようになりそうです。

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