「頑張る」について思うこと

「頑張る」って難しい言葉だなって思う。
すでに頑張ってる人にとっては頑張れって言われると逆に負担になる、というのはよく聞く話で私も自分が使う時は気をつけているつもりだ。

でも「頑張れ」や「頑張ろう」というような言葉は友達との日常会話にもありふれていて、使う側は純粋に応援や励ましの気持ちから言ってるってわかってるから、自分は言われてもそんなに気にしない、そう思ってた。

けれど、最近少し気分が落ち込みがちだった時に、何気ない日常会話で言われた「頑張ろうね」という言葉が妙に引っかかって、いつものように「頑張ろうね」と返せなかった。でも、自分が既に頑張ってると思ってたわけじゃない。頑張りたくなかった。

思うに、「頑張る」という言葉は、挑戦や成長を求めている時にはしっくりくる。成長を求めて、ちょっと自分のコンフォートゾーンから出ていくような時。そんな時は、他人からの後押しも有難いし、気分も上向きで向上心があるから、頑張ろう!と思うと気分が上がる。

でも、人って常にそのメンタルを持ち続けられるわけじゃないと思う。頑張るには、エネルギーが必要だから。身体や精神が休息を求めてる時や少し内省的になっている時は、自分を労って大切にしてあげたい。そんな時の自分には、「頑張れ」よりも、「頑張らなくていいよ」と言ってあげたい。

「頑張る」という言葉の捉え方にもよるけれど、その言葉が良い悪いではなくて、使い方が大切かな、とも思う。

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