定職無しシングルマザー。ついに家購入??
こんにちは。
HSS型HSPのシングルマザーnocoroです。
今日は、家は借り続けるか、
それとも買うか問題についてです。
私は定職についていませんし、
ガッチリ働くフリーランスでもない。
なので、当然新築なんて無理無理。
ローンが組めたとしても35年ローンを毎月払っていくのは
気持ち的に無理。
なので、田舎に星の数ほどある「空き家」をの購入を検討。
たくさん物件を見ている最中です。
オンボロでも愛する我が家
我が家は、2020年
コ○ナが流行った時に田舎町へはるばる1000kmの移住をしました。
移住してすぐは、
【家賃5万円】2LDKの小綺麗なアパート暮らし
その後に、
【家賃1万円】の空き家へ移動しました。
その空き屋がなんとも、オンボロ!
現在、隙間風ピューピュー。
押し入れを開けると、爽やかな風が吹きぬけます。
床は処々、抜けそうなほど柔らかく、雨漏りの補修は延々に終わらない。
ボロさは承知。
家賃1万円ですからね。
でも私たち母娘は、この家がお気に入り。
広い庭がついていてハーブや果樹が植わっています。
ビワ、柿、ポンカン、イチジク。
ハーブは至るところから、20種類ほどが取れます。
ヨモギや、ゴツコラ、ユキノシタ、山椒、ドクダミ…
そんな野草なんかも安心して採れるのが本当に嬉しい
景観も最高!
広~い縁側から、目の前にはお気に入りの庭。
さらに、その先は田園。色とりどりの山々。
庭には、夏の夜には蛍が飛び交います。
そして近所の方は、親戚かのように優しくあたたかい。
本当に美しく、穏やかで、豊かさ溢れる家なんです。
でもその家を出ようかと思っています。
めちゃくちゃ悩んでいる状況です。
これはヤバい…家賃1万円の家
良い点もいっぱいある我が家。
でも、我慢ならぬヤバいポイントを紹介します。
①あれ?水が濁ってる。
雨降りの翌朝。飲もうと思って口を付けたカップを覗くと、そこに無数の砂?を発見。それからと言うもの、度々水の中に入る異物。
水道が来ていない我が家はボーリング水です。家の敷地内で井戸を掘って、モーターで汲み上げる方式。
少し井戸内の水位が下がると出る症状だそう。
でも、雨不足が続いた昨年…
いつも通り蛇口をひねると「ボゴッボゴゴゴゴ…」と怪しげな音でお出ましになったのは、THE泥水!しかもその後何も出ず・・・。
直すには、井戸の掘り直しが必要とのことで、その費用は100万は見積もってくださいとのこと。何年住むか分からないこの家に投資できる額ではないと判断しました。
飲料水や料理用は、美味しい湧水が出るところに組みに行き、お風呂は温泉に入りに行くという生活です。楽しいですが、もう~大変です。
②あれ?この柱フカフカしてる??
DIYをするため柱や窓枠をコンコン叩いて回っていた時に発見。
叩くと“ポフポフ”とする柱や窓枠。あれ?と思い指先で音を確認していると…やっちまいました。指が柱に刺さったんです。柱の表面は綺麗だったのですが、中が見事にスポンジ状というか空洞。
そう。シロアリちゃんにしっかり食われていました。
北側の窓や柱が、見事にやられている。見たところ、もう住人はいないようでしたがこれは危険。
他にもキクイムシに喰われている穴も多数。地震が怖いです。
③あれ?この扉閉まらない。
すきま風ピューピューの我が家。それも当然。
全然閉まる氣がしない窓。
だって柱がね、少し傾いているんです。窓枠が歪んでいるだけなら良いんですが、柱となると…恐怖です。
まとめ:修復費700万越えの恐怖。
他にも沢山の難点。雨漏り、床下の排水が漏水、屋根瓦の劣化。
▽最低限の修復▽
水道100万、屋根替え200万、耐震補強400万。
それだけでも《700万》です。
ほかに劣化した床や、窓枠の取り換え等をDIYでやったとしても…費用がかかりすぎます。
まして、ここは賃貸。かけられません。
引越を決意。
700万オーバーの資金を投入して直す価値のある家なのか?
いや、そんな価値は無い。というか、そんな資金も無い!
家賃1万円で、お氣楽。
ゆるゆるの生活はありがたいけれど、引越すことを決意しました。
再び賃貸?それとも買っちゃう?
一軒家の賃貸を探してみた
家賃1万円の家というのは、直す箇所、多いです。
大家さんがある程度管理している
比較的状態の良い家だと、月3万円~が相場ですね。
月3万円×1年=36万
10年=360万
※
4年間田舎暮らしをして感じた
最低限快適な暮らしをするための家賃です
固定費あがりますね。
私は現在、小学生の娘と一緒に月10万円で暮らしています
こんな風に計算すると、
田舎であれば家賃程度で10年以上の居住で
「購入」という選択肢も出て来るわけです。
賃貸のメリットは
「気軽に引越ができること」
私はずっとこのメリットのために賃貸を選んできました。
でも、
やっぱり「畑がやりたい、自由に果樹を植えたい」という野望や
「自由に家を改装したい」という野望が出てきました。
私の住む田舎町の家の相場感ですが、
0円~ →倒壊の危険性あり。即解体が必要なレベル
100万円→かなり痛んでいる。屋根等の修復が必要
200万円→一部床の抜けや、やや難あり。
300万円→※このラインから状態の良い家が出て来る。
一部補修で住める状態になる。
500万円~改修をしなくても生活に支障のない家
DIYスキルが高い方や、
補修に掛ける資金が潤沢にある方はお安い家でもOK。
人気の築100年越えの古民家なんかも手が出せます。
10年360万円で借りるか、300万円で購入するか
ここがリアルなラインになってきます。
購入すれば月々の家賃はかかりませんが
忘れてはならないのが
・固定資産税
・補修のための積立て
特に、補修のための予算
これは甘く見てないけませんよね。
給湯器、屋根、外壁…
どこかがダメになれば50万~ポンと出ていきます。
さらにこの時代、
台風や地震などの天災の危険性も。
ひとたび被災してしまえば、家は一瞬で住めなくなります。
こんなデメリットがあったとしても、
購入する必要があるのか…
迷っているところなんです。
結論
リアルなところですが葛藤中です。
買う 80% > 借り続ける 20%
さてどっちが良いでしょうか??
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