休日にここ二年間を振り返る
どうも、来月35歳になるのーこです。
気がつけばアラフォーと呼ぶのに近い年齢になってます。こわぁ。
年相応の綺麗さを持続できるようぼちぼちやっていきます。
今更ですが、十年以上のニート期間を脱却し、社会復帰してから一年と少しが経ってます。
慌ただしく日々を過ごし、疲弊しながらも楽しく仕事してます。
私の二年前の今頃の記事を読むと、まだ埼玉の山の中の元カレの家に住んでるんですよね。
遠い昔のことのように感じるけれど、まだそんなもんしか経ってないのかぁ。不思議。
このnoteで初めてアカウントを作ったのは、確か2018年とかそれくらいだった気がします。覚えてないっす。いつだったっけ。
その頃から繋がりがある方がいたりして、いつも見守ってくれてるなぁって嬉しくなります。ありがとうございます。
その頃の私と今の私を比べると、生活面やらメンタル面やら色んな物事がガラッと変わりました。
比較的最近繋がった人には想像つかないかもしれませんが、めちゃくちゃ病んでたんですよね。
よくパニック発作起こすわ、希死念慮あるわ、引きこもるわ、よく泣くわ、元彼と喧嘩して怒声浴びせるわ、かなりのメンヘラでした。
紙のノートに「死にたい」って書いてましたもん。
まぁ20代は色々あったからね。許して。
今でもたまにパニック発作は起こしそうな時はありますし、お薬に頼りにながら生きてますが、めっちゃタフになりました。
落ち込むことがかなり減りました。
心身疲れてると荒む時はあるんですけど、休めば回復します。
不安とか緊張を感じることも減りました。たまーーーーーーーーにあるくらいです。
これまでに経験してきた苦悩と比べると、今はとても平和で幸せなので、物事に動じなくなってきてます。
以前の私は「繊細」とか「感受性豊か」って言葉が似合ってたと我ながら思うんですけど、どんどんなくなってきてます。
多分これが「鈍感力」ってやつです。
元彼に全てを頼りきりだった頃の私は、生きることそのものが恐怖でした。
乳がんになって、もしかしたら明日にも死んでしまうかもしれないと思うことが恐怖で、そんなことを考えながら生きる毎日が恐怖でした。
でもなんやかんや生きてます。
11年再発してないです。
30歳まで生きてないだろうと思ってた私が、そろそろ35歳になろうとしてます。
30歳を過ぎた頃から、「思ってたより自分って長生きしてんなぁ」と思うようになりました。
「あれ、もしかしてまだまだ生きられるんじゃね?」と年々思うようになりました。
どうせ長く生きられないしと色んな物事を諦めて、逃げてばかりいて、努力も一切してこなかったです。
今は仕事頑張ってますが、人のこと言えない生活送ってたんですよね。
だから色んな人の気持ちが分かる部分はあるんですけどね。
でも思っていたよりも長く生きてるなら、もっと自分の人生を生きたいって思うようになりました。
誰かに頼って生きるのではなく、自分の脚でしっかり立って、自分のやりたいことを自分でやっていく人生を生きたいって思いました。
んで元彼と別れて、一旦施設で暮らして、その後派遣社員になって一人暮らしを始めて、転職活動をして今の私がいます。
ここまで二年。色んな方の助けを借りて、今私は生きたいように生きてます。
本当にね、大変でした。本当に。
自分よく頑張った。今もだけど。
何回も心折れてましたもん。
でもね、たくさんの人と知り合って、今までにないくらいに人と交流をして、その一つ一つの瞬間があったからこそ頑張れてきたのだと思ってます。
まずは行政のお世話になって、担当の方に親切にしていただいて。
一時的にお世話になった施設では、それはまぁ色んなことがありまして。
そして色んな事情を抱えた人たちと出会って、今の仕事を志すきっかけになりました。
でもどうしても施設からは真っ当な形で退去したくて、こんな私でも借りられる部屋はないかと探し回りました。
やっぱりというか、社会的信用のない私に借りられる部屋が本当に見つからなくて。
そんな中、今私が住んでる部屋を見つけてくれた不動産屋さんと知り合って。その方のおかげで自立に向けて動くことができて。
んで、家賃を払うためにまずは派遣社員として社会復帰を目指して。
十年以上まともに働いてこなかったもんだから、不安&緊張で顔合わせが中々通らず。
「このままでは生活費稼げなくてヤバい死ぬ」と焦ってた私を拾ってくれたのが、前職の派遣先でした。
電話応対とかコピー機の使い方とか色んなこと忘れてるし、ミスも多かったし、駄目駄目な自分に落ち込むことが多かったです。
でも仕事を覚えていくにつれ、任される仕事も増えて、それが自分の自信に繋がっていきました。
派遣先の方から「のーこさんなら大丈夫」と信頼されることが、すごく嬉しかったです。
これが自己肯定感というものなのだと、人生で初めて実感しました。
派遣先の方たちは本当に優しい人たちばかりで、派遣社員の私をいつも気遣ってくれました。まぁ仕事を無茶振りされることもあったけど、それもいい思い出です。
そんな方達が頑張っている姿を見て触発されて、私も正社員として働きたいという欲が出てきました。
年齢が年齢だし、経験も浅すぎるし、私が正社員を目指すのはかなり厳しい条件でした。
でもやりたいことやっていこうと思って、転職活動を始めた次第です。
そして目指したのが今の就労移行支援員です。
父のことや施設でのことがあり、いつか支える側になりたいと思ってました。
でも自分の生活のこともあるんで、無理だったら紹介予定派遣や雇用創出を利用して(どちらも一定期間働いたら正社員になれる制度)、別の職種での正社員になろうと腹を括りました。
転職活動を始めたのはいいものの、まぁ書類で落ちる落ちる。分かってはいたものの凹む。
並行して雇用創出での職探しもしていて、とある企業での秘書として契約が決まりそうでした。
生活のことを考えたら契約するべきだったんですけど、どうしても就労移行支援員という目標を諦められず、お断りしました。
なんやかんやで、二つの就労移行支援企業で書類審査が通りました。
一社目の面接の時は本当に緊張でヤバかった。これで通らなかったら生活がヤバいというプレッシャーも相まって。
そして無事落ちました。
まだ派遣先を退職してない中での転職活動だったんで、本当にしんどかったんですよ。仕事もしなきゃだしで。
心折れて色んな物事がどうでもよくなりかけていた頃に、今働いてる企業での面接がありました。
なんかね、一社落ちたからさ、「どうにでもなれ」って半ばヤケクソだったんですよね。
だから面接時に緊張とか不安とかなかったんですよ。なので、自分の思ってることを素直に言うことができました。
そしたら一次面接でほぼ採用が決まりました。
ほんっっっっっっとうにほんっとうに!!!!!!!!!!!
ありがたい!!!!!!!!!
生きていける!!!!!!!!
やったーーー!!!!!!!!!
もうね、全身脱力しました。
これからも生きていける。よかった。
一応二次面接もあって、手続きやら諸々の説明を受けて正式に採用となり、転職活動に幕が降りました。
そして派遣先で新しく入った方に引き継ぎをして、最終日はお世話になった方達に挨拶をして、退勤時はお辞儀をしながら見送っていただいて、無事契約満了となりました。
ちなみに会社出た後にめっちゃ泣いた。あんなに感謝されるとは思ってなかったんだもん。「興味があったらうちに来てね」とも言ってもらえました。
嬉しいのと寂しいのと胸があったかいのとで、目と鼻がぐちゃぐちゃになりました。
ここで働けてよかったと、今でも心の底から思ってます。
本当にありがとうございました。
そして、私は今の仕事を頑張っています。
SNSで「疲れた!!!!!」「休みたい!!!!!」って言いながらも、本当に楽しいです。
それは私がやりたいと願った仕事に就けたから。やり甲斐ばかりあります。
転職活動で心折れながらも、諦めなかった私だからこそ掴めた仕事です。
そりゃ一生懸命やるってもんです。
そして、今の職場ではありがたいことに人に恵まれています。少し前はなんやかんやあったけどね。
直属の上司達や先輩方はいつも気にかけてくれます。体調崩すと心配してくれます。やって当たり前の仕事でも「助かった!」ってお礼言ってくれます。
みんなで助け合いながら頑張ってます。マジでキツい時も多々あるけれど。
何十年もここで働くかと聞かれたらNOと答えます。
だけど福祉業界が初めてな私を拾って育ててくれてるので感謝しかないですし、この繋がりは大切にしたいと思ってます。
だからね、私は強いとよく言われます。尊敬してる女性先輩からも言われました。
そうなんです。私強いんですよ。
でも記事の最初の方に書いたように、数年前までは死ぬことばかり考えていた人間でした。
とても強いとは言えない、弱い人間でした。
この二年間が私を成長させました。
「ただ生きる」ってことを続けてきた結果、自信や自己肯定感が湧いて出てくるようになりました。
全て生きるために死に物狂いでやってきたことです。これまでの過程に自信や自己肯定感がない時だって腐るほどありました。
それでもただ生きる。自分のために。
それだけ。シンプル。
変化はいつだって緩やかです。
自分では何も気がつきません。
でもね、結果だけは確かに存在してるからね。それだけは確実に信じていいものだから。
そうして私は今度35歳になります。
正直恋愛してないことに焦ってます。アラフォーになるのにどうしよ。
でも恋愛してる余裕もないです。デートする体力も気力もありません。どうしよ。
来年引っ越しする予定なんで、それが終わって落ち着いたら婚活でもしようかと思います。
自分に余裕がある状態で恋愛したい。
ほんとね、日々疲れすぎて恋愛に対する思考がおかしなことになるんですよ。
人柄がよくて価値観とか諸々合致する人であれば、そんなに働かなくてもいい。少しバイトしてくれればいい。私が頑張って稼いで養うから。その代わり家事をやってほしいと思ってしまう。
この思考よくない。それはヒモだ。
実際は自分の仕事にやり甲斐を感じて頑張る方が好きなんで、且つ誠実な方が好きなんで、そんな方とご縁があったらいいですね。
そのために私も諸々頑張らねばですね。
明日ってか今日も休みなんで、ダラダラとnoteを書きました。
誕生日にこんなことを書こうと思ってたんですけど、書くことなくなりましたね。
誕生日は仕事なので、周りに誕生日アピールしておめでとうと言ってもらおうと思います。
ではでは、長々とお付き合いくださりありがとうございました。
まだまだ暑い日が続くので、皆さまご自愛くださいませ。
では、またね。
生きる糧にさせていただきます。サポートのおかげでご飯が美味しい。