2022/05/25 閲覧注意

 うまく眠れない。昨日は特に眠れなくて、ずっとゆ虐漫画を名作から新作まで読み漁っていた。
 その中で、多分新作だと思うのだけれどいい話があった。もう何日もまともにごはんさんを食べていない、ガリガリに痩せ細った野良まりさとおちび。おそらく季節は冬で、かりに行くも枯れ葉くらいしか取ってくることができない。この手の作品では珍しく礼儀正しいまりさは、ごはんさんを分けてくれと道ゆく人に頼み込む。すると1人の女子高生が立ち止まり、人を集めて助けるので明日まで待ってほしいと言う。まりさは再び彼女がやってくるのを待った。翌日、彼女はまりさの元へ紙袋を抱えてやってきた。お礼を言って袋を受け取り、おちびが待つ家へ帰る。期待に胸を膨らませて袋を開けると、中から出てきたのはなんと千羽鶴だった……!
 礼儀正しいゆっくりが酷い目に遭うのは好みではないのだけれど、この展開には恐れ入った。シンプルな風刺をネタにするとは。
 あと数日前に読んだ別の作品で、にんげんさんが耕した畑を自分のものだと言い張りトマトを盗み続けるれいむが、人間さんに見つかった時に「ここはれいむたちがかいっこんしたはたけなんだよっ!」と言うシーンでめちゃくちゃ笑った。ゆっくりが「開墾」なんて言葉を知っているわけがないだろ。でもゆっくりたちはクズにんげんさんたちをせいっさいするとよく言っているし、多少難易度の高い熟語を全く知らないということもないのかもしれない。ゆっくりの知能、興味深い。ゆっくりの生態を考えるのをやめられない。
たすけて。

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