30代後半異業種への転職活動#3
現在、転職活動中。30代後半から異業種への転職希望。
応募数を絞ってひとつひとつの求人に対して集中して対策している。
やっと書類選考を通過して、一次面接へ。予想外の面接内容にとまどいつつ、なんとか話の流れを違和感なくつなげられたかも?
振り返るために書き出しておこうと思う。
9月中旬 一次面接
身だしなみ
スーツ:
今までの職種ではスーツを着る機会が全くなかったので、転職活動に伴い新しく購入。30代後半という年齢から、落ち着いてみられるよう意識。
・ネイビーのノーカラー、パンツスタイルスーツ(アパレルのカジュアルスーツ)
・ピンクベージュの顔馴染みの良いシンプルブラウス
・白のスタンドカラーシャツ
・ストッキング(予備2枚持参)
靴:
・ベージュパンプス(5cmヒール)
カバンが黒だったので、当初就活の時に使っていた黒いパンプスを履く予定だったけれど(使わないから物持ちよかった)、実際すべて身につけた時ネイビーと黒のみの暗い雰囲気、パンツスタイルにヒール2cmは合わないなと落ち着いた雰囲気の履き慣れたベージュパンプスに急遽変更。
カバン:
30代後半の転職となるとこなれたビジネスバックでもいいかなと、面接用に購入してもその後も使えるものを物色していたけれど、
「自立する(底に鋲がある)」「A4書類がはいった封筒が入る」「汚れにくい」「低価格」を優先して、最終的に面接でしか使わなそうなものに。
(考えすぎて頭パンパンになったので、カバンの種類で不採用にはならない!と開き直ったが、結局無難なものに落ち着いた)
髪型:
現在前髪長めのショートボブ。
サイドを耳にかけるだけでいいかなと思っていたら、面接練習でおじぎのたびに垂れてくる。サイドの髪をかきあげる癖が何度もでるのは嫌だなーと、思い切ってピンでピシッと抑え、おかめスタイルに。
顔も大きくパンパンな顔がどーんと出るけれど、「顔がでかいから不採用」ってことはないだろう。と清潔感を優先した。
メイク:
もともとメイクは下手なので、必要最低限、マナー程度のメイク。
ただ汗かきでメイク崩れがこわかったので、綺麗にみせようと厚塗りしないように心がけた(メイク直しの技術がない)。
アクセサリー:
アクセサリーは腕時計のみ。普段はデジタルウォッチを使用、面接用に1,000円代のシンプルな腕時計を購入した(文字盤はシンプルなアナログ、ベルトは黒の合皮)。
汗対策:この時期+汗っかきの私ならではの対策かも
・汗を拭う
面接に持参するハンカチとは別に、タオルハンカチを用意。顔、首元の汗をできるだけ手早くよう心がけた。
・胸元の汗
胸元の汗がブラウスにしみないように薄手のハンカチをブラひもの間に仕込む。でかける準備の中で汗がつき目立つことに気づき大慌て。その場ではドライヤーで乾かし、移動中の汗でおなじことにならないように簡易的に仕込んで、面接前に外した。
・あぶらとり紙
汗をぬぐったあとにあぶらとり紙でテカリをオフ。
面接の時間
「面接自体は○時、必ず10分前には着くようにいらっしゃってください」と言われていたけれど、何時に行くべきか迷った。
通常5分ほど前に着けばいいかなと思っていたけど、それを含めた10分前集合?それともさらに5分前に行くべき?
最終的には、面接15分前に企業へ。
あとでわかったことだけど、コロナ対策で入館時に検温・入館シート記入(結構細かい内容)・入館証の配布などの手続きがあり10分前にはきてくださいと案内したいうことだった。
面接時のマスク
案内してくださった担当者が面接室に入る前にルールを説明。
はじめの顔合わせでマスクをとる、そのあとは終始マスクをつけて質疑応答してくださいとの事。
これはどう思えばいいんだろう。
マスクがあることでちょっと緊張がほぐれそうだけど、
声も通りにくいし目でしか表情が伝えられない、相手の表情も読みにくいデメリットも。実際面接は緊張で声がとおらず聞き返されることがあった。
ただ先に説明していただけたことで、マスクについてたずねなければ…というすべき事が減ってありがたかった。
面接の流れ
入室時のマナーや席につくまでの流れを練習してきたけれど、
結果はあっけないものだった。
・ノックは3回、声をかけていただいてから「失礼します」と述べてドアをあける
→案内担当の方がノックからドアをあけるまでをしてくださる。
・入室時に面接官に軽く挨拶をして、できるだけお尻をむけないようにドアをしめる
→ドアから曲がり角があり面接官が見えない。引き戸な上、案内の方が閉める
・椅子の左側に立ち、声をかけていただいてから挨拶、着席。カバンは足元へ倒れないように
→座る椅子とは別に荷物置き場の椅子があり、右側にしか立てない。向かったと同時に、案内担当者が「カバンはそこに」「着席してください」「それでは初めさせていただきます」
面接内容
面接官は3人、現場の長・副長・人事担当(案内してくださった方)
マスクをとって面接官紹介をお聞きし、マスクをつけて面接開始。
驚いたのが質問内容の半分が「学歴」だったこと。
大学を中退しているのでそこは聞かれるだろうと思っていたが、まさかの中学校、高校、大学とすべて確認された。
・中学校から地元の場所を確認される
・高校を選んだ理由、何科だったのか
・大学を選んだ理由
予想外の質問にとまどいつつも、話を彩る必要もない内容だったので落ち着いて答えられた。その後、よくある質問に突入。
・1社目の志望理由、退職理由
・2社目(前職)の志望理由、退職理由
・今回の求人応募の志望理由
完璧とはいえないが、練習した甲斐あってつまることなく答えられた。
さて、ここからどんな質問がくるか。
質問をする面接官が変わりどきどきしていると、なんと今度は「学歴の深堀り」が始まった。
・小中学生の頃、夢はありましたか?
・習い事とかしていましたか?
え?ええ?そんなことまで聞いてどうするの??
内容も予想外だったけど、質疑応答のやり方がキャッチボール形式なことが一番驚いた。
面接官から質問をうけて、「私は○○です。具体的なエピソードは○○、このスキルを○○に活かしていきたい」という文章で練習していたので、「○○って▲ってこと?」「はい、▲で▽でした」「そうなんだね〜」とポンポンやり取りして答えていく中にアピールを織り込んで話をできない。
ほぼ素が出ていたと思う。
学歴から職歴まで同じようにやり取りがどんどん続いていく、テンポは早いけれど質問の数が多すぎてここで1時間ほど経過していた。
ポンポン進むやり取りから素の考え・言葉を聞き出して、
・学生〜社会人までの夢や理想の、話の流れに整合性があるか
・考え方の軸はあるのか
・転職を繰り返さないか
・どういう人なのか
を見られていた気がする。たしかによくある質問も大事だが、回答はいくらでも言葉で繕うことができる。その人の人間性を見るにはキャッチボール形式の方が良いのかも。
最終的にこんな質問をされた
「転職後また新しい仕事に挑戦したい、とはならないですか?」
面接が終わった今、この質問への答えが今回の面接の肝だったように思う。
個々の質問にポンポン答えていき、最終的に考えを一貫して繋げられるのか。自己分析をしっかりして「転職の軸」を自分で確認していないと、言葉に詰まっていたと思う。
私は、割とすんなり答えられた。学歴から職歴と細かく質問に答え続けていたことで、頭の中が整理されていったこともよかったと思う。
答えたあとに、面接官の方々が納得したような面持ちでうなずき、メモをとっていた姿をみてほっとしたし、時間をかけて自分を見つめ直した時間が無駄じゃなかったと思えた。
ただ自分の経験から得たスキルの話や、異業種への転職についてほとんどアピールできなかった点が気になっていた。
やり取りの中にもっと自己アピールを入れることができたのではないか?
30代後半という年齢的にも、即戦力のアピールができなかった事はまずかったのではないか。
面接時間
面接は1時間40分。
あっという間だったような、長かったような。
30分程度で終わると思っていたので、終わった後時計をみて驚いた。
すべてが予想外だった。私の勉強不足かな。結果的にはいい勉強になった。
お礼状
家に戻り、早速お礼状を書き始める。書き終わって84円の切手がないことに気づいて、そこでハタと立ち止まって考える。
お礼状ってかならずしも出さないといけないわけじゃない。今切手がないということは面接翌日に投函することになるけど、面接翌日になってでも出すべきなのかなー?
結局翌朝になって、お礼状は処分して出さなかった。
(1時間後に、お礼状を出さなくてよかったと心から思うことになる)
一次面接選考結果
「7日以内には結果をご連絡いたします。」
同じように言われていた書類選考が5日後だったので、4〜5日後かなと予測をたてていたら、面接翌日に連絡がきた。
結果は、一次面接通過。
手応えがよくわからなかっただけに嬉しい!
ただ連絡が早すぎて違和感を感じてしまった。夕方面接して翌日午前中には連絡がくるとは。
前回は、書類選考通過の連絡がきて日程の連絡は翌日夕方くる(31時間経過)くらいのペースだったのにな。
最終面接の確認
転職向けのサイトを参考に、次回の面接(最終面接)のことを電話口でお伺いして、面接にどなたが参加されるかも知ることができた。
1名は一次面接にもいらっしゃった方(そんなこともあるんだ?)
もう1名が上の役職の方
たぶんやり取りをしている人事の方も一次面接同様に立ち会うのかな?
面接官も予測がついたし、最終面接の対策をはじめていこう。
一次面接対策のようなグダグダにならない様に。
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