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「あったら嬉しい」夢のマダイ商品大募集!

養殖生産現場の危機

コロナショックの中で、普段よくお世話になっている複数の生産現場の方々から、「なんとかしないと、いよいよ未来がない」というショッキングな声が挙がってきています。

特にマダイはコロナ以前に、昨年から魚価が低迷しており、ここ数年で最も低い水準となっていました。

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そこに追い討ちをかけるかのように今回のコロナショックによる販路の封鎖・流通量の減少。

・飲食店(居酒屋、寿司チェーン等)需要の大幅下落
・イベント自粛による結婚式等の「めで鯛需要」の下落
・物流の混乱による海外輸出の一時ストップ
・スーパー等小売需要も低調

家で食べる割合の増加に伴って小売需要は伸びているのかと思いきや、これも通常より低い水準だそう。買い物頻度を抑えるために保存が効くものを買いたいといった消費者心理が反映されているのかもしれません。

ただでさえ、掛けたコストに見合わない魚価で、それでも売上を立てるため身を切るように営業を続けていた中で迎えた、今回の事態。

行き場を失った魚を海で養い続けるために、先行き不透明なまま、莫大な餌代を今日も垂れ流し続けなければならないという逼迫した状況にあります。

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魚を、マダイを、食べて欲しい。

弊社ではこれまでAIを活用した「魚の食欲解析技術」の提供などを通して生産現場の課題解決をサポートしてきました。その中で水産養殖業界自体をサスティナブルなものとするためには、魚が消費者に届けられるところまでを含めた課題解決が求められると気づき、そこへ向けた取り組みも少しずつ始めています。

そして今回の事態を受けて、生産者でも卸でもない、斜めの関係性である我々だからこそできることがあると信じて、動き出しています。

具体的には、時流にあった新しい商材開発・販路の開拓、キャンペーンの打ち出しなどについて様々な方々を巻き込みながら、議論を始めています。

個人的な想いとして、そんなことは百も承知で普段から奮闘していらっしゃる方々がいる中で、大変おこがましく、理想論だと思われてしょうがないのですが、今回のこの機会に、単に今ある在庫を一過性の安売りやキャンペーンではけさせるのではなく、未来に繋がる仕込みをしてみたい。この機会に、魚を食べたいのにどこか遠ざかっていた人たちの生活の導線に溶け込み、手に取りたくなるような、そしてリピートしたいと思ってもらえるようなものを作りたい。と考えています。

「あったら嬉しい」夢のマダイ商品大募集!

そこでこれを読んでくださっている皆さんにお願いが・・・!
皆さんが普段買い物されるコンビニやスーパー、宅食サービスやネット販売。そういったお買い物場面のなかで、どんなマダイ商品があったら試してみたいか、教えてもらえませんか?
題して、

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(マダイ以外の魚種についても今後継続的に聞いてみたいな〜という淡い期待を込めて「おさかな」と名付けました)

今回のテーマは【 マダイ 】。

鉄板の、お刺身、塩焼き、煮付け。

お刺身と甘めの醤油だれと卵で食べるご飯かっこみ系「鯛めし」や
ご飯とお出汁と一緒に炊いて、はふはふ幸せ系「鯛めし」。

私の一押しは、普段出張先でよく食べている「マダイのごまだれ丼」!
ご飯の上に薬味とマダイ切り身、そこにごまだれをかけて。切り身でご飯を包んでパクリ。思い出しただけでよだれが出ます。
レストランで食べたマダイのトマトパスタは味が濃くてとても美味しかったし、カルパッチョもワインと合わせて・・・嗚呼。お腹が空いてきました。

・こんな料理が自宅で手軽に食べられたら嬉しい!
・普段使ってるあの宅食商品のマダイバージョンが欲しい!
・料理に便利なこういう包装の冷凍フィレがあったら定番使いしそう!

などなど、
実現可能性は無視して構いませんのでご自身の生活スタイルに合った夢のマダイ商品を教えてください!

1)想定するお買い物場面(コンビニ、スーパー、ネット販売・・・)
2)加工方法(お刺身、塩焼き、カルパッチョ、冷凍パスタ・・・)
3)金額感(いくらくらいなら買う)
4)その他コメント(こんな包装だと嬉しい!や他のこだわりなど)
おまけ)魚のここが困る!これが解消されたらもっと魚買うのに!

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多くの方のご意見があれば、小売バイヤーの方にもニーズが伝わりやすいかと思っております。拡散いただけると、とてもとても嬉しいです。

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