![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144312556/rectangle_large_type_2_05c25bea3e7d79e4638a79e0b2c080d4.png?width=800)
ノカノ歌 水無月の俳句
鳥の声囲わんとする夏木立
木々の間から聞こえてくる鳥の声は、森に囚われているようだなあ
夏の雲ともに眺める知らぬ人
空が見渡せる場所で、おんなじ角度に首を上げている人
帰り道不意に違って見える夏
なんか、あれっ、ちょっと前までと景色が違うな? ってなる
結葉やきれいごとだけ見ていたい
繁った葉の間から見える空だけなら美しいのにね
夏の日に選ぶワッフルレモン味
正確にはレモンとプレーンを選びました
鳴き声と影だけ残す夏燕
見上げてももういないんよ
茉莉花の香りで思い出されたい
ふっとかすかに香る思い出のようになりたい
夏の蝶顔を上げれば姿なく
見上げてももういないんよ(一句ぶり二度目)
お目当てを買えぬ帰りのかき氷
「か」のリズム感がいいですよね(自句自賛)。なお実際にはこの「かき氷」はフローズンドリンクであった
高らかに夏鶯と我の歌
いまも聞こえる鶯の声。歳時記によると、「老鶯。声に張りがなくなった鶯のことを言うが、実際には春よりも上手に鳴くし元気だよね」とのことなので、自分もそうであれと願ってみたよ。
昨日より一段と濃い木下闇
日射しが強くなるたび闇も濃くなるねえ(全日本当たり前協会)。
猛暑日の日陰をたどる列並ぶ
みんな道の片側によって歩いてるのおもろい(私もです)。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?