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2023年12月25日月曜日分1570日経レバ日証金貸借取引残高&センチメント指数読み解き①

メリークリスマス!🤶
12月  25日 月曜日分 日証金 貸借取引残高速報  センチメント指数 読み解きです。

良い休日をお過ごしでしょうか?🎄
昨日はとあるところで投資家さん数人と不動産投資のお話を伺ってきました。楽しかったなぁ。。

素敵な不動産投資家さんたちとメリークリスマス


クリスマスなので、2回に分けて、読み解きをやろうと思います。前半は日証金を中心に、他のチャートを混ぜていきますね。誤字脱字あるかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。後半は、遅くなってもなんとか今晩中に投稿したい、と思ってます。


日証金 貸借取引残高

日証金 貸借取引残高(12/22)速報 & 信用データ

新規の空売り1752、返済の空売り3142、空売り残29979、前日比の空売り-1390
売り方悪化
新規の信用買い1465、返済の信用買い36060、信用買い残193761、前日比の信用買い−34595
買い方良化
残高の差引163782、前日比の差引-33205   需給良化


前置き


最近、日証金を目安とすると同時に、PTSに眼を通す重要度が増してきているのかも?…と感じています。
「一体何を言ってるんだか」
と感じるかもしれませんが、理由はこうです。

SBI証券が取引の諸々手数料の一部をゼロにするなどしたことによって、SBI証券がユーザー市場に占める割合が増したように思っています。(具体的な数字があると良いのですが…)
そうすると、SBIさんのPTS市場が以前より活発になるんじゃないか?…と考察するようになりますね。

同じ銘柄、どこで売っても、買ってもいいんですから、SBIで多くが取引されたら、 SBIさんの手持ちの中で取引が完結しやすい訳です。そうなると、日証金に付け出されるということがなくなり、日証金のデータはより取引の実態から乖離しやすいというわけです。

前置きナガっ!!て、、、すみません!
さて、本題に入って日証金を見ていきましょう。

読み解き

買い方から見てみましょう。返済が3.6万あります。前日、12月21日木曜日の新規の信用買い9.3万の一部が翌日12月22日金曜日は高寄りし、返済されたと推測します。この場合の注目は、およそ20650〜20700円辺りのゾーンです。図では20650円に線を引いてみました。(これは前回の投稿にも共通する視点)

新規については0.1万で、極めて少なかった。従い、残高は19.4万となりました。ここでの違和感はこの残高


1570 日経レバ チャート 10分足 期間3日

売り方は、新規が0.2、返済は0.3、残高3.0万と極めて少ない動きでしたね。

さて。
買い方の残高は19.4万と、全体から見て多めです。
単純に見ると、残高が多い場合、”これから上昇するの?”とか”下落時に投げることになるの?”
とか、色々想像しますよね。

答えはどこにあるでしょうか。現時点(12月24日日曜日のお昼頃)には次のような感じに見えてきます。
ここで先出しですが、PTSを見てみましょう。

PTS

1570 日経レバ PTS チャート 1時間足 期間3日

PTSでは、12月22日の大引けの後、16時30分頃から一時的な価格の歪みが発生し、上昇しています。20700円以上の売買がやや活発です。最終的には12月22日金曜日の最高値付近の20915円になっています。(12月24日日曜日お昼頃)
もうちょっと細かくみてみましょう。


1570 日経レバ PTS チャート 10分足 期間1日 

ピロン、と上昇してますね。スマホで見ると小さいかもしれませんけれど、確認できると思います。
次に日経平均先物(https://nikkei225jp.com/cme/)をみてみましょう。

日経225先物 リアルタイム チャート CME SGX

…やはり上昇してますね。

日経レバ、日経平均株価、日経平均先物の値動きが揃うことについて、野村アセットマネジメントさんのサイトに次のような記載があります。

日経平均株価、日経平均先物、日経レバレッジ指数ETFの間には裁定(価格の鞘寄せ→価格が近づく力)が働きますので、3者のうちいずれかだけが大きく乖離することはほとんどありません。

https://nextfunds.jp/semi/article19.html

上記を踏まえて見ると、15時近辺で変化が起こりやすいことは予想できます。

今回の現象について書くと。
15時で後場を終え、日経平均株価の影響力に変化が顕れると、PTSで日経平均先物と日経レバレッジ指数ETF(1570日経レバ)との間の相関が相対的により際立つ傾向にあるのかもしれませんね。

これが歪みの一因である可能性があります。

日証金に話を戻しますと、買い方の残高の多さ、売り方の動きの少なさは、日経平均先物の”見解”と合致している可能性もありますね。

この辺りを見ていくのは非常に面白いと思います。(今後「日経レバが何者であるのか」をもう少し知っておくと良いと思ったので、後々自分の後学のためにも書いてみたいと思います。)

毎回同じメッセージなのですが、12月25日の朝8時の全板、日経平均先物の動きには注目しましょう。

PostPrimeセンチメント指数

Nikkei投票率チャート(日足)2023年12月24日12時頃

12月24日お昼頃に確認したセンチメント指数の投票率チャートを確認すると、12月21日木曜日〜23日土曜日は、日足が上昇しています。60%を少し超える程度ですが、日経レバは2連陰線だったにも関わらず上昇した点が興味深いです。

1570 日経レバ チャート日足 〜12月22日金曜日

こうやってみていくと、日証金の買い方の残高が多いのは、「ああ、そういうことなのかぁ」と感じるかもしれません。

これはあくまで一つの見解です。”真実を確かめる術”はありません。必ず”こうだ”と言い切れることでは無いので、ご注意ください。

…以上が、12月24日お昼頃までの読み解きです。

センチメント指数にせよ、日経平均先物、などなど、できる限り相場が始まるギリギリに見た方が良いのですが、心の準備と言いましょうか、あらかじめいくつかのシナリオをシミュレーションしておくのはプラスに働くと思っています。

さて、今から買い出しに行かなくては。
それでは良い週末を〜〜!!!🤶🎄


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