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オンライン配信サービス比較

4月に入ってからリアルイベントの開催ができないため
セミナーやカンファレンスの実施はほぼ全面的に
オンライン配信に切り替わっています。
ミーティングやウェブセミナー(WEBを使ったセミナー)の
様々な配信ツールが提供されており
またそれらのサービスは日々更新、変更されています。
簡単な比較表を作ってみました。

スライド2

会議やミーティングは、基本的には参加者全員が発言ができ、ビデオ画像が並び、会議や研修などを目的に設計されています。

詳しくは、会議・ミーティングで使用されるツールは下記でまとめらていますのでご参照ください。

私のところに相談が多いのは、会議ではなく、セミナーやカンファレンスをオンライン化したい要望が多く、講演型やパネルデスカッションを多数に配信する目的で設計されているツールがこれに当たります。

これらのセミナー型の配信ツールを簡単に比較してみました。

スライド3

対象人数によってもプラン(金額)が変わり、アーカイブができたり、視聴者(参加)のログを取るなど、様々な違いがあるため、セミナーの目的によって選択が必要になります。

また双方向的にアンケートを取ったり、資料をダウンロードしたり、講演者のプロフィールを紹介したりするようなイベントソフトの機能を含めてサービス提供をしたり、バーチャル展示会を軸にしたサービスも提供されています。

今後を見据えてリアルイベントとの融合
イベントの自粛が解けて、リアルに戻った時に、これらのオンライン配信はどうなっていくのでしょうか?
実際にオンライン配信をしてみると、リアルにはない様々なメリットが見えてきました。

・移動することなく全国・世界中から参加ができる
・アーカイブされていれば自由な時間に視聴できる
・チャット機能を使うと気兼ねなく質問ができる
・途中参加や途中退出がしやすい

主催者にとっても以下のようなメリットがあります。

・参加者が増えても会場のキャパを気にしなくていい
・リアルに比べて気軽に安価でセミナーが開催できる
・受付や進行など運営が楽

イベントやセミナーの中には、オンライン化することで目的が達成できてしまいリアルなセミナーを開催することない類のものもあるかと思います。ところがオンラインだけでは達成できないイベントが多いことも事実です。むしろ、オンラインが進んだことでリアルイベント価値が見直されていると思います。

とはいえ、上記のようなオンライン配信のメリットを活かしつつ、リアルにつなげていくこと。つまりファンづくりや集客のきっかけとして活用することが予想されます。リアルとオンラインのハイブリット化も進んでいくことになると思います。むしろリアルなイベントの魅力を整理して提供していくことが一層求められる時代に突入していきます。

ウェビナー型の配信ツールに求められること

一部のツールではセキュリティーの脆弱性が問題なっており、よりセキュアなツールが求められています。またリアルなセミナーと同様にマーケティング的な観点からすれば、参加者の情報や満足度や関心度なども含めた情報の収集がより必要になります。

さらに課金可能な配信システムも求められています。課金が必要な背景には主催者の意図があります。

・講師への謝金や運営費は確保したい
・オンラインであっても参加費は徴収し利益を作りたい
・リアルイベントとのダブルポケットで収入を得たい
・無料だと参加率が下がるので、有料化したい

これ以外にも、課金システムに関してはご相談も多く寄せられており必要性を強く感じています。

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