日記(16)

2019年12月23日

 先週の19日から21日にかけて奈良と京都に行ってきた。先月の文フリ東京では、前日に一睡もせず強行軍で現地入りして宿の二日間でもほとんど眠れずにしんどかったが、今度の旅では前日、初日とまずまずの睡眠が取れた。
 二日目は初めてひとりでバーに行き、カクテルやハイボールをピッチ速めで飲み、気分が高揚し初対面のバーの常連さんたちといろいろと余計なことまで語らって楽しかったけどいまとなっては反省している。
 旅の主な目的としては、東大寺、批評誌の打ち合わせ、書店巡り、ベケット映画祭などがあったが、どれも楽しめたしそれなりに順調にこなせてよかった。
 本の購入リストを晒すのなら……

飛浩隆『自生の夢』
高野悦子『二十歳の原点』
倉橋由美子『パルタイ』
車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』
村上春樹ほか『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』
村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』
大岡昇平『靴の話』
安部公房『終りし道の標べに』
安部公房『他人の顔』
小林多喜二『防雪林・不在地主』
桜井鈴茂『終わりまであとどれくらいだろう』
舞城王太郎『スクールアタック・シンドローム』
石川淳『ゆう女始末・おまえの敵はおまえだ』
柄谷行人『マルクスその可能性の中心』
保坂和志『読書実録』
チェーホフ『桜の園・三人姉妹』
G・ガルシア=マルケスほか『グアバの香り』
池井昌樹『この生は、気味わるいなあ』
内田恭子『チョコレートと犬とベッド』
浅野いにお『Ctrl+T mini』
『子午線3』(書肆子午線)
(全20冊・順不同)

 地方への旅、それも関西方面の奥深さを感じている。三重や和歌山などにも行ってみたい。

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