日記(10/6~10/12)

LED電球が切れたかと取り替えたらソケットが壊れていた。電器店に再び訪れるのも億劫で放置しておりスタンドの灯のみの薄暗い部屋でブログを記している。
以前、noteで「週記」という一週間の記録を残しているフォロイーがおり興味深く拝読していた。日記だとどうしても日々の雑事のなかで次第に面倒になり継続できない。自分の日常は他者や外部との交流が希薄でのっぺりとしてひどく退屈なものだ。だから週単位の記録をアップしたところで無味乾燥なものになるだろう。だがここはひとつお試しで挑戦してみたい。それに別名義のブログで月単位の記録を書いたことがあった。あれよりはまだマシになるのではないか。

10/6(水)
午前『文芸思潮』第81号とお礼状が届く。4日にも同号は送られてきて都合2冊になった。兄と分ける。『REBOX2』の正誤表をコンビニ発送の4冊に挿入する。四流色夜空さんにDM。
10/7(木)
早朝、村上春樹『女のいない男たち』(文春文庫)収録の「ドライブ・マイ・カー」を読む。日曜日の映画『ドライブ・マイ・カー』(2021)鑑賞会の予習を兼ねて。コンビニで同人誌を匿名発送する。『無法松の一生』(1943)を録画。私鉄に乗り駅前の書店へ。文芸誌の発売日のため。新人三賞を立ち読み。多和田葉子『地球にちりばめられて』(講談社文庫)と『アン・アン』(マガジンハウス)を購入。帰宅のついでに最寄りの書店にも顔を出す。ここでは『チェンソーマン8』『17‐21』(共に集英社)を。午後8時、ノーベル文学賞発表。現タンザニア生まれ、イギリス在住のアブドゥルラザク・グルナ(1948-)が受賞。邦訳なし。難民をテーマにしているそうで日本の入管問題が咄嗟に浮かんだ。
10/8(金)
朝からコンビニ発送1件を済まして通販は完売。その足で買い出し。薬局で龍角散ダイレクト、アンメルツヨコヨコを購入。書店では予約していた『文學界』(2021・11)を受け取り。自販機でカフェオレ。帰宅したらポストに『反逆の神話』(ハヤカワ)が届いていた。春樹「シェエラザード」「木野」を読む。後者にヴァージニア・ウルフを想う。すぎやまこういち(90)の訃報。
10/9(土)
まだ仮住まいの新居でボルヘス『伝奇集』(岩波文庫)収録「トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス」を読む。異常論文として愉しんだ。西野七瀬『言霊荘』スタート。なぁ~ちゃんの『情熱大陸』はまだ録画のまま。『ラッキーストライク』をBOOTHで注文。
10/10(日)
午前、新居で『青春ヘラ』vol.1を読む。ヒロインからの手紙で現実がバグる。午後3時から『ドライブ・マイ・カー』鑑賞会。4人集まった。あるアニメとの対比で盛り上がる。『スタートレック』(1979)を録画。
10/11(月)
電器店でLED電球を買う。カフェオレを飲む。その足で瀬希瑞世季子さんのネプリをする。新居でその短歌を読む。息が詰まりそうでとても良かった。『御法度』(1999)を録画。深夜のスペースの流れで早稲田暴力会『ウルトラ・バイオレンス 鬼殺し編』のしがないさんの論考を二つ読む。柄谷行人や浅田彰の文章を彷彿とさせた。
10/12(火)
アマゾンで『三田文學』『流れ弾』『新潮』『物語の構造分析』が同時に届く。これも同人誌の売上の恩恵だと購入していただいた方々と編集長ならびに寄稿者のみなさんに感謝。秋文フリ東京の冊子の編集をちまちま進める。

週記、かなり骨が折れる作業だった。継続できるかどうか不明である。

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